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メーカー名:Tesla
プレイメディア:CD プロテクト:無 体験版/デモ:無 差分ファイル:有(音が出ない等の致命傷有。ただし、既存のセーブが使えないので、最初にアップしてしまうこと) 原画:ぶるべら シナリオ:ココノツ ■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑)) 全寮制の学校に入学し、好きな美術の道を邁進している少年。 彼の心の拠り所は美術であり、同じ道を歩む美術部員であった。 かつて、仄かな恋心を抱いた先輩、ルカ。 クラスメイトであり、彼の親友の恋人でもある、杏子。 おおざっぱであっけらかんとした、美術部の顧問である、ゆかり。 登校拒否児だが、美術部の救世主ともなる後輩の、美由。 生活は穏やかで、彼を包む闇はこの空間では広がらない。 ただ、スイッチは別の所にあった。 −−1冊の本。 これが彼の人生を、光にするか、闇にするかを変えていく。 ★購入理由:某レビューで紹介されていて買ってから幾星霜・・・ ★システム(★★) 懐かしいシステムだなあ・・・アリスソフトのシステムが昔こんなだった。 ウインドウの柄を変えられたり、移動出来たり。 エンディングの最中からエピローグが入っていたりとかなり頑張った作りになってます。 セーブの数は少ないですが。 後、微妙に無意味な様で、ときめくひとはときめく機能が一つ。 ただし、下に書きますが、音のトラブルや固まる等のトラブルが合ったりするので、 高い評価は出来かねます。 ★サウンド(★★★★★) OP/ED/BGM SE 声 BGMがCDで流れる「筈」なんですが、流れません。 差分があるので、それを手に入れれば問題なく済む筈だったんですが・・・・ 大変だった・・・・ 本ッ当に大変だった・・・ _| ̄|○ 自分、買って、HDにインストールする時に、必ず差分は入れきって、試しプレーしておくので、 まさか、差分をアップし忘れているなんて思いもせず、差分を探すのにも大変苦労しました。 (大元のOHPもなく、某有名パッチでも手に入れづらい感じだった) 音がチャイムを除いて流れねえ流れねえ! ちなみに、この差分、入れてしまうと、既存のセーブが使えません。 当然それまでに立てていた甘酸っぱい青春物語も一緒にふっとぶ寸法です。 ・・・いやー。実は、音楽のないゲームってかなりキツイです。 仕方ないのでアップしました・・・ ただ、入れても音が流れず、別のバージョンを入れ直したりと色々やって、何かの偶然で音が出るようになった気がします(え ボイスはなし。OPもなし。 EDは全てのエンディングにありますが、差があったりして、 グッドとバッドは文字のみ、ワーストには陵辱系の共通CG、 トゥルーは共通部分から固有のエピローグへ繋がるという良い作りをしています。 ただ、このEDも固まりがちなんだよなあ。 ★CG(★★★) 背景 立ちCG ぶっちゃけ、第二段階の頃ってこういう絵でCGだったよなあ、と記憶を引き出しそうに、時代をある程度感じさせる絵。 等身がおかしすぎるのはデフォルト。この等身でえちシーンがあるのか・・・orz あと、東一の笑顔がキモ過ぎるのもデフォルト。気持ち悪すぎる(本気の目で) ただし、差分やえちシーンの構図やエフェクトなど、かなり頑張っている様子がうかがえます。 えちもかなり色々な方面で頑張ってる感じです。 ■攻略順■ ★Kの攻略順 ゆかり(BAD→WORST→GOOD→HAPPY)→杏子(WORST→HAPPY)→美由(WORST→HAPPY)→ルカ(WORST→HAPPY) ★最終推奨攻略順 杏子(BAD→WORST→GOOD→HAPPY)→美由(WORST→HAPPY)→ゆかり(WORST→HAPPY)→ルカ(WORST→HAPPY) ★攻略順について BADとGODDはどのキャラも全く同じ流れのエンディングのため、複数回見る必要なし、と判断しました。 メインは恐らくルカ。美由は設定、杏子は日常、ゆかりは別枠で考えて決めるのがいいかと。 ゆかり:ワーストの薄暗さは断トツ。 杏子:一番「普通」を意識したシナリオではあるものの、唯一の味方が一番の敵になるのは痛い。 美由:設定がトンデモ。いや、この話自体もトンデモですが。ワーストが背中寒くなります。 ルカ:締め方が微妙。ワーストは一番微妙。 ★主人公雑感 (名称変更:可) ボイスがないので、自分が呼んで貰いたい名前にすればいいかと。 やや妄信的に「美術」にのめり込んでいるその姿はある意味プレイヤー自身に投影しやすいかと。 個性は正直、少ない。空気?とか言いたくなるぐらい。 下品なラジオを聞いていて、そこで変わった小説を読んでいる、というのと設定が若干特殊なぐらいで、 ストーリーを通しても空気なぐらい薄い薄い。 ★シナリオ雑感 とりあえず、最初の選択肢から分岐していくようで、しかも、ヒロインに対して、確実に選ぶような選択肢でもありません。 (食事を)食べる・食べない でヒロインを選ばれてもなあ・・・(苦笑) ★各キャラエンド雑感 ●ゆかり@のんべんだらり どこをどう見ても魅力を感じられない女講師。 教える気がないくせに、先生風を吹かせる、教える立場の者というのはかなり嫌いです。 しかもメガネ(メガネ関係ない) とりあえず、夢の状況と色々な話で、嫌な予感しかしません。ワーストはこれで決まりか。 最初にテンションが一気に落ちた主人公が聞いている「下品なラジオ番組」ですが、 良いかも!になってきました。 (エンディングのキャストでフルネームの部分で全部白けた。 あれはあれで、ボイスがないから、脳内で勝手に考えられる騙しテクですが) どういう事であれ、えちゲーという縛りの中だから、まず、肉欲を認めてから、という姿勢が見えました。 ■BAD(WORSTルートの最後の選択肢を違うものに): 高尚だから理解できませんでした、でいいんだろうか。理解できがたいエンディング。 バッドというより、ちょっと背中が薄ら寒いエンド。 ヒロインとどうのこうの、というより、のめり込んだ結果、別の世界に連れて行かれたっぽいか? ■WORST(最悪の状態): あんまりワーストな感じはしませんでした、が、 今後はただひたすら片足を地獄に入れたままの人生を送るのか、 代わりを見つけて脱出するのか、 どちらにしろ待つのは地獄のみです。 まあ、とばっちりを喰っただけ、という気がして、余り自分に反映しないのは助かります。 まあ反映しないのは、人を惹き込んでいない、という証左にもなるんですが、あの短さでは仕方ないかと。 まあどのみち、ゆかりにこれで全くのめり込めなくなったのは確定。 幸せにしてあげたい、とはとてもじゃないけど思えないんだよなあ。 確かに被害者であったんでしょうけど。それでもなあ・・・ ・・・やっぱり、コイツは一人で地獄に堕ちて欲しいク○アマなだけで、とても好きになれそうもありません。 同じ轍を踏むこのアマには地獄がよく似合うと思いますよ? ゆかりフラグというより大山好感度だったらモリモリと上がっていますが?(笑) とりあえず、恋愛は完全に外に置いておいて。人助けゲー、という事で。 ■HAPPY: な、はずなんですが。何この一気にハッピーエンド一直線は。 恋人とか言ってますが、全然実感が湧かないし、湧かせる必要もないと思います。 あれ・・・? GOOD狙っていたんですが、もしかして、GOODしくじって、一気にHAPPYに行った? 現時点で考え得る全ての状況が好転してねえか? そして、一定以上のネタバレも公開してるし。 まあ、恋愛感情は相変わらず目覚めませんでしたが、プレイヤーとしての自分には。 結局、GODDらしきものはラス2の選択肢から変える、で上手く行ったようですが、結局はBADと同じでした。 ●杏子@見るからに流されやすい 共通部分からして、そうなるんじゃないかなあ、と思いましたが、 差分探しの途中で見てしまったレビューにそう書いてありまして、ちとショック。 まあ全員が全員にゆかりみたいな深いの入っていても困るんですが。 でも東一とはそれなりに良い関係で来ていたので、これがこじれるシナリオというのはなあ。 やっとレビューに戻ってこれました。 胃が胃潰瘍になる直前ぐらいのこう悶々悶々悶々としたこう・・・さあ! という気持ちです。 ぶっちゃけ、正直、ゆかりシナリオよりは理解しやすい。 若干歪になりつつありますが、見事な三角関係。 (反転開始) 好きな人から告白場所のメッカに誘われて見事に勘違いした女がさあ行ってみたら、 そこには好きな人の親友が居て、女に告白してくる。 ただ眺めやるだけで同じ目で見てくれない男と、 自分が好きな人間を見やる以上の熱さで惹き込もうとする男。 ・・・そりゃあ、通常で言えば、熱さで引っ張る男に行くわな。 (反転終了) ■BAD:うーん、他のキャラも全部このシナリオだと共通ぽいなあ。 見る必要を感じなくなってきました。GOODも同じ気がする。 ■WORST:うわあ・・・・まあそうなるかもしれないなあ、という予感が当たる作品。 ぶっちゃけ男の欲のみが暴走しすぎた結果ではあります。超展開気味だけど。 でもまあ、正直、杏子が悪いよな?と思えるんだがどうよ。 ■GOOD:とりあえず、もう同じ感想しか得られないので、感想は止めます。 ■HAPPY:一番大変な思いをした人に良い思いをさせてあげる、というのは解りますが、 美由が寝取られた感が否めないのはなぜでしょう。 ぶっちゃけ、美由って東一狙いだよな、最初から。そういうのを俺はこれから狙うのか・・・orz あ、でもこのエンディングは当たり前過ぎるけど結構好きです。 ゆかりより、よっぽど幸せにしたいしなりたいなあ、と思える娘なんで。 ●美由@フリーダム 上にも書きましたが、最初声を掛けられただけでこの東一への入れ込み様は・・・なあ? それ以上に破天荒な暴走加減があまり好ましくありませんどうしよう。 ■WORST:今まで説明をしていなかった部分に明快な説明を付けているルート、な気がしますが、 確かに感応能力ではあるなあ。 個人的に考えたのは、 (反転開始) 主人公が「深い淵」という作品を読んで手に入れてしまったスイッチは、 他人にアクセスする能力(単一双方向潜在感応力、とでも言えばいいか)、 とすれば、他のヒロインへのダイブも理解できる。 (深い淵はただの触媒であり、素因があるわけではないのはエンディングで語られる通り) 美由のは、精神感応力受信能力であり、ワーストは他者精神支配(破戒)能力みたいか、と。 (反転終了) あ、これは美由が言ってますなあ。 それでこんなに壊されるとは・・・・ガクガクブルブル これ考えると、家族はとうの昔に破戒されている可能性を考えざるを得ません。 ■HAPPY: うーーーーーーーーーん。 正直、やっぱり、ゲーム時間のなさが敗因か・・・? ずっと、縛られ続けている主人公の問題。 美由ルートではその設定的に、主人公の問題が改善されることになりますが、 微妙。 あっさりすぎてるなあ・・・あの拒否感は本物だと思ってただけに、このあっさり加減に納得がいってません。 ●ルカ@応用が利かない外人 ルカシナリオなんですが、殆ど共通なんで。 いやあ、改めてスキップで飛ばしていた所を飛ばさずにいるんですが、 このライター、上手ですなあ。 やはりもうちょっとゲーム時間を伸ばしたら、とんでもない高評価になったかもしれないとか思いました。 (後、用意するつもりなら、BADとGOODもそれぞれ短くても別のを用意すべきだった) 伏線というか、だから、が用意されている。 息苦しい事を知っていた、美由。 好きなように、を素直に肯定できない、ゆかり。 とか。 うまいなあ。 実は、美由の設定で、他ルートではどうして美由があっさり平気な顔して生活してるんだと、 気になってはいたんですが、改めて読むと、他ルートではあっさりその縛りが解決して、そこから物語が始まっている。 (そこで主人公に能力が移動した、という可能性も否めませんが) こういうのをあっさりとやるとますます 主人公は元々必要ないし、関わるとヒロインの人生が悪化する気が非常にするんですが。 とかいっちゃらめえ! でも、ライターの上手さは来ます。すげえ。 わははは! 天才芸術家(予定)の次作のモデル! 希望としては荒川シスターズ系でお願いしたく。 ・・・うがああああ! ここへ来て、ここへ来てこれかああああ!!!(怒) いや、トラブルが多い、というのは聞いていたんです。聞いていたんですが、それでも自分が被害者になると腹が立つ! バージョンアップが上手くいきません。突然落ちた・・・ ・・・・どうにかなった・・・・(長いため息) とりあえず、1.02cだったのを1.02に戻したら、セーブも音もフリーズも解決しました。 ■WORST:うーん。黒い部分が少なかっただけ、ワーストの中では面白くなさは断トツ。 ぶっちゃけルカ母の設定を知ってるだけに期待していた黒々しい自分に謝ってくれ、 と言わんばかりに、地味だったというか、正直がっかりだ(酷い鬼だコイツ) ■HAPPY:面白い。ゆかりルートはその異常性から面白かったけど、素直にのめり込めるのはコチラが勝ち。 もうルカが可愛くて可愛くて! いやあ、こういうシチュエーションも俺は大好きですよ? 終了。可愛かった、可愛かった! ・・・ただ、惜しむべきなのは、この尻切れトンボさ・・・ 他のキャラは、それなりにもしっかりしたエンディングとCGがあったのになあ・・・・ ラストCGが存在しなかったんですが・・・orz ・・・バグった?・・・・・_| ̄|○ ★シナリオ統括感想 うーん、正直、もうちょっと、深く掘り下げていたら、かなり評価の高い作品になっていたであろう作品。 ・・・まあもっと掘り下げられたら、正直キツすぎて自分には無理だとは思うんですが。 ゆかりワーストとか杏子ワーストとか凄い評判になりそう。 個人的にはゆかりワーストが衝撃大きかったです。 ただ、ハッピーも含めて物語としては小規模でもきちんとそれなりには深く纏め方も綺麗だった。 いい物語だったと思いますよ? ★ラブ順:ルカ>杏子>美由>東一>>>ゆかり ★ラブキャラ:江戸川くん(主人公妄想ver) 最終オススメ度 ★★★ 深読みするともっと面白くなったかも。 |
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