[0033] イフの世界【冬コミ記念:月姫SS】 (2002/12/28)
高い天井、黙々と移動する凄まじい人の群。 そして目の前から見る間に消えていく柱。 「関係者だから気を使ってくれたんだろうけど……大手じゃないからなぁ…やっぱ誕生日席っていうのは緊張するなー……」 「………やっぱ一日目にすれば良かったかな……」 目の前から消えゆく本の柱を眺めつつも普段の行動からは思えない素早さと的確さで目の前の人の群を掃いていく。 「手伝い無しのひとりっきりの誕生日席……」 自嘲気味につぶやく、晶。 がんばれ、晶ちゃん。 解説:おそらく行きません冬コミ、ひとりきりで行くのは…寂しい。 -end- |