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在りし日の歌 |
メーカー名:Mercurius
プレイメディア:CD プロテクト:無し 差分ファイル:有り 体験版/デモ:有り 原画:犬神藤丸 シナリオ:山麻泰人 ■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑)) 自分の中がからっぽだと思う少年。 彼は母を亡くしていた。父は自分をおいて出て行き、少年は祖父と二人きりで生活していた。 不満があるわけでもない。日常生活は送れている。 波のないただの洞。それが突然目の前にいた少女の出現で一変する。 妹だと名乗る、玉藻。 玉藻の出現は様々な少女達の気持ちの変化や、新たな出会いを呼び寄せる。 元気で明るい、幼馴染の千帆。 散歩コースの途中の神社の巫女の多少ドジな内気な少女、一未。 彼のお気に入りの場所で出会う、旅人だという、菻。 彼の空虚は本当に空虚だったのだろうか。 自分の心に再び問いかける時間がやってくる。 ★購入理由:未開封でアレはありえない。 ★システム(★★★★) クイックセーブに、オートセーブにそれなりに多いセーブと、充実はしてます。 微妙に使いづらい気もするんですが、まあ高水準だし。 あとエフェクトというか、効果が結構良い感じ。キャッチがさりげなく格好良いです。 ★サウンド(★★★) BGM SE ボイスなし。まあ以前にもメリクリウス作品はやってるのでこれも結構寛容。 OPがないのはちょっとアレなんですが。まあ代わりになるプロローグはあるので・・・。 音楽もありきたりとはちょっと違った感じで好みです。 でもやっぱり突然意味もなくBGMを切らすのは訳わからないんですが。 SEもあった気はしますが、記憶に残ってないんですが。 ★CG(★★★★) 背景 立ちCG こういう独特な絵柄はかなり好きです。目に表情が出てる感じで、懐かしい感じの絵。 塗り方も絵に合わせてあるのがいいです。 ■攻略順■ ※ヒロイン開示ごとに、「ADDITION」の「OMAKE」に「夜の殿」でヒロインとのおまけえちが開示。 玉藻クリアでおまけシナリオが1本開示、全クリアでもう1本開示されます。 ★Kの攻略順 千帆→一未→玉藻→菻 ★最終推奨攻略順 一未→千帆→菻→玉藻 ★攻略順について 伝奇はありません。ちょっとはありますが、あくまでも軽め。布石としてあって、その結果、主人公がどう動くのかという話。 一未も千帆も基本的には普通の話。恋愛が強いわけでもないのがなんとも。 菻シナリオはラストを回避できたらそうするべきかと。 玉藻クリアしないと菻が攻略できないなら、千帆とかをラストにしちゃえ、と言いたいぐらい、 ラストは回避推奨です。 自分の順番が悪いのかもしれないのですが、菻は玉藻の後か、ラスト固定かもしれませんが、 ラストは絶対回避したほうがいいと思う。 私は「千帆→一未→菻→玉藻」にしようとしたのですが、どうしても菻ルートが開示されませんでしたが・・・。 ★主人公雑感 (名称変更:不可) 内面も外見も野暮ったい感じの青年。からっぽとか何とかいってますが、別段至って普通のぼんやりさん。 個人的感想から言うと、母性とか異性の愛情が欲しかっただけなんじゃないかとか。 あーあと、恋愛→えちのスイッチ同じ人。 ★シナリオ雑感 どこまでが共通でどこまでが個別なのかわからない上に、短いという噂。 テンポが悪くないのでその辺もあるかもしれませんが。 幼馴染、妹みたいな巫女、旅人だと名乗る不思議な女性、とだんだんと距離を離していって、 狐憑き(きつねうつりって言ってましたがきつねつきとは違うのか?)という設定が、 この絵だとしっくりくるのは懐かしさを感じる絵だからでしょうか。 ヒロインに出会う日々を淡々と過ごしていただけなのに喰われました。なんなんですか、菻さん。恐るべし菻さん。 あーあと、微妙にヒロイン個別シナリオが入っているのか、キャラエンド感想が書きにくいですが、行ってしまおう。 ★各キャラエンド雑感 ●千帆@幼馴染 まあフラグは言わずもがな立ってるので問題なし。 トモルは知ってて知らないふりをしている可能性もありそうですが。いやだなあ、これだったら。 微妙に気弱ぽいのに、好きな人がいてくれたら無限大に強そうな感じが可愛いです。 しかし、このよくわからないパフォーマンス兄弟ネタ・・・なんなんだ? うわあい。 ヒロイン独白きたですよ?(←好物) ・・・まあその後の暴走はともかく。いや、かち合わせにならなきゃ好ましいので。 可愛いよなあ畜生。 ・・・・・・!!!!!!!!!!! 「ーーーあーん」 かーーわーーいーーすーーぎーーるぅううう!! うああああああああ(ごろごろと転げまわる) 萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌えええええええええ!!!! 原画、犬神藤丸氏、あなどれねえ、あなどれなすぎる。 ・・・電波? ・・・・・orz 千帆の逆ギレはまあいい。いいが、その、主人公の行動が完全に不明です。 ごまかしてるのか? ・・・そう思っておこう。・・・その方がまだマシだ。・・・ふ、ふふふ(愕然とした乾いた笑い) うーん、正直、話にのめれない気がします。なんていうか、あらすじだけ読まされてる感じ。 一番の問題はちぐはぐな主人公。生々しいのかそらぞらしいのかどっちかにしてほしい。 うあ、千帆ってあれだ。「みせてんのよ系」だ。 うああ、たまんねーぞこりゃあ。 うさぎリンゴのときもやられたーとか思ったが、すげえ。どこのコンシューマかってぐらいあまずっぱい青春物語ですよ? わはははは。 ありえないほど残酷な男だっていうのは判りましたよ? かわいそうに、一未・・・ていうか、早いもん勝ちっつーか、心の中を揺らせたら勝ちだなあ、完全に。 あー、菻のアレはノーカンでしょう。出てもこないし。 しっかし・・・キスしたらもう彼女かあ。すげえいい世の中だよなあおい(ちょい怒) えっと、終了。こりゃあ・・・確かに短い。なんともまあ、あっさりと。 まあほのぼのーで終わるというか、日常に埋没する事こそ至高みたいな。 まあありえない強引さだとは思うのですが、話が短すぎて話の強引な幕引きもあんまりピンとこないというか。 気になるのは、最後の方の玉藻のアレと(どっちを最後にしたもんだか・・)、 別な意味で気になるのが最後の強制オートシナリオ。演出上の必要性だったのかもしれませんが、 微妙に読ませる文をオートで飛ばすのには賛成できません。 ●一未@巫女妹系 こちらも同様に、まあ千帆よりフラグ立ってる。 やっぱり・・・恋愛シナリオとしてはかなりうまくない。告白されたら即好きになるのかと問い詰めたい。 これでまだ伝奇色とか恋愛フラグ以外が強ければまだいいんだが・・・どれもぱっとしない。 ベッドならまだわかる。あれはしきっぱなしがデフォルトだから。 だが。 『敷きっ放しの布団がある自分の部屋に招く告白前の男』 ・・・駄目すぎる。 そして、告白から1秒なしでえち。 主人公の方が好きで告白してっていうシチュエーションならまだマシなんだがなあ。駄目すぎる。 終了。流れ的には全然駄目だった・・・orz 波のない穏やかなゲームではないはずなんですが、どうも面白みに欠ける。 恋愛もなんかもう熟年夫婦とか老夫婦なみになんだかだし。 ●玉藻@新種妹 なんつーか名前で某先生のライバルの方を思い出すし、そもそもこの名前ってたしか、 晴明のお母さんとかがそんな名前のアレだったような。 本当に短いというか。同じ内容のテキストが流れるのに未読になっている部分とか、 まあとにかく文章に魅力が感じられないのでスキップの嵐になっている上に短いと来てたので、 エンディングが来ても微妙にそらぞらしいというか、とんでもない事になったなあ、 というエンディングなのに、ふうん、という感じで。というか、後味が微妙に悪い。 じいちゃんはいい。まだフォローがあるから。 だが、父さんとか一未ちゃんとか。一番酷いのが千帆への対応。 ああいうエンディングならそれはそれでちゃんとフォローすべきではなかったんだろうかとか思う。 うーん、でもああいうエンディングになるたびにどっちが良かったんだろう、と毎回思います。 ●菻@旅人姉御 各シナリオで背中押し係を担当した御姉様。そしてたぶん微妙に初めての人(笑) 千帆シナリオではちょっと正体が気になったりしてますが。 超攻略大失敗。 orz 最初に菻を攻略しておけば、しておけば・・・! 個人的には玉藻の直前にしておけば、玉藻シナリオはまだ盛り上がれたと思うのですよ。 別の意味でもこのエンド、超バッドなんで・・・ ■おまけ: 夜の殿→ヒロインとのえちシナリオ。はっちゃけちゃってるだけなんで別に。 平凡な日常→北斗視点玉藻補完。 ナナ→ナナちゃん大冒険活劇(?)。個人的にはてんてきが大好きです。 ★シナリオ統括感想 短い、淡々としている、正直あんまり面白くはなかった。確実に練りこみが足りないし。 絵は良かったけど、それだけで褒められるほど枚数があるわけでもなく。何とも評価に困る作品ではあります。 最終オススメ度 ★★ 響くものがなかったので、正直奨めにくい。 |
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