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Be-Yond |
メーカー名:elf
プレイメディア:CD プロテクト:有り 差分ファイル:無し 体験版/デモ:無し ■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑)) −−ふと、目を覚ました。 最悪の、目覚め。 身体も、喉も痛い。全身が悲鳴を上げている。 何があったのか、思い出そうとする。 −−何も、思い出せない。 主人公、小十郎は『漆黒の魔王』と呼ばれる存在。ただし、記憶喪失のせいか、どちらかといえば善良な存在。 彼が乗る宇宙船、鳳凰の中にいたシモベであると言う少女−レンと共にあてもない旅に出ることに。 その中で出会う女性達。 小十郎のせいで栄光から転落への人生を味わい、復讐を誓う女刑事、エバ。 主人公に助けを求めたハンター、フェイ。 追われているのを助けたせいでつきまとわれるはめになった、王女アメジスト。 彼の事を恐れずに介抱してくれた王女、チャイム。 レンと2人きりだった宇宙船にどんどん新しい住民が増え。ドタバタと騒がしくも明るく楽しい旅が続くと思っていた。 でも。浮かぶビジョン。『記憶喪失』である自分。そして、殺戮しまくっていたという過去の自分。 話は嵐の中に巻き込まれていく。 ★購入理由 笑えるゲームが欲しかったので。 ★システム(★★★★) リニューアル版とはいえ、多少古い作品…の割に色々ちゃんと入ってるのが凄い。目パチ、口パク有り。 眉を寄せたり、涙が滲んだりと細かな作りです。 セーブは10個、セーブ場所は微妙に固定(コマンドがあるとき)ですが、未既読スキップも有り。 緊急回避モードの画像表示も出来る。回避したことはないが。でもこの画面かなり面白い。特に芳樹VS遺作が(笑) ただし、設定等出来ない時があるのが不便… ★サウンド(★★★★) OP/ED/BGM SE 声 声付き。かなりお上手な方々を使ってらっしゃる気がします。 3Dによる宇宙船等のアニメーション有り。流石に豪華。 OPの代わりにス○ーウォ○ズを彷彿とさせる演出付き。ただ、ロード画面にいくのに右クリック。 EDもSF映画をまるっきり意識した作りになっています。 SEは豪華。この辺はさすがエルフ。 ★CG(★★★) 背景 立ちCG アニメアニメした絵、塗り。だからうまく合ってるかと。 ギャグ絵もその等身で行えるというのは意外に少ないので貴重かと。立ち絵パターンもかなり抱負。 宇宙船等に3D使用。 ■攻略順■ ★Kの攻略順 チャイム→ベル→アメジスト→フェイ(エンド2種)→エバ→レン ※フェイバッドエンドとエバエンドは挫折しました。 ★最終推奨攻略順 ベル→チャイム→フェイ(バッド→ハッピー)→アメジスト→エバ→レン ★攻略順について 情報等手に入れられず。流れはほぼ共通。 今回は好感度ではなく、効率の良いエンディング順を模索してます。レン以外はどれも一緒かなと。 フェイバッドは2章で一度本流から分岐。弟子にするか否かでハッピーとバッドのルートの2種有り。 フェイバッド以外は8章までが同じルートが可能かと思います。ただし、エバエンドを迎えられなかった私の情報ですから。 戦闘に負けると迎えるベルエンド(ただし、『あきらめない』ではない方を選び、 一度ゲームを終わらせないと『おまけ』のエンディングリストに登録されません)がファースト。 後は…殆ど差はついていませんが、一応。 アメジスト、フェイ(ほぼ同内容)<チャイム(ベルエンドの側にあった方が肩入れしやすい)< エバ(内容はチャイム達と同じだが、補足が若干有)< レン(ラスト回し確定にする程ではないがでも明らかに最後のプレイを意識した作り) ★主人公雑感 (名称変更:不可) 記憶喪失の他称、『漆黒の魔王』。残忍きわまりない性格とされ、先文明を滅ぼしたともされる。 現在は記憶喪失のせいか、むしろ鈍感で天然な人の良いおっちゃんの様な性格をしていているが、 やることが全て天然で暴走なため、周囲が被害甚大。色々と既に滅ぼしたりしてしまっている。 ★シナリオ雑感 ●第一章:降臨 個人的には主人公雑感にも書いたが、『おっちゃん』的なイメージ。微妙に若くはないだろう。 しかし、面白い。笑いまくり。パロディとかで笑わせていないので、ちゃんと勝負している感じ。 それにしても…エバ……哀れだ…… そして、微妙なのがレン。可愛いよ? 可愛いんだけど、設定にある『表情に乏しく』とあるが、全く、これっぽっちもそんなことがないんですが。 マスターラブオーラ出まくってるし。個人的善悪が微妙についてない、が正解かと。 ●第二章:受難 余りにも哀れなエバ物語。キーワードは花園(笑)あの背景の細かさが面白い。 操縦席の湯飲みも気になったが(ちゃんと湯気たってる)、後ろの洗剤が。 そして、ちょっと優しくされただけで弱い辺りは男性に超弱な予感。 これもある意味ツンデレか。 ●第三章:続・受難 乾電池エネルギーって凄い。たぶん単二2個。(笑) そして、やることなすこと本当に全部裏目に出てるな小十郎(笑)まあレンも天然で暗躍してるが(笑) そして、自爆暴走の得意なエバ。あーあ。 ●第四章:神風 タイトル通り、『神風フェイ』と呼ばれる眼鏡ッ娘フェイ登場の巻。 どーーーーも、やはり眼鏡は駄目だ。だんだん何というか、逆洗脳っぽく苦手になってきてるな自分。 しかも泣けばどうにかっぽいのが凄く駄目。しかも『神風』っていうのがどうも出てきてない… 小十郎もだが、レンもフェイも勝手に大暴走。泣けるシナリオはついていたものの、そもそもフェイが駄目な私は何とも思えず。 フェイにはバッドとハッピーの2種類のエンドがあるようですが……えっと。バッド、やらないかと思います。 どーもなあ…あのやたらある思考選択を選んでまで眼鏡のバッドに行く気力が…ご、ごめんなさい… あーでもフェイと犬の文字アニメは面白いです。 ●第五章:宝石 アメジスト登場の巻。フェイと違ってこの娘は結構好きです。さっぱりしてるし。…まあちゃっかりしてるけど。 小ネタが面白いです。フェイとレンのどちらを選ぶかでイベントがちょこっと違うんですが、 私はちなみにフェイの方法のが好きです。絵的にも。 ひとまず、あの王子はいくらなんでもないだろう、と。ごめん、フェイがステキなんていってる時点で、 アメジストの代わりにフェイをあげるイベントがあるんじゃないかと期待した私は鬼です。 ●第六章:復讐 エバ・3度目の挑戦。…まあ途中まではアメジストのごろにゃんぶりがかわゆーてかわゆーて。 というか、エバフラグ設立シナリオ。というかメインシナリオ3回目。 複数シナリオなのは今のところエバだけなので、パッケージといい、裏メインに近い気が。 というか、最早正義とか何とかいうより執念というか、片想いのストーキング行為に近い気が。…命張ってるけど。 しかしこのシナリオ、良かったなあ。 ●第七章:天使 大好きです、チャイム。そのチャイム登場シナリオ。ラトクとセットで好みです。そしてロールパンも(笑) というか、主人公についていろいろ開示されはじめましたな。 しかし、チャイムは良かったなあ。なんていうか…ラストがもうって感じ。 ●第八章:閑話休題 なんていうか、結構さくっと八章までこれましたよ?…うむー。これならフェイバッドやってもいいかなとか。 というか、チャイムが初恋だったんじゃとか思わなくもない暴れっぷりが。うれしいなあ。 ていうか。いままでの4人(5人)よりこのシナリオで出会った4人のが可愛いし好みってどうよ。 ちなみに朱雀ちゃんが一番可愛いかな。まあ本命はあんずなんだが。 あーちなみに私は『恋姫』という作品をやったことがないので、ネタはわかりませんが。 さて、分岐前。ひとまず、 本命:レン、対抗:エバ、裏本命:チャイム(これは微妙な賭け。シナリオ的に)、汎用:フェイ、アメジスト という感じでまず、無難なアメジストから逝ってきます。 …と思ったんですが。流れ的にはイベントが入るだけで同じ流れで最後まで行くみたいですな。 ●第九章:再会 なんていうか、最初から勝ちが決まってる戦いって感じ?証拠もあるし(笑) えっと、後もいいですよ。あと証拠も好みだ。しかし…やっぱ駄目か…_| ̄|○ 好みなんだよなあ。 そして。てっきり何度もあったら、と怖がっていた戦闘部分ですが、ラストの戦いのみ。 コツをひとまず書いておこうかと。ちなみに私はゲームパッド+マウスでの戦闘です。 ・一度目はどういう戦闘か自分なりにチェック。 まず一度倒され、環境設定が出せれたらスキップをONにしておきます。そしてまずベルエンドを見ます。 倒されて、『あきらめない』を選ぶと戦闘時に戻り、しかもHPが増えてます。 三度ぐらい放っておいて倒されからプレイした方が楽かと。 ・サイズをウインドウサイズにしてカーソル移動範囲を縮めます。 ・攻撃は頭が一番効き目いいです。そして敵の攻撃は目からビームが一番強烈なので、自分のゲージ(下中央) と、敵の目のゲージ(上中央)のみ気にします。 まず、カーソルはデフォルトが目の位置。剣アイコンに変わったら速攻攻撃。 敵目ゲージが半分切ったら自分のゲージとのバランスを考え、攻撃→防御までが無理そうだったら、 下中央の盾アイコンのまま放置し、敵のゲージが1/5ぐらいになったらクリックします (防御は意外と短い間しかできない) なんだかんだで、ひとまず、アクション系の駄目な私が戦闘で勝てるわけもなく。ベルエンドへ。 流れ的にアメジストより早く終わりそうな気のするチャイムを先に行って来ます。 ●ベルエンド:一番さっさと見てしまうエンドかと。ていうかバッドエンドですから。 まあ一部にはハッピーというか…これもまた愛の形。しかし、ラトク…美味しいぞラトク…。 ちなみに、最終選択肢で『NO』を選んで終了させないとおまけのエンディングリストに登録されないので注意。 気付かず3度やってしまった…もしかしたらもっと別なのがあるんじゃないかと思ってしまった…。 ●チャイムエンド: 何とも言えず。ぶっちゃけ、もうちょっとどうにかならなかったのかと聞きたいような銀河投げエンド。 脳内補完しようとしてみましたが、そもそもの根幹の部分がうっちゃりなのでどうにもならず。 当然ながら、様々な謎は色々残りっぱなし。 …何というか…エピローグは確かにチャイムなんですが、直前でエバに全部持ってかれたからなあ。 後、最初の戦闘よりも後戦闘の方がきつかった…敵数減らしてくれよなあ… たぶん、チャイムルートとエバルートがこの戦闘があるのではないかと思う。 ちなみに。ガンシューの要領です。…が苦手なんですってばー。(実際コレでエバエンド諦めてる) ・ジョイパッドを持ってる人は絶対それで。 ・確実にウインドウサイズ ・マウスパッドは外す。滑りやすいものを下に敷く事推奨。 ・根性で頑張れ(え その戦闘で何か力尽きたっぽいんですけど? ●アメジストエンド: うーん、やはり『古い作品』なんだなあ、と。このエンディング…今やったら叩かれまくりだと思う…。 なんの説明もされてないし。でもMS-DOSとかウインドウズの初期ってこんな作品ばっかりだったなあ…とか(え エンディングが大抵うっちゃり投げだったよなあ。 というわけで、うっちゃり。まあそういう事の出来る人達だから考えられなくもないんですが。 ……たぶん、レン以外はこんな感じだろうと。_| ̄|○ あーちなみにアメジストルートだと2度目の戦闘がないです…よかった…… ●フェイエンド: バッドエンドは回収にします、やっぱ2章からはキツイです。 ていうか、上に同じ。うああ。 ●エバエンド: 何度やっても辿り着けなかったため、サガ夫氏投入でおまけで閲覧。…なんどやっても死ぬとこで終わる… やっぱ3章とっただけあって、失敗すればレンよりもメインくさいいい所取り。 ていうか、最後であーやっぱ魔王とか思いました。喰ってたし。 内容的にはチャイム、アメジスト、フェイ同様のうっちゃりエンドですが、 ほんの少しだけ補完している部分があるし、二人の今までの関係もあるのでこれで納得できるかと。 ●レンエンド: 彼女たちがどういう存在状態なのかだけが気になるところ。 でもラストのラストでもやっぱ全ハッピー、とはいかないとは思わなかった…_| ̄|○ こんなドタメチャコメディだからハチャメチャしてでもどうにか全ハッピーが欲しかったなあ… ★シナリオ統括感想 面白かった…が、一気にプレイする事をオススメする。間を空けてしまった私が負け組。 内容を忘れるとかそういうのではないが、微妙にキャラとの距離が近くないので、盛り上がりにくくなってしまった。 後、やはり古い作品であるというのを忘れてはいけなかった…あのうっちゃり具合は覚悟が必要だ… 『気付いているとは思う』で全部済まされるもんでもないでしょうに。 もうちょっと主人公&レンについて掘り下げて欲しかった気も…いやまあ設定上アレなのかもしれませんが… でもハッキリ『足りてない』とは思います。 まあ、内容的にこうなるのかもしれませんが… まあ結局久々の全クリアできず作品となってしまいました。 ★ラブキャラ なし。 最終オススメ度 ★★ エンディングは別として、古き良きDOS時代のライト宇宙コメディ希望の方に。 |
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-攻略順付き美少女パソコンゲームソフトレビューHP★Kのゲーム本箱-
■エンディング考察(超ネタバレ)■
(想像+超ネタバレ反転開始) ●ベルエンド:そのままの時間軸で進んだ結果。ていうか聖母と呼ばれるだけあって凄いなチャイム。 まあ凄いのは20年たっても少女のようなベルなんだが。 ●エバ、フェイ、アメジスト(チャイム?) エンド 魔王としての小十郎の力(あるいはあそこまで執着された器の力)+レン+レ'ンの力で、 平行世界への次元・時間移動ってぐらいしか想像つきませんでしたよ、自分。 ほら、肉体が人間体であることと、クリスタルの色が紫であったり双子であったりする事考えると。 ●レンエンド:恐らく二人とも肉体は既に失われている事と。 脳内妄想全開桃色フィルターにかけると、 魔王としての力を持ちつつも最高の器に入った状態で二人に助けられた小十郎が、器を魔導科学で分離。 レン+レ'ンを再生。チャイムを除いた超ハーレムで幸せに暮らしましたとさ、というエンディングに。 ごめんなさい、妄想が過ぎました。 (反転終了) |