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それは舞い散る桜のように(致命傷ネタバレ考察)

(全て疑問系で。自分を納得させるために書いてますので。しかも合ってない可能性大)

ここから『それは舞い散る桜のように』
致命的…というより妄想世界に近い
ネタバレ考察を開始します。
嫌だという方は速攻お戻り下さい。

モロネタバレ考察(妄想炸裂)

※核ネタバレは反転してます。
※完全に自分で考察してますが、本編の台詞等を掲載してますので、ネタバレと考えていいかと。
 ただし、完全妄想の考察ですので、個人個人妄想世界で「それ散るワールド」を広げるのが楽しいのではないかと。

※舞人は若干時間軸、表層人格等が違うため一応、個別区分を。
 あーいっときますが、多重人格等の意味の人格、という単語じゃないですよ?
  表層:学校とかで暮らしている状態。メイン人格
  下層:朝陽や桜香と話している状態。表層が若干出てくる場合有り。
  過去:舞人母が子供の時分に会った状態。恐らくは人とファーストコンタクトを取っていた頃。

■桜井舞人:無意識下で帰巣本能を発揮し帰ってきた小心者の役立たずで惚れた女以外には容赦がないヘタレ
【表層】
基本呼称は「俺」。「ぷじゃけるな」が出てるのは表層のみ。
自虐ネタ使い。明るく楽しいをモットーにしている風であるが、臆病・小者な部分が多々。BLだったら絶対受け(笑)
人間関係は他を求め表だって明るくあろうとしているが、人と交わろうとしない壁が見受けられる。
あのはっちゃけた言動は躁鬱状態の躁状態の産物だと思うんですが。
母との関係:電話で鑑みるに、実子として全く疑ってないかと。
【最深下層】(桜の樹の下にいる状態)
CG上では桜香と同身長にみえるんですが?
基本は「ぼく」。表層の鬱状態に近い。こっちでは「ふざけるな」とちゃんと。
終盤までは部分的に忘れている事は多いものの、表層では出すことのない事を知っている状態にあるかと。
母親との記憶なども一部除きあるんだと思う。
桜香の出現などにも余り驚いた風ではないし、朝陽の敵意なんかもある程度解っている節あり。
最後の方は完全に同一化している模様(恐らく記憶は中途半端に戻っているのではないかと)

●舞人観:妄想世界突入。
※妄想ですよー! そして、こじつけ…というよりかなりつじつま合ってないなあ。
 一番の問題点は「あの少女」と表記されているのが誰なのか、という点なんですけど。
 私は、朝陽達との会話で出る「少女」は舞人母ではないかと思ってます。

 恐らくは桜香と同じ擬人化可能な桜の精。朝陽も恐らく同様(あるいは上位)の存在。本体は丘の桜の木。
●舞人と桜香と朝陽の関係。
 基本的に朝陽は舞人や桜香よりも上位の存在に思えますが。
舞人は2人は家族で、桜香が舞人を恋人、朝陽は家族、朝陽は舞人が兄弟で、桜香に片想いと思っている感じ。

 舞人が一人でいる際に幼い時分の舞人母と出会い、恋をし、人間となり野に下る。
桜香は悲しみ、朝陽は裏切られたと思って憎んでいるのではないかと。
現在の『愛するものの喪失』(つばさと希望は愛情、青葉は距離、こだまと小町は舞人の存在そのもの)
記憶はそのまま(GWの電話の時点で『思い出したのか』との表記)で、
舞人母の舞人に対する恋愛感情が、家族間の親愛感情に代わり、
舞人が全ての事柄を忘れたまま完全人間化かつ幼児化。(母と舞人の年齢上の差はこの辺じゃないかと)
(あと、朝陽が舞人に向かって『この人間が!』と向かって言っているので、舞人は何の能力も持ってないただの人間かと)
人間になってしまった舞人と共に母親は桜坂市で暮らす。
しかし、桜の樹の下で希望と出会い、惹かれ合った事で呪い発動、舞人と希望はお互いと出会った記憶を失う。
事情を察した母が北へ連れて行ったのではないかと。

■桜香:傍観者(水と砂糖とかの状態。よく混ぜれば溶ける事も可能だが、放っておくと混ざることはない)
 決して交わろうとしないつもりだった少女のカタチをとったもの。
過去舞人に惚れてたのではないかと。そうでなきゃあんな最後に奇跡は使うまい…
さりげに舞人って惚れた女の子以外には容赦ないよな。
主人公ではなく和人に籠絡されたのは私個人としては嬉しいような悲しいような。

■朝陽:傍観者(水と油の状態。混ぜても混ざらない)
 人に街に交わっているが決して交わっていない少年のカタチをとったもの。恐らく以前の名前は別。
大嫌いだという発言があるし、言動からしても挑発している部分が多々。『同族嫌悪』な感じがひしひしするんですけど?
恐らく好きだった桜香を舞人が相手だからと泣く泣く諦めたのに、その舞人が人間を好きになった挙げ句、
桜香を捨てて行ってしまった事により憎しみが増加したんではないかと。麦兵衛の憎しみの完全形みたくないですか?
あるいは舞人と桜香を創った創造主的存在。
賭の相手は舞人母だと思われ。実際にしてるわけじゃないんでしょう。

■舞人母:事情通(ただし、遠距離な上、本人自ら距離を置いている節がある)
 私的には上でも書きましたが「少女」=舞人母 だと思ってます。
子供時分にすでに過去舞人に出会い、恋をして、舞人を人の野に下ろしてるのではないかと勝手に妄想。
呪いの結果、親子として接していた結果、恋愛感情ではなく家族感情になっていると思われる。
育ての親だが、舞人には言ってない模様だが、いつでも突き放せる教育をしてるのか、
…まあアレがデフォなんでしょうけど。さすが和観の親友。
和観さんには恐らく舞人の諸事情は殆ど話していないのではないかと。

■和人:間違いなく、ハーレム王国を建立できるであろう、無敵超人。
 嘘を見抜けるというのは恐らく超能力というか異能力の類ではないかと。舞人達桜組とは全く関係ないと。
父親が出てったのってそういう能力を持ちかつ大人顔負けの論破をする自分の子供に耐えられなくなったからじゃないかと。
瑛、瑞音、椿、桜香 と無敵ハーレムワールドが完成する日も間近です。

●キャラ愚痴
■山彦:モーホー説を否定しきれない親友以上の親友。隠しに書く事柄なんてこれっぽっちもない一般人。
『恋愛情熱枯渇型のお節介』。恋愛は否定しないが、燃え切れなさそうだよな。お人好し。某緑色な筈の人。
緑の人に「ブルマー…いい」とか「スッチー…いい」とか言わせてる上にRPGではとんでもない事に(笑)
クリスマスイブに親友を慰めに来てくれるというなんか凄すぎなお方。
■谷河:BL系確定。
あれで実は鬼浅間が襲われた結果、勝てない相手になってしまっているという説があったとしてもちゃんと信じれる。
というか同じ声であの絡みをやったのか…すげえ。
■つばさ:結局最後まで彼女は恋愛否定型な様に見えるんですけど?好かれてないよなあ。
■青葉:何よりそのっぽい策略型性格(あれはもう天然じゃなく人工だろ)が耐えられず。
 最初の頃はまだ何とかだったが彼女のスク水でもう何か黒いのが見えた。純粋さはこだまに期待か?
■こだま:やはり恋愛模様が弱い。相合い傘しただけでアウトか主人公。こだまの語る夢見がち恋愛観は可愛いが。
 竜頭蛇尾っぷりは一番弱い。まあ間に谷河、ひかりのコンボ攻撃できたので気にならなかっただけだけど。
■小町:本当にええ娘さんっちゅーか、舞人の刷込紫の上作戦系?いや母親の作戦か?(笑)
 希望シナリオでは小町リプレイをしたくなるような発言が。さすがに胸が痛くなりました。
■希望:
結局、野暮な事さえ君が聞いてくれればこんなに妄想を繰り広げる事は無かったと…

●竜頭蛇尾っぷり。
 ぶっちゃけきって言っちゃうと、「○NE」で一番私が号泣した部分である、
消えゆく奇跡→主人公の苦悩、あがき(行動)→奇跡消滅→ヒロイン苦悩、あがき→奇跡再発動→エンド
の「主人公の苦悩、足掻き あるいは ヒロインの苦悩、足掻き」がほぼ無かったという点が
一番問題なのではないかと。
あのエンディングからすると桜香が奇跡発動してくれなかったら舞人は確実に諦めていたと思う。
しかも舞人が桜香にお願いするとか、そういう行動を起こすわけでもなく、
どうみても過去の遺産か、棚からぼた餅でうまくいったとしか思えないなんていう名作粉々な想像が。
そもそも
主人公が受け身すぎて頭にくるんですけど?ヘタレだよなあ。

結局、台詞で語られてるのが全部だとは解ってるんですけどね。
嗚呼、やんぬるかな、嘆きのイカロス、報いを受けたバビロン』で、
恋の魔法はおしまい』で、
わらっていて下さいね
という物語なんでしょうけど。


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