神語〜かんがたり〜（致命傷ネタバレ考察）

ここから『神語』の超致命的な
超激ネタバレ考察を開始します。
（エンディング/人物相関図　考察）
嫌だという方は速攻お戻り下さい。

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モロネタバレ考察（致命傷）

　ちなみに、私、こういうのまっっっったく解ってないし、覚えられない人です。
平気で嘘書くかもしれませんのでご了承のほどを。
大きな流れとしては、

　主人公とヒロインの出会い兼、主人公モテ列伝　編
　天津神VS国津神　編
　天津国津VS伊耶那美　編　（照ルートのみ天津国津VS妖+友情以上（え）

【用語辞典】
神人/カムト：神に認められ、神に多くの力と記憶を与えられた者。青い瞳、オーラを出す。
　生まれもって神人であった者と、ある時点で突然選ばれて神人になった２タイプ有り。
　→神様の能力を持つ人間
天孫降臨：『古事記』や『日本書紀』に書かれた八百万の神々の神話。
　ばっさり説明すると。日本の覇権を狙って、
　元々地上に居た神様達（国津神）と天界から日本征服のために来た神様達（天津神）の戦いの話。
　結果的に天津神側が勝っている。
葦原町：主人公の住む町。黄泉比良坂（ヨモツヒラサカ/黄泉国への通り道）の上にある。
　黄泉国への道を封じられてしまった神々が暇つぶしに神人に力を与えてるらしい。
　→地獄の上にある町で、神様達がかなり好き勝手している所。
抜け殻事件：学院生の意識不明者続出事件。神人に霊力を抜かれた状態になっており、回復は事件時点では無理。
　→某アニメでいうところのエナジー吸われた状態。
国津神陣営が地上の覇権のために、
天津甕星/アマツミカホシ（別名：天の悪神）と呼ばれる存在の復活が目的。
タケミカヅチ他に倒されて、葦原町に封印されてるらしい。霊力を抜き取り、浄化させ、封印を弱らせ、
龍也を依代にして復活させ、操る計画の一端。
儀式は実行されてしまうが、だが、フツヌシノカミに選ばれた主人公が龍也とアマツミカホシを分離、
二人でアマツミカホシを黄泉送りに。
　真相：災厄神達が現世を亡者達の世界にするために、理事長を操り、国津神と天津神を争わせ、
アマツミカホシを復活させ、まず天津神達を捕まえ奴隷化、アマツミカホシが黄泉国にある封印を除去、
災厄神や亡者達が現世へ、そして国津神達も捕まえ奴隷化、そして伊耶那美を黄泉から出させるのが目的。
妖：神々と同様の力を持っていたために、神々に狩られるようになってしまった存在。

【人物相関図】八百万の神々がベース。

＜天津神陣営＞-天から来た側/前回勝利者側（基本的に主人公の見方側）
■主人公：モテ列伝でハーレムを構築しようとするイケメン（笑）
　経津主神/フツヌシノカミ（軍神）　-武器：十拳剣/トツカノツルギ
　タケミカヅチと同一神扱いされる事があるらしい。要は龍也とはマブの親友か双子にでもなれるってか？
　タケミカヅチと共にアマツミカホシを部下に退散させた経歴アリ。
　最初の選択肢はフツヌシノカミが聞いてきたモノじゃないかと。（相棒という表現をされてますし）
　　　妖ルートモード時：最初の選択肢で分かれている、所有物本能を炸裂させた時に出るモード。
　　　　暴走しきってる。まあどうでもいい。このモード云々よりもはや本編の長さの方が苦痛。

■新条　巴：眼鏡喫煙保健美人女医。やたら母性本能高し。眼鏡を取り私服になるとやたらな美女に。
　→天孫/邇邇芸神/ニニギノカミ-天津神陣営リーダー
　END（イザナミ封印。平凡な幸せを永遠に。相性良すぎだアンタ達）
　田中と鈴木がボスっていうのがつまらないけど、それ以上に、巴先生との合意の上のシーンがなかったのが悔やまれる。
　…いやでもあのストッキングの破れ方には参ったよ。素晴らしいよ。ああだよなあ、とか冷静に。
　某シ。コラのストッキングの破れ方がやたら気に入らなかったのが変な所で補完されましたが。
　丸く破れるの好きですが、基本的には線で破れるでしょうとか変態的に。
　若さ故の過ちというより相性で納得させた説しかないぽくないか？いや、あの２枚目のCGにはびっくりしたけど。
　純情万歳。でも７ってどうよ。

■大石：巴の下っ端体育教師（でもいい人（体育教師に偏見か自分））
　→天手力男神/アメノタヂカラオノカミ　天岩戸の前
　妻帯者。巴シナリオの勘違いシナリオの為の存在な気がするのは私だけか？

■桐生　紗苗：美雪の姉で巴の後輩で悪友。酒や競馬好きで基本的にはプータロな巫女。
　美雪同様、この人のクマシナリオもいらなかった気がするんですが。
　主人公の愛人の座を常に狙っている女。発言は場数をこなしたそれだが、実はウブで純情系。
　→天宇受売神/アメノウズメノカミ（芸能/踊りの神。ちょっとHなとは本人弁だが外見上はどこもえちくない（笑））
　　天岩戸の前で踊った人。舞で主人公を落札。
　この人までちゅーまで初めてだとは思わなんだ。…なんていうか、幻想ぽい？最早。
　END（イザナミ封印。ずっと酒豪ネタ）

■有栖川　小百合：理知系オカ研部長眼鏡先輩。旨いハンバーグが作れる人。
　やたら可愛い妹がいる人。そしてさりげなく主人公の正妻の座を狙う人。
　自分のルートになっても、そのさりげなく常に入るその笑顔は怖くていいです。
　END（イザナミ封印。大石先生が鈴木に見えるんですけどエンド）
　→思兼神/オモイカネノカミ（知恵の神）
　ほぼ非戦闘員。知能勝負。

■桐生　美雪：コギツネ型語尾星付け後輩。紗苗の妹。可愛い、そして元気で、しかも巫女。
　10年程前に乱暴されそうになり記憶を封じたというシナリオは微妙に意味が無かった気がするんですが。
　ほぼ非戦闘員。役に立ってない風味だが、自分のシナリオでは敵の味方をしてたスサノオが力を貸すなんていう
　大スキップ中に山場を持つ少女。
　→宇カ之御魂神/ウカノミタマノカミ　（穀霊神、商工業の神。いわゆるお稲荷さん。そりゃキツネ系だな）
　　　↑ついに入力出来ない字まで…！
　本来は国津神の神様。教頭に天津に国津の情報を流すために無理に覚醒させられた模様。
　END（イザナミ封印。違う世界へ一緒に）

■紫堂　神楽：シスコン妹でありながらも主人公戦には黒い波動が出せる女（笑）。
　恋愛に関して姉を出し抜く事に異常に怯え、濡れ巫女服シーンを用意した少女。
　なんちゅーか…紗苗の次にサブに近い娘。
　END（イザナミ封印。ＣＧの質はやたら良かったぞエンド）
　　→大宮能売神/オオミヤノメノカミ（アマテラスの巫女神）

＜国津神陣営＞-元々地上に居た側（主人公の敵方）
龍也以外は全員温厚そうに見えるあたりがミソ。
■柊理事長：姫乃の父で学院理事長。学院生事件の黒幕…のはずが単に操られていた模様。
　愛称、クニちゃん。意外に戦闘シーンになると息子よりも活躍率が良い。
　→大国主神/オオクニヌシノカミ（スセリヒメの夫）　-武器：弓。

■綾小路　光：主人公にフラグ全開料理人病弱幼馴染み。
（自ルートのみ国津神陣営。他ルートではアマテラスとして覚醒するまでは一般人）
　自分のシナリオでは主人公に重傷負わせたり言動も容赦ない。が、国津側を油断させるための演技だった模様。
　教頭に言われて、の事から最初から教頭と共にアマツミカホシを滅ぼす相談がなされてたと思われ。
　…それにしちゃあ、小百合先輩の腹を貫き、両腕切断するという容赦のなさが末恐ろしさを感じさせる所。
　………演技じゃない、絶対。ヤツはきっと本気だ。
　…照の両親に日本刀で脅されたと聞いただけでカチコミに行こうとするだけの事はある。
　…主人公が手に傷を負ったぐらいで犯人おっかけるために窓から飛び降りようとするだけの事はある。
どの辺が病弱なのかと100万回ぐらい再確認をしたい所。
　他キャラルートではアマテラスとして使用されるだけみたいな。
　自ルートでは須勢理比売/スセリヒメ　-武器（生太刀/イクタチ）…だと思われていたが、違うようで、
　　スセリヒメは光の母説が論じられ、イクタチなどは光の母が光に受け継がせた物だと思われ、
　→天照大神/アマテラスオオミカミ（目が金色になり、儀式で完全覚醒。切り札的存在）
　　イザナミの娘。
　BADEND01（憧れの立川先輩に裏切られ玩ばれ、死亡。怒った主人公、町人口1/5死滅）
　BADEND02（全員に続く永遠の地獄）
　END（イザナミ封印。平凡な幸せを永遠に）

■柊　姫乃：酷く単純な剣道元気少女。頭悪い。主人公に散々助けられフラグ成立。ただし、立場的には敵側。
　主人公は好きだが、兄や父を裏切れず。ただ、情報は流してくれる。
　飽きてきた伝奇オンリー路線に青春物語をぶち込んだ核弾頭娘。
　ルートに入った途端別のゲームとしか思えない青春物語を繰り広げられたのにはびっくり。
　頭悪すぎ一直線馬鹿。お馬鹿とかじゃなく、頭悪い。恐らく自分の行動を反省したりはしない娘かと。
　そういや、主人公はどうして姫乃の事を好きになったのかが微妙だな…見学の時か？
　→建御名神/タケミナカタ。オオクニノヌシの息子。
　END（イザナミ封印。人間全てに丸くなり）

■柊　祐：理事長の息子、姫乃の兄の生徒会長。ファザコン。
　姫乃とは血が繋がってないと思われるが、余りその辺の色味は無かった。ただのいい人。
　→事代主神/コトシロヌシノカミ。オオクニノヌシの息子。

■麻生教頭：理事長の狗。…の様に見えるが実は裏切って美雪を通じて国津側の情報を流していた。
　愛称、フーミン。鶏を捕まえる事がいかに大変か語り続ける報われない苦労人。
　→少彦名神/スクナノヒコナノカミ（医療の神）治癒はお手の物らしい。

■龍也：友達だと思ってるのは主人公だけだと気付いた時には時既に遅し見下しライバル。理事長に利用される。
　基本的に俺の邪魔をする奴はみんな殺すタイプ。ただし、若干元の人格が残ってる模様。
　結局、主人公に助けられ、困ったときに勝手にやってきて助けてくれるお助けキャラに。
　挙げ句の果てに主人公宅に泊まる程の仲に。常時、主人公ラブの疑いが残るイケメン（死語）
　というか、主人公もその気があったと疑われてもしかたないかと。
　ツッコミ不必要ですが、中退したら警官にはなれないんじゃないかと。
　…それともそうまでして同棲生活したかったのか……？
　……小百合ルートでの彼の発言はそれを確信させるものが。主人公も恐怖してますし。
　というか照TRUEでは何か一瞬照よりも龍也に目覚めそうになりかけましたが？
　反対していたとはいえ、なれ合いよりも友情を選び、果ては自由の国で彼の右隣をゲットできた彼に拍手を。
　END（イザナミ封印。友情炸裂）
　　愛称、タッちゃん
　→武甕槌神/タケミカヅチノカミ（雷神/刀剣神）　-武器（布都御魂剣/フツノミタマノツルギ）
　本来は天津神陣営。天界からの先遣隊。

＜伊耶那美陣営＞−瞳とオーラが紫。
■鈴木（細下ネタ）：大禍津日神/オオマガツヒノカミ
■田中（眼鏡ヲタ）：八十禍津日神/ヤソマガツヒノカミ
　：下ネタコンビ。コイツ等のどこがいいのか解らないが友達らしい。
　　…というか、油すまし事件で高評価。いい奴じゃんか…　…だったはずが、目がすっかり紫色ですよ。
…光エンドで彼らが見せた友情パワーにはちょっとびっくり。
それもあるが最後に彼らをかなり親友扱いした親友に吃驚だ。
　不満を言えば。田中と鈴木。戦闘値としては高いし、主人公の友人という武器ももってはいましたが。
ものすごく不満。もうちょっと、外見的に数値の高い敵が黒幕の方が良かった。
いくら目が紫でも雑魚くさすぎる……

＜一般人＞-伝奇シナリオに全く関係なしキャラ
■涼子：色気（ないように見えるんだが…）で迫り陥落させた少女。どうみても不必要。
　END（全放棄エンド。どうなったかも語られず）
■恵美/純：涼子同様。
■美智瑠：この人だけが年上系だった。何というかこれだけお姉さんいてこの人１人っていうのも何かどうも。

＜妖陣営＞：照ルートのみ。
※意識が朦朧としている上に、再読する気力起きぬ。すまん。
　といっても単独行動しているのでひとくくりじゃないんですが。

■荒波吐神：妖達の宗教団体。照の両親、喜一郎と佐紀子が信じている。←意味無し雑魚。

■大鉄：照以外のルートだと何の関係もなかった酔いどれ親爺。光と照の実父で神楽の養父。妖の一族、間の純血種。
　妻は敵である神人のスセリヒメであったが、愛し合い、光と照の双子を出産。
　（光は母の血を濃く受け継ぎ、神人、照は大鉄の血を濃く受け継ぎ妖）
　トラブルが元で照が妖である事が発覚、逃げる事には成功したものの、照を攫われてしまう。
　結局、照が自分の娘であることを知り、護ろうとしてくれた。

　ですがね。
照ENDはあんなんなっちゃったので（龍也まで消すなよ照……まあ、誰もいらない、と言ってましたしね）
いいんですが、TRUE ENDは照、主人公、龍也だけを飛ばしたじゃないですか。
でも。照は言っちゃってましたよね、『私には妹なんていらない』と、みんなの前で。
絶対、解ったら、狩るよ、奴ら。
大鉄さんがどうなるのか心配でなりません。一緒に飛ばしてくれたら良かったのに……（飛ばしてないよなあ確か）

■天上　照：いぢめてオーラ炸裂の無口、根暗風な主人公のクラスメート。
　裸ワイシャツ標準装備。しかもボタン全く留めてない。ゲテモノ系メニューを常に選ぶチャレンジャー。
　遙か昔、主人公と共に神々に追いつめられて秘術である転生の術をかけ、自害し、生まれ変わった妖の娘。
　幼少時に連続して攫われ、妖の一族の天上夫婦に育てられる。妖だと知ってて攫った可能性99％。
　強い力を持っている。実は大鉄さんの攫われた双子の一方。光の姉。
　意外と言っては失礼だが、頭良い。

■主人公：妖退治に反対したフツヌシノカミの能力/記憶を保持したまま、妖としての能力、照との記憶をもち、
　味方をしてくれた（タケミカヅチも妖退治には反対だったのと…あとは愛（え）龍也と神人達に反抗する事に。
　現世での記憶も持ったスーパーマン…な割に死にかけやすい（のは主人公の特権だから）。
　頭が良さそうに見えてかなり詰めが甘い。温泉行くから死ぬような目に遭うんだよ（笑）
　青と赤の点滅オーラのＣＧがあって、エフェクトとかされたら目つぶし確実。
　妖ルートでの主人公とは完全に別物かと。あのルートの『神人殺し』の能力さえあれば、どうにかなっただろうし。

＜雑感＞
　残された問題点としては、主人公の両親問題のみ。まあただ遭難しただけなんでしょうが。
あの『大嫌い』発言がどうも嫌で仕方なかったなあ。嫌いになるようなエピソードが無かったために余計に。
むしろ息子の嫁のためにと指輪を残したりする辺り、良いご両親な気がしますし、
両親を嫌いと連発する必要性は感じなかったのでデメリットだけな気がするんですが。
照の親みたいな親だったら嫌って当然だとは思いますけど。
　それか、可能性的には低すぎるのですが（理由は後述）、両親の両方、あるいは片方が妖であり、
狩られてしまったか。血の濃さで決まるみたいな事大鉄さんは言ってましたしね。
妖の生まれ変わりだからといって、人間から生まれる可能性は低いかと。照は実際、妖である大鉄さんの娘だし。
可能性が低いのはそれが解っていれば元から主人公は狙われたであろう点から。
国津天津とは別な動きをしてる術者とかに殺されちゃったとか…もないな。…そしたら『神語の書』に書かれるだろうしなあ。

　あのー…発売年月の後先は別にして。
背景実写取込といい、眼鏡あるなしといい、某月のお姫様を彷彿させるんですが？
目も青くなるしねえ（笑）まあ偶然の範囲内ですが。

　後。照ルートは本当に衝撃的でした。
あんな事になろうとは誰が思ったであろう、と。
今になって落ち着いて考えると、あれだけの能力を与えられて、
記憶を与えられたら神に振り回されて妖を本能で狩るようになっちゃうのかもしれないんですけど。
確かにダークルートのあの凄い事になってるのを見ると狩っておいたいいのかもしれないけど。
照の養父母はともかく、大鉄さんも照も主人公も静かに生きていきたいだけの人を狩ろうというのが嫌で嫌で。
今までのヒロイン達がもう本当にすっかり大嫌いになりました。
ぶっちゃけちゃうと、お前等（照以外のヒロイン）、本当に俺の事好きだったのか、と愛を疑いたくなります。
すっかり今までのヒロイン全員が大嫌いになった瞬間でした。

全員くた○れコノヤロウ、
と口走ったなんてゲームは初めてです。
…これ絶対、照以外のヒロインが好きなら照はやらない方がいいんじゃないか…？と。

個々のヒロインのエンドでは『神』よりは『人』としての幸せを望んでいたのに……
それが神の記憶に振り回されて（＋主人公をゲットした照への嫉妬）狩るというより殺すっぽく動くし。
光は特に。後大鉄の妻にもちょっと。娘殺す武器、もうひとりの娘に与えたって事ですよね？
……だから余計に龍也への愛（ちょっとﾏﾃ）が深まったんですけど。
確実に彼ら（神人間）の溝が深まる事を希望。
　個人的には、神語の書で『神人全員の神人としての記憶を神人殺しの能力で封印、能力の除去』を自動的に行ってくれて、
主人公と照はそのまま静かに暮らせるエンドなんて……無理っすかね？