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Crescendo 〜永遠だと思っていたあの頃〜

 

メーカー名:D.O.
差分ファイル:有り 体験版/デモ:無し
原画:紫川 弓夜  シナリオ:水無神 知宏
■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑))
 
 卒業を前に主人公、涼は出席日数の計算失敗から補講を受けるはめになっていた。
通い慣れた学校とも後5日で別れることになる。
 朝、義姉であるあやめと食事をし、
 教室でクラスメートの優佳の姿をたまに目にし、
 昼を殆ど香織先生のいる保健室で寝て過ごし、
 午後は文芸部で同級の歌穂や後輩の杏子と過ごしていた。
彼は表面上、その冷たさと1年の時に引き起こした問題から殆どの生徒の恐怖の対象となっていた。
他人と無理に関わろうとしない彼はそれでも構わないと思っていた。
でも、彼の内面の優しさにふれあう少女達の奥底に広がる熱い想いが、5日間の彼の日常を変えていく。


★購入理由
 
 レビューサイトの評価から。


★システム(★★)
 
 
年長組になると急に音声トラブルが起きるのはマシンのせいですか、ゲームのせいですか。
再起動とかしても駄目なんですよね。
 基本的なのはついてるので安定してます。画像表示してくれるし、ルートに載ったらそういう表示になりますし。
ただ、家族計画の時にも言ったんですけど。
フォント、本当に考えてもらえてないのが一番嫌ですね。
まだただのMSゴシックの方がマシだって…太くした挙げ句に影まで入れるのに意味なんかないと思うんですけど。
絵を見せたくないのかと疑えるぐらい文字で埋まります。
せっかくの絵も凄く薄く思えちゃうんですが…。

★サウンド(★★★★) OP/ED/BGM SE
 
 
 フルボイスバージョンではないです。
恐らくフルボイスはかなり薦められているようなのでそっちの方がいいのかもしれませんが。
(もしもモノローグをヒロインのボイスで言われるんだとしたら絶対フルボイスのがいい…)
このゲーム、バランス良く作られているので、
BGMもかなりしっとりとした耳に入りやすいものが多い気がします。版権物をかなり使っているからかな…
OPは本編のCGがかなり入っちゃってますがいい感じで。でも年上組のCGが異常にない気がしたんですけど。
EDは複数用意されていて、ノスタルジーにひたれる曲が多いです。
 SEは量自体は少ないものの、あるのはかなり秀逸な出来のものが多いです。
凄まじく良かったのが、手をはたく音と、缶ビールのぶつかる音。素晴らしい出来です。

★CG(★★★★) 背景 立ちCG
 
 基本が少女漫画な人間なので全然違和感なし、というかむしろ『うわいいなー』とか思った方です。
表情もころころ変わっていいんですけど、唇が色っぽいんですよね…学生じゃないよ奴らは(笑)
ちなみに嫌いだった優佳ですら可愛く見えてきてますのでかなり惚れ込んでますね。
テレ顔よりも不意打ちで泣かせた顔の方が今回はいいです。
や、主人公が格好良いっていうのは根本的デフォルトですので。あーでも杉村くんはNGですが。
だって爽やかすぎないか?いい人過ぎやしないか?
そしてやはりというか…中年絵になると一気に不気味になるのは何なのでしょうかね…


■攻略順■
※美夢は全員攻略後、攻略可能。

 ★Kの攻略順
優佳(エンド1→2)→杏子→歌穂(エンド1→2)→香織(エンド1→2)→あやめ(エンド1→2)→美夢

 ★最終推奨攻略順
杏子→歌穂(エンド1→(3)→2)→優佳(エンド1→2)→香織(エンド1→2)→あやめ(エンド1→2)→(脳内切替)→美夢

 ★攻略順について
 杏子と美夢以外にはエンディングが2種類あります。
いいエンディングが多いので見るのをお勧めします。
歌穂のエンド3に関しては未確認で申し訳ないのですが、えちなしエンドがある模様です。見に行きませんが。
 基本的には好きな順で。
というか美夢がラストという時点でどんな順でやってもいいやーみたいな感じです。
杏子・歌穂はほぼ共通なので、いっぺんにやった方がいいです。
個人的には弱い杏子が先にしましたが、インパクト的に考えると先に歌穂をやるべきだったかも。
香織先生が3番目。
で、あまり好きじゃなかったはずが最後が全部可愛くて仕方なかった優佳が4番目。
シナリオ的に他に較べては深かった、あやめが5番目で全員攻略が条件の美夢がラストで。


★主人公雑感 (名称変更:不可)
 
 学生相手と年上相手だと中の人が違うのかと思わせるほどの年齢差が垣間見えます。
CG見る分には青年というよりまだ少年の面影の方が強く見えるんですが。
 学生相手だと、血圧上がるの早くて、無愛想、でも範囲内に入ると優しいという何かもうメロメロ(笑)っぽいいい男。
しかも気障度が加速的に上がる…
 年上相手だと精一杯背伸びをしたいお年頃な少年を思わせます。

★シナリオ雑感
 
 はっと振り返ると短いのを感じるという綺麗な小品。
日数からしても当然なんですけど、だからこそ綺麗にまとまっているなあ、と納得できます。
数々のヒロイン達とのエピソードやこっぱずかしい思い出がたまりませんし。
ルート的には1日目が全員顔見せ、2日目がルート設置、3日からが個別ルートという流れです。

★各キャラエンド雑感(@後は必殺技です(笑))
 
●優佳@お姫様だっこ
 やはり生理的嫌悪感があるんですけど。でもこんなゲームをやってる奴にはきっと言われたくないだろうなあ。
という生徒相手に金で身体を…というほとんど見かけない設定の娘です。
 やっぱり多方面で言われているとおり、流れいい音楽に身を任せてる感じはしますね。
5日間という事と、別れと、過去のエピソードのセピアのイメージでどこか落ち着いた色合い。
…むぅ、でもどことなく文章がひっかかるところを感じるのは私だけでしょうか。
いや、問題ないんですけどね。
 さて、問題児の優佳さん。出会いのシーンが余りにもとんでもなくて、開いた口がふさがりません。
そしてベラベラと語られる赤裸々かつちょっとやはり下品な単語の羅列。
お姫様だっこなんていう、ああもういいなあなんてイベントもその後の話のショックで消えかけましたし。
我らが潔癖性な純情硬派青年涼くん同様、嫌いというより関わりたくない女………でした。
ええ、でした、なんですよ。追っていって会話を交わしたり、エピソードを聞いたり、
彼女の行動を見ていてそれを推理して脳内補完しちゃうと………!可愛いッと。
子犬ですよ、雨の日に出会った、飢えた野良子犬。ああもうって感じで。
 私、OHPの小説を読んじゃってるんで余計そう感じるんですけど。あの小説、かなり諸刃の刃ですな。
後で読んだ方が良かったか?…いやでも知っているからこそできるほくそ笑みというのもありますし。
というか、一番楽しい部分がまんま載ってます。あう。
 ただ、恐らく話が短いんですよ。他のヒロインのエピソードも見てるというのに。
ノースキップの優佳ですらこうだと他のキャラはもっともっと短くなるのではないかと。
あ、でも充実感的には普通以上にあります。
 あーあと、ヒロインのモノローグも何の音沙汰もなく変化もなく訪れるので、
ちょっとその辺フォントを変えるとかしてほしかったかなあ、と。過去もそうなんですけど。
でもモノローグ大好き派としては嬉しくて仕方ないです。特にこういう過去有りものはあると余計。
自己満足でニヤニヤ出来ます。
 ちなみに喫茶店方面エンドへ向かってますが、どうするどうなる!
解ってはいましたが嫌ですなあ…あーでも想像が簡単についたし、
他キャラよりは自分の痛みは少ないのでいいか…いいわけねーだろっ! このときめきかけた心をどうすれば(笑)
 喫茶店エンド。(あーでも致命的分岐は恐らく入るか入らないか)
これやっぱ卒業経験のある方向けゲームって18歳以上なはずなのでありますよ、ね?
…実はワタクシ、クラス会なんていう華々しいもの出たことがありませんので(人色々人生有り)アレですが、
でもなんというか、もう手に入らないキラキラと光った物を遠くで見つめるっていうのがいいのは解りますので。
ええ、そういうエンディングです。
実は『彼女の魔法使いは実は残酷な魔導師だったのですエンド』だと思っていたのですが、これは…というか、
次のエンディング次第ですけど、いっそ、一番いいエンディングだったんじゃないかな、と。
彼女は別の形であれ、欲しかったものを手に入れたのではないかと思うので。
実際もっと痛いどうしようもないエンディングを想像してたので。…ありえそうな話じゃないですか…
…いいエンディングでした。やっぱり魔法使いのままなんですよ。
 では彼女と遊園地で握手してきます。
…はああ。いいエンディングでした。喫茶店とどちらが良かったと聞かれれば微妙に悩みますけど。
こっちはぶっちゃけそんな短時間で一気に…とかの疑問が残りますけど。
でも、そんなのを感じさせないぐらい空気が良かったので。
 可愛かったし。流れ的には痛いところもあったけど、地に堕ちたからこそ得られる高みってものを感じましたし。
彼女のアクセサリーに関しては元々そういうのを付けてる娘は過敏反応するほうなのでストレートに来たのが逆にびっくり。
 いや、いい話でした。
判定としては良作は確定。絵も生理的に駄目だというのでなければ突貫OKなのではないかと。
泣きとかそういうのとは微妙に違いますけど…なんというか、未来を選び取ってるんですけど、
何か選ぶ前から過去のセピア色の様なイメージがあるんですよね…。

●杏子@間接食事
 彼女以外のルートだとあっさり拒否っていうのはそれはそれで斬新。
自動消去が普通じゃないですか我らの世界(笑)
ちなみに大概のゲームだと「大柄」表記されている女の子でもそう大きいというのは感じないんですが、
杏子は他者と並べなくてもアップ表示度が違いますなあ(笑)
彼女もまあ色々ありそうですけど。エンディングが1個しかないのが嬉しい仕様。
 ただ。セーブの所にある「杏子・歌穂」という表示といい、鞘当てというよりは澱んだ争いが見られるんですが?
…いやでもまあ、女の子同士の修羅場はむしろ歓迎方面なので。
 やはり優佳よりはインパクト弱いなあ…キャラ中一番弱いかもと。
というか、フラグ立っちゃってて、誘惑されてる→負ける の流れが見えてて。
搦め手で逃げ場を無くされてる気がするんですけど…
 ちょっとルートしくじって、歌穂に流れそうなのでロードして戻って参りました。
杏子・歌穂はほぼ共通ルートで、彼女たちの想いのどちらをとるかによりますな。
…というか、杉村が。なんつーかさあもう…いいんだけどねえ、という感じ。
こう弱いのも不満対象になるんですなあ(笑)
 杏子終了。ぶっちゃけると、いらなかったと思わざるを得ません。あるいはサブから昇格したか。
あるいは直球で好意を抱いているキャラを用意したかったのか。 彼女が好きなら必要なシナリオでしたけど。
どうみてもシナリオがほぼ歌穂の残り臭いうえに、用意された彼女の暗い部分がこれっぽっちも使われていないし。
使ったの長身だけじゃん…。
インパクトが弱いんですよね…短いから入れられなかったのかもしれないんですが。
彼女の○○行きとかの問題とかでも噴出すれば別評価になったかもしれませんが。
やっぱりインパクトが強かった優佳を先にやったのが問題か…?
 後、優佳エンド時にも思ったんですけど。
ノベルではありますけど本文中に『END』って文章表記するだけのエンドはなんかもう根こそぎやる気凹みます。
せめてラストCGがセピアになってから表記するか、CGと一緒に載っけて下さい。
溜めが足りないんだよなあ……
…あとエンディングが微妙に長い…関わる人数多いのわかりますけど、歌のない音楽を聴き続けることができないし、
歌後のエピローグもないので休憩時間になっちゃうんですけど…

●歌穂@口糸切り
 彼女のお願いポーズに撃沈してます。
でも予想されるのは修羅場。駄目なんですけどねえ修羅場。どうしたらいいんですかねえ修羅場。
えーでも杉村は爽やかすぎて苦手です。
 杏子ルートで言いましたが、ほぼ共通。
直線の杏子に対して、多少のハンデがありながらも、主人公の側の好感度が一定を越えているという強みがあるので、
杏子ルートでも歌穂が気になって仕方なかったという点が。
 まあ、杏子エンドを迎え、かつ一度共通ルートで歌穂に流れてしまったというワタクシ、
もうある程度のスキップは問題なく…というか、本当に人肌の水のように流れて行っちゃうなあ…
というか、杏子ルート見るとなんか歌穂は俺じゃなくても良さそうな気がするんですけど?(大泣)
というか、寂しがらないエンドではもう両方とも俺がいなくても良さそうな気がするんですけど?(号泣)
 しかし、初っぱなのボタンシーンから、明らかに確信犯の感じがイヤーン。
見せて煽ってるとしか。誘っているとしか。そう思っちゃうと歌穂の好感度が下がっちゃうわけですけど。
まあ全シーン誘ってるとしか思えないからそれはそれでいいのか…(投げやり)
あー嫌いな訳じゃないですよ。あまり好感が持てないだけで。
 歌穂終了。こうさっぱりしがらみがないのを逆に不満に思っている私はもう汚れきっているんでしょうか。
いいはずなのに…いいはずなのに!
何にせよ『あー良かったね馬鹿ップル誕生で』なんて抑揚のない声で言いそうに…げふんげふん。
 まあ笑顔なので良いんじゃないでしょうか。
難点を言えば今まで同様『END』とだけ本文でいきなり表示される溜めのないエンディングが…
あーいちおう追記。一緒に帰るか帰らないか、誰が好きなのか、が分岐点で、
一緒に帰らない方がハッピーだと思います。どっちの締め方もいいですけどね。

●香織@オキシフル
 勝てなさそうだし、手出しのできないもの持っててそう…いやでも!そういう年上の先生こそ反転が!
…無理そうだけど。一番拒否感がバリバリそう…フラグが見込めないキャラはどうなるのかが心配です。
お互いに恋愛感情もってなさそうな2人をどうするんですか叔父様(笑)

…間空きましたが、再開。どうもやる気が起きないと思ったら原因判明。
 くっつく唐突さではある意味優佳に近いんですけど、優佳はフラグ立ってたからいいんですけど。
香織に対しての主人公の気持ちの移行が耐えられません!
どうとっても『人に盗られそうだから好きになった』っていうのが…潜在性は今までにもありましたが、余りな子供ぶりに…
『ヤダヤダ、かおりせんせいはボクんだい!』って素で言いそう……
私、年上は好みですけど、『主人公を頼ってくる(甘えてくる)年上の女性』が好きというなんとも微妙な好き度なので、
こういうのは駄目だー。
…あーマヂやる気でねー。 お互い『好き』って感情じゃ明らかにないよなあ。
これよっぽどどうにかしてくれないとファースト確定(※私の場合ファーストキャラは大概戦力外通告キャラです)だよ。

 苦痛極まりないです。誰かタスケテ。

こんなに苦痛なのは…そう、伝説の(笑)D.C.眞子以来?
 ファースト大確定、というか…私もしかして「Crescendo」と相性悪いのかもしれません。
今のところ一番気に入ってるのが最初一番気に入ってなかった優佳ってどうかと。
や、彼女は可愛いんですけどね。
 現在のところ、『趣味の悪すぎるローマの休日』みたいな雰囲気。
ある程度以上のシナリオの技量が見える方なので、もう少し主人公と繋げる過去シナリオを用意して貰えなかったのか…

カチ、カチ、カチ
「あー、まぢスキップしてえ………」
カチ、カチ、カ……
『!!!!!!!!』
直球なイベント(?)発生。
……………はっ(ちゃんと読んだ後、再度ログ再見)

「な、ナンデストオオオ!!!」

 
参りました(m_ _m) ご免なさい、上記の暴言をお許し下さい。
ゲージで表現するなら
 苦痛→0.1秒でカイッカン…!!(薬○丸風に@死語)という、まさにマジックな展開が待ち受けていました。
可愛いぞ…可愛い可能性が出てきたぞッ!
主人公の子供さなんて吹き飛ばせる程の萌えが待っているかもしれん!
痛みを快感に変えて貰えるかもしれないぞ!(←駄目人間)
 うーん…余りにも自分の予想通りの展開に落ち込むこともあるけれど私は元気です(笑)
いやー、このシナリオで私が好みな展開の修羅場を見られるとは思いませんでしたよ。
やっぱり年上の修羅場は頭脳戦というか知略戦というか、ぶっちゃけ容赦なしな事が多いので楽しいですわ。
 映画館にて。
ポスターとかに同じメーカーの作品があって、そういうのには目がいきますが。
映画で上映されて、たった1分やそこらのシーンだというのに、
このゲームでは滲むことすらなかった涙が出る自分にびっくりです。
 加奈…あえて避けてるんですが(理由は主人公と同じ。どうにもならなくなるから)欲しいかも。
ってこういう戦略だとしたら素晴らしいですD.O.。祭りに乗っかってどこまでもいくんですかね?
そして香織先生は可愛さ炸裂です。修羅場でも子供性を用意してましたので…
もういいや、主人公の惹かれた理由なんてどうでも(笑)
 追求しなかった、バッドルート。
今までは2つのエンディングも結局はいい終わりだったなあ、と思わせるものが多かったですが、
このルートはバッド確定。 見事なまでにお互いの心がすれ違ってますな。
 個人的には子供な主人公(ヘタレとかDQNとか痛いのとか若いのとか)は駄目ですが、好感がもてる子供性でした。
このバッドルートの主人公は本当に別な意味で大人の階段を上ってしまったなあ、と。(笑)
しかも綺麗にまとめ上げてしまうとは…すげえぞまじでこのライター様。
ひとまず、謎は殆ど解明されないまま終わってしまったのでトゥルーエンドに行って来ます。
 謎は全部解けたっ!でもまあそんな事どうだっていいです。
 今までで一番いい連携プレーを見せたヒロイン達のシナリオが素晴らしかった。
このヒロイン達、我が少し弱い分、心情の察しが凄く良くて、嬉しくなりました。
想われてるなあ、俺、っとかって凄い幸せになっちゃいましたから。
「お腹…赤ちゃん……」は名言です。立ち絵は流用ですが。(笑)
 そして、香織。
可愛かった…苦痛だった分を全部取り返すかのように襲いかかるあまりの可愛らしさに流され切りました。
そして。
甘い! 甘すぎる! あんみつの上にコンデンスミルクぐらい甘甘なトーキン、イベント。
ラブラブ万歳!!
ここであのカップの謎というか、やはりでやはりな事が判明。うふふのふー。
 でエンディング。
私は個人的には犯人は弘ではないかと疑っていますし、あれは蛇足じゃなかったかなーとか思いますけど。
でも最後のCGのためとあらば納得するしかないかな、と。
やっぱ女の方が断然強いよなーと改めて思いました。
 あーすっかり上の文章と違ってるよ。べた褒めじゃんか。

●あやめ@姉ちゃん
 なんか勝手におどおどと大人しいイメージ持ってたんですけど、「姉ちゃん」と呼ばれるにふさわしい可愛さですな。
我らの涼くんのあの白い封筒のエピソードは私も女であれ奴を殴りつけたくなりましたが?
…ほら、ワタクシえちゲー親嫌い委員会の委員ですから…
 香織先生シナリオではその片鱗を見せましたが、それだけでもう期待大な自分が可愛いです。
子供サイド続行。このシナリオ、確かに年上組と年下組とに分けた方がいいかと思います。
主人公の中の人が違うっぽいので。えーと双子の弟が演じてますか?程度ですが。
 しかし……いい。良すぎるよ。確かにこれはラスト確定。
全て日常生活に起こりえる最後の5日間ではあるのですが。あるところにはあるなあ、と改めて。
姉ちゃんよりも右下のゴミ箱の惨状をみて泣いてしまいました。いいよ……
あの時にした彼の行動には余りにも子供を思わせますが。

しかし。どうも気になるんですけど。
主人公には過去改変能力でもあるんでしょうか?(笑)
過去に起こったエピソードについての選択肢があるのが……どういう意味にとればいいんでしょうかね(笑)

 さて。一気にひとまずバッドまで行って来ます。
ここに戻ってくるのも一苦労だったので。
 さっと待避。逃げるのは得意です。
……じ、地獄のような修羅場が待っておりました。いや、当然の報いなんですけどね。
僕の中の黒い獣は既にアリンコの様に小さくなって、チーターの様な速さで逃げていきました。
やっぱり過去改変能力を使用すべきだったか?(笑)
 うーん。深さが桁違い。やはり断然ラス2。
黒いですよ。今までの黒さを濃縮して提供してますよ。どうにもなりませんよ。
というか、パッケージのキャラが一番弱いってどうよ?(笑)
 というか、あやめ父も涼母も。どうして年寄りになるとこう気味悪いというか(笑)
…で居間バッド…というかやはりさっぱりさわやか味にしてしまうすごいエンディング。
居心地悪くないんですよね。
でもこんな所で○さんに出会えるとは思ってませんでした。マ○イガに行けるか?(笑)
 さて、エンディングまで一直線です。
近親→親、というのが常套句ですが、彼らの場合は両親がアレですし、一番深く横たわってますので、
彼らの自制心次第というのが逆に凄く良かったです。
 このエンディングもすっきり爽やかですな。
爽やかすぎるのってどうよ、とかケチつけてる黒い私がいますが、この際無視します。

●美夢@永遠セカンド
 さて、前情報が全くない彼女。あのコなんでしょうか?
そして、ラストにわざわざ持ってきたというのが非常に心配だったりしてます。
ではさくっといってきます。
 ……………し、心配です、姉さん!!
今まででは考えられなかった事態が起きそうな気がします!!
や数あるえちゲ、特に私のようなものには通常型の事態なんですけど!!
極め褒め言葉がここで台無しになるかもしれません!!
いや、確かに今までの経験からすると、おまけの可能性が拭えないし、実際おまけなんだと思うし、
私の想像が事実になったりする可能性が……いやあああああ!!
いや、ここまで良かったんだから、もうこの際、どうなろうとも成り行きを認めましょう……
や、彼女は激可愛いですけどね?
 ……………し、心配のしすぎで心臓がきゅうっとなってます。
今までに通り過ぎた傷を植え付けた女性達が走馬燈の様に浮かびます。
なんか9割方胃痛でこなしてるんですけど……
この判定いかんでは再評価が必要な気が…あーでも「〜永遠だと思っていたあの頃〜」ですしね……
あー、胃が痛いッ!

 終了。
総合判定にこの娘のシナリオを入れるかどうかで違うかと。
正直、私はこのシナリオを受け取りにくいです。
ここまでこの技に頼らなくても十分良作を出せたはずなのに、何故最後で出してきたのか。
サブタイトルである「〜永遠だと思っていあの頃〜」のための、ある意味、trueシナリオですし、
オチもエンディングも納得のいくものであったと思います。
まあアンティークショップのイベントはもうちょっと考えて欲しかった。
思わず言ってしまった一言に反応するとかできなかったのか。
あの遊園地での言動等の気遣いが無駄になった気がするんですけど?
彼女のひたむきな想いとかは伝わったし、それは良かったと思うんですけどね。
 ただ、出来れば、今までの流れ通りに出来なかったのかと。それをどうしても考えてしまうんですよ…
でも同時にこのシナリオを持ってきたかったというのは解りますので…だから判定が微妙なんです…
でも
良作は確定です。
★シナリオ統括感想
 
 結局一番納得が難しいシナリオが最後だった事について不満が残りますけど。
 後、主人公の過去改変能力の有無(笑)、それと主人公の前歴の有無。
だって、姉ちゃんとでしょ? なのにどうしていちいちあたかもな風な事を言質に言うのかなあ。
言ったら言ったで問題になるんだけど、いっそ、言わなきゃいいのに…
 小綺麗に包装された大切な思い出の品を一緒にタイムカプセルに埋めて、眺めている様な気持ちになれます。
それが弱点(インパクトが弱い、綺麗に纏められすぎてる、小さい、短い)にもなってますが。
いい人ばっかりで不満になっているのは黒い作品をやりすぎたからでしょうか。
後OPで大事なCG使いすぎです。ちょっとどうかと思うんですけど…

★ラブヒロイン:香織と優佳が接戦。
最終オススメ度 ★★★ 良作。小綺麗です。黒いモノを求めてる人は回避。あと非日常反対派の人も回避。

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