REVIEW(ネタバレ-てりぶるふゅーちゃー)★Kのゲーム本箱

ここから『てりぶるフューチャー』の致命的に近い
ネタバレ考察を開始します。
（本当にあってるか自信もないし。）
オールクリアしてない方は速攻でお戻り下さい。
ついでにデモンベインのネタバレも。

↓

モロネタバレ考察（致命的）

■妄想根幹■
エレアザル（以下エレ）がミシュレット（以下ミー）の未来の状態であり、
魂的なものが同一だという概念で進めてます。・・・実際は微妙に同一ではなかったんだが。orz

■吹き出る疑問編■
基本的に地味に共通シナリオ（ときどき個別シナリオ）なのですが、未来、というか時間ネタなので、
疑問が吹き出る吹き出る。まあ、後で解明編があるとは思うのですが、自分のテンションのためにも
（ゲームのせいではなく、超個人的な事情で低飛行気味）あえて妄想を膨らませてみることにしました。
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■ジャンル：平行世界時空未来改編ラブコメ

■正体妄想編■
・指令→脳だけで1000年過ごしている未来人。一輝豹変の事実を知り、彼の敵を討つために生きている。
　指令の台詞、『貸しが大量に・・』のくだりと、夜の公園のセリヤンの大沢への視線から、大沢だと思われる。
　→結局確定となるようなイベントはなかったんですが、月音やエレの台詞を考えても確定でいいと思う。

・セリヤン・竹内（フレイザー大佐）（観測者）→タイムトラベラー。
　実験（？）のため、不老不死の肉体になった人物。結局は詳細不明。
　バラの～云々からするとそういう歴史上の人物が居た気もするのだが不明。
　月音曰く、苗字が違う（竹内？）指令の友達のご先祖様、とあるが、実際は、本人そのもの。
　月音に前情報を知られたくなかったために、仮名を使った可能性も。
　ナサニエルへの恩から、基本的に傍観あるいは道筋確保の立場を取っている。
　前半の台詞にあるように、エレとセリヤンは何かの約束で行動を共にしているだけであり、目的を同じとしているわけではなく、
　エレがセリヤンを雇っている状態にあるように思える。　ミーシナリオ以降も一人で一輝救済を続けるらしい。ええ人だ。

・エレ（ミーの改造機種の戦闘用アンドロイド。観測者）→タイムトラベラー。
　一輝がスカラバイオスに乗っ取られないように、平行世界を移動して食い止めている。
　過去現在未来とかそういう概念のない。　1000年後の月音とも出会っている。
　果たしてその正体は別の平行世界での後悔から一輝を幸せにするために永遠を行き続けた素晴らしいお姉さま。
　この人とちび一輝の出会いのシーンとかやってくれたらきっと俺死ねるかも。っていうか、エレのが好み。

・ミー（一輝守護専用アンドロイド）・月音（異分子）→未来人。エレ･セリヤン的には不確定要素。
　月音は一輝＆円の1000年後の子孫。
　月音は一輝の生存確率を上げる確変要素として、エレ達が指令を使って送り込んだ可能性も？
　（ごめん、その辺、ちゃんと語られているが覚えてない）
　ミーは1000年後云々ではなく、未来の薬子に頼まれたセリヤンが、
　過去（ゲーム開始時点の）一輝に送り込んだボディーガード用のアンドロイド。『凍結された恒星間～』云々は嘘かと。
　（その時点が起動時点のため、記憶がない。そりゃあ、生まれたのがその日ならその日以前は覚えてないわな）

・藤原鋼三郎（スカラバイウス）→外見上は円の祖父であるが、精神はユイース人達の長老。
　肉体を一時的に間借りしている（のっとっている）状態。（しかも鋼三郎の人格の悪影響で性格の歪みがでている。）
　老人の器を捨て、力の器（一輝の身体）を乗っ取ろうとたくらんでいる。
　生身の鋼三郎もスカラバイオス程ではない物の、まあかなりの合理主義で強欲な悪者。

・ナサニエル（スカラベの器に入った悪）→一輝父が送った、幸運のスカラベ。
　幸運どころかえち暴露するだけの虫だと思ったのだが、実はユイースの前長老。
　能力的には現長老のスカラバイウスとは天と地程の差があるらしい。
　前長老に怒られただけで負けを認める悪ってどうしようもない気がするんですが。
　結局エレ・セリヤンと行動を共にするため、一輝達との行動シーンがないのはありがたい。正直、こういうキャラ、駄目。
　ユイース人→外見を持たない地球外寄生種族。様々な星々で、そこで生きる生命の身体をのっとり、滅ぼしてきたらしい。
　恐らく悪者会談のシーンで出てきた羽音とか、藤原家で聞こえた羽音はユイース人達。

・薬子（超天才科学者かも）→ミナカタOSを作成し、アンドロイドを作成し、
　タイムマシンを開発するという超天才科学者になるかもしれない
　現在はただのお兄ちゃんへの愛というよりすでに執着だけでトンデモえちイベントをこなす妹系。
　エレの元のミーを発生した世界では謀殺されているのはちょっと可哀想だったが。
　そのどれか１つでもいい。一輝にその能力を与えられなかったのか。
　全然主人公の特殊性がないタイム物って本当にあんまり駄目だ。

・円→月音を誕生させるという以外には必要性がないエセお嬢様。自分の金でプールに連れてくとかの考えは起きないのか。

・一輝→魂が入った状態だと、逆ギレして女の子に暴言吐いたり、えちゲーらしからぬ多くの蔵書（笑）を抱えている、
　普通の男子。
　ただし、本人も知らない能力（精神交換装置の力を増幅させる）を持っていたため、スカラバイウスに狙われる羽目に。

■一輝モテ疑惑編■
　いや、ヒロイン達からモテるのはいいとして（円や薬子は刷込、ミーは初期設定）、
円のラブレター握り潰しイベントから察するに、微妙にモテ疑惑が発生している一輝ですが。
どこがいいのかさっぱりなんですが？　なんでこんなイベントがあるのかも不明ですし。
円のヤキモチ（というより嫉妬というかオンナコワイ）イベントとして用意されたのはわかるんですが。
本当に、この男のどこにそんなモテ要素が？
あーちなみに４ヶ月ばかり親の離婚で拗ねて不良やってたのはむしろマイナス要因に思えますが。
→正解編：たぶん、面倒見は根本的にいいんだろう、生徒会で書記をやったりとかと真面目な様子もみせつつも、
　セクハラ働いた男をぶんなぐったりしたようで、男らしいとか、守ってくれそうだとかいう理由でもてているらしい。
　（円によって揉み消されているが）。でも。あんなすぐ逆ギレする子供な男のどこがいいんだろうか、本当に。

■基本的ゲーム開始直後での未来編■
※状態としては４種あり（5種めのE.はミーシナリオ後発生する世界）、
Ａ．エレ・セリヤン・月音の３人が介入してない世界（薬子がエレを製作し、セリヤンとも出会った世界）
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Ｂ．エレのみが介入している世界（ゲームに出てくるエレ誕生世界。一輝はカブトムシ内死亡）
Ｃ．エレ・セリヤンが介入している世界
Ｄ．エレ・セリヤン・月音が介入する世界（ゲーム開始時点世界）
（E.セリヤンのみ（月音はどうだろう・・・）が介入する世界）

介入者が多いほど、一輝の生存確率（及び未来の平和確立）は上がると思われる。月音が入ると尚生存確率が上がる。

＜Ｄの世界での流れ＞
０．エレ＆セリヤン、世界に介入。一輝と出会う。
１．鋼三郎、スカラバイウスに精神交換機にて身体を乗っ取られる。
２．月音、過去跳躍。同時にミシュレットを過去搬送。
　　（ちなみにエレがミーだった世界では月音の存在はなく、ミーのみが過去跳躍）
３．ヒロイン集合、一輝略奪戦開始、そして終了。
４．一輝、卒業後、旅行会社に就職、２年後にできちゃった婚で円と結婚。
　　（Ｄの流れ以外は全てにおいて円が略奪戦で勝っている可能性もあるが、
　　逆にＤ以外では月音がいない＝円と結婚しないと考えると４番の流れはかなり疑問。）
５．２年後、策略による交通事故により、下半身不随に。事故直後、藤原家地下にてスカラバイオスと精神を交換させられ、
　　以後、スカラバイオスが御名方一輝として行動する事になる。　（一輝はカブトムシに入れられ数年後に死亡）
６．薬子、スカラバイウスに騙されてミナカタOS製作。名義をスカラバイウスに。
　　（この時点で薬子は一輝が乗っ取られていたのに気づかなかった可能性有り。あるいは脅迫されていたか）
７．事故１年後、薬子、ミナカタOS製作、スカラバイウス、ユイース人をミナカタOSに寄生。藤原グループを乗っ取り始める。
　　人格交代の発覚を恐れ、円と子供を距離を置き、暗殺等を試みるが失敗。円と離婚。
８．薬子、セリヤンの協力もあり、アンドロイドの製作、及びタイムマシンの作成に着手、過去改変を計画するが、
　　平行世界論上で自分の時間律での一輝を助けることが無理な事が発覚、
　　平行世界での一輝の未来改変による幸せな人生を希望するが、スカラバイウスに謀殺される。
　　そのため、タイムマシンの製作は頓挫、試作機が、藤原邸、アパートの物置に残ったままになる。
９．ユイース人、地球人類乗っ取り計画として、次々と人類を乗っ取り始める。同時にタイムマシンの作成。
10．月音達レジスタンス（中身はきっと純粋に人間が入ってる人たちっぽいなあ）、御名方のタイムマシンに気づき、
　　過去改変による未来改変を計画、月音を過去に送り込む。

■円シナリオ整理■
　大財閥でコンツェルンらしいのだが、そういう印象は殆どなく、むしろ、自分の命の価値を解ってての自殺騒ぎ、
一輝宛ラブレター揉み消し等、別な意味で金持ちらしい、行動をしつつ、
次々と襲いかかる敵（笑）を殲滅し、挙句に一輝が全員をちゃんと振るという快挙を成し遂げ、
一輝を手に入れる事に成功した円。
　元々ただの『おばかさん』である一輝は気づくこともなかった上に、円との馬鹿ップルを謳歌し始める。
一方、藤原鋼三郎はセリヤンの引き伸ばし計画にしびれを切らし、円が一輝の家にいることを手玉にとり、
地下施設での精神交換装置を使った計画を実行するが、計画直後、大沢がスカラバイウスと入れ替わり、
一輝と大沢の魂交換というトラブルにより一部被害はあったものの、事なきを得、恐らく機械の破壊をし、
スカラバイウスの野望は潰え、過去改変により、一輝の所に来た月音が居た未来はなくなるであろうと予想される。
（このゲームは平行世界論を使っているので、未来がなくなるというより、別の平行世界を選択したと思われる）
　ただし、一輝の人格交代は２年先の事であり、可能性は完全になくなった訳ではないと思うのだが。
まあ、疑問は殆どは解消されないままのシナリオでありますが。
　浮気とかしたら相手の女の子とか、消されて（もちろん手を汚さずに）そう。ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ。

■月音シナリオ整理■
　基本的に本人の気づかないところで舞台の幕が下りていた円シナリオとは違うものの、
このシナリオもある意味、一輝や月音は存在がキーなだけで別な部分で幕が下りていた気が。
嫉妬バトルの結果、勝った月音が一輝をゲット。直後、未来に残した仲間が心配になり、一輝を棄てて未来へ帰ろうとする、
という暴挙があったものの、アホカップルを発生させただけで終わる。（裏にはセリヤン＆エレの暗躍があったが）
　円シナリオ同様、スカラバイウスの策略にかかり、鋼三郎（中はスカラバイウス）と一輝の精神交換が実行され、
一輝（中はスカラバイウス）が月音と別れ、円と婚約するという暴虐をみせたが（月音の未来と同じなぞりにするために）、
ミーの活躍により、全ての事なきを得た。（月音シナリオでのミーの奮闘振りは可愛くてならないのですが）
　基本的にこのゲームでの時間並列の概念はこのシナリオが一番概略としてあるんだと。
時間的には平行世界観であるが、ある程度の情報は干渉が可能らしい。
　タイムマシンによる直接過去改変は不可能。別の並列世界を生み出すだけらしい
要はカブトムシになった一輝とか月音のレジスタンス仲間のいる世界を助けたりは無理という事。
（並列世界、という段階で月音が一輝の子孫であるからタイムパラドクスによる月音の消滅という事はありえない）
　まあ、とある人のシナリオのネタバレ部分が開示されちゃってるなあ、とか思ったり。

■薬子シナリオ整理■
　えち担当薬子。しょっぱなの「えっちだよ」とか言うキャラだけあって、暴走しきり。彼女のえちシーンはことごとくえちかった。
内容的には月音シナリオと類似。一輝がテレパシー洗脳受けて薬子捨ててミーが奮闘して、
というのはヒロイン変えればテンプレートなのだが、今回は一輝の能力がようやくお目見え。
唯一と言っていい見せ場だったかと。
このゲームの一番の問題点は主人公が何もできないという点にあったので（人質の姫さん的に）嬉しかったが。
薬子の未来の正体は月音シナリオにもあった、超科学者。開かずのドアの認証は作った本人だから当然。
ミナカタOS作成、アンドロイド設計、タイムマシン設計とありえない活躍ぶりだが、その片鱗がないままに、
ミナカタOSとかアンドロイドの修理だとかやらされてるのはいくらなんでもご都合すぎかと。
まあ、一輝が作ったとかいうよりよっぽどいいが。頭がやたらいいとか設定的に前準備しておいて欲しかったですがどうよ。
あーちなみに最後のアレですが、アドレナリンが出て頭が良くなるとか聞いたことがあります。
結構えちな人って頭いいらしいですな。

■ミーシナリオ整理■
　以上同文（変だが間違ってない）。本気でほぼテンプレート。一輝がいかにムッツリか解るシナリオぐらいか？（苦笑）
ミーの大活躍まで同じだともうどう思っていいやら。
見所としてはエレさんの活躍・・・と言いたいが、活躍するものの、
エレさんは微妙に俺のではない　orz
という涙なしには語れないどうしようもなさで、大小ともに両取りだとか思ってる不埒さんには絶望の嵐。
（あのエレさんはミーだが、別の平行世界で誕生した存在で、ゲーム上の一輝のミーではない。
エレさんのマスター一輝は月音介入以前の平行世界（B）で、カブトムシとして死んでしまっている）
　外見が例えエレさんであったとしても、口調がときどきエレさんだったとしてもあれはミーであって、エレさんではない。
正直に言おう。俺はエレさんが俺のミーと完全に同一人物だというシナリオが欲しかったんだよ！
あのエレさんの、あの口調で一輝さんとか親しげに言って欲しかったんだよ！！！
悪いかよ！小さいだけじゃ満足できねえんだよ！！
エレさん的には眠っちゃってるし、あのエレさんは死んだマスター（いや俺だけどね？）が一番大事って感じだし。
自分を一番に見て欲しかった・・・・・・・・・・orz（絶望に打ちひしがれる）

■自分反省会■
　ここのところ、『デモンベイン』とか『ハルヒシリーズ』等、時間とか空間とかの世界のジャンルを続けすぎたかも。
まあ、ぶっちゃけると、幸せを追い求めた結果なのだが。
正直、ハルヒシリーズはともかく、デモベのエンディングもかなり納得いってないので
（だってよう、生死をかけた仲間には記憶ないんだぜ？　やってられるかっての！（怒））
外見も魂も同じであっても、寝取られ感すら残るんですがどうよ。
このミーシナリオにもかなり不満が残る残る。いや、ミーだけが好きというならこのエンディングには満足だろう。
だが。
俺はあのエレさんが好きだ。
あのエレさんが欲しい。
あのエレさんに好きって言って欲しかった。
エレ＝ミーが欲しかったのであり、エレ≠ミーというのは悲しみしかない。
この想いはどこにやればいいんだ・・・orz

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