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月陽炎

 

メーカー名:すたじおみりす
差分ファイル:有り 体験版/デモ:無し
原画:仁村有志  シナリオ:宮蔵、板東えみし
■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑))
 
 
色とりどりの紅葉の舞い散る季節。
飄々とした風情の青年は帝都からとある神社に手伝いに来ることになる。
 対人恐怖症で、近寄ることもままならない、銀髪の少女、柚鈴。
 男勝りでからかいがいのある、美月。
 二人の姉で堅い感じのある鈴香。
 少女達の母であるが、どこか少女のような、葉桐。
 柚鈴の親友で大人びた嗜好をする少女、双葉。
秋祭りまでという期限の中、青年は交流を深めていく。
楽しく穏やかな日々。 しかし、それは燃え尽きる前の炎の様で。
語られる、古の物語と。始まる、恩讐。
その出会いは。悲しい糸で出来ていて。紡がれる物語は悲しみに満ちていて。
でも。それは決して悲しいだけの事ではなく。
青年は少女と出会う。
それは確かに喜びの物語。


★購入理由
 
 大正伝奇浪漫と聞いたら買わずにはいられなかった。というか矢絣袴と巫女万歳。


★システム(★★★★)
 
  「静寂は闇の調べ」「うさみみデリバリーズ」等と同じシステム。
ディスクレス起動可。安定度はそこそこ。
エンディングの多さに対してセーブが20個しかないのが、最近のセーブの多さから考えるとちょっと辛いかと。
後メニュー画面にカーソルを持っていくとマウスが暴走するのが困るかも…。
 でもOP画面の画像の表示、音楽のギミック等は素晴らしいです。

★サウンド(★★★★★) OP/ED/BGM SE 声
 
 SEはかなり高レベルかと。後半になると少なくなっていきますが、前半部分の音だけでもゾクっとしたので。
…トイレのSEはちょっと勘弁して欲しかったですけどね。
美月のご飯掻き込み音(特にねこまんま)とか、柚鈴の小鳥との戯れ音とか。
OPはめちゃ好み。これ、ヘッドフォン推奨。ステレオの左右を凄く上手く使いこなしてます。
声も上質。葉桐のみちょっと顔立ちに似合わず低すぎないか?とか思わなくもないですが、上手ですし。
後はとにかく美月の声優さんの「死なす」にメロリ。シンクロ率やたら高くて良いです。
柚鈴の男声もたまらなく良かったし。むしろ奴より男前(笑)
ただ、私のマシンの問題かもしれませんが、音がこもったり、雑音が入る事が多いんですが。特に葉桐さん。

★CG(★★★★) 背景 立ちCG
 
 絵柄、人体図ともに多少の不安定さが否めませんが(何しろ瞳・顔型が安定してない…)、
オリジナリティがあり、かつ可愛いというのは嬉しい限り。手書きの温かさが残る瞳です。
しかし、男になると杜撰になるのはえちゲの伝統なのかもしれませんが、あの父の顔や、悠志郎の線目は(笑)
背景は全体的にいいんですが、社務所の畳目とか。ただ、駅前のモブはかなりいただけません。


■攻略順■
 ★Kの攻略順
美月(エンド4種)→柚鈴(エンド4種)→鈴香→葉桐→双葉

 ★攻略順について
 効率の良い攻略を考えるとある程度有りと考えて良いかと。全攻略をするのはちょっと難儀かもしれません。
何度も繰り返しプレイして行くと選択肢が増えて別の道に行ける様です。
 鈴香は柚鈴を攻略、タイトルに鈴香の顔が出るのが条件。
 葉桐は美月を攻略、タイトルに葉桐の顔が出るのが条件。
 双葉は全キャラを攻略、アイテム『虫眼鏡』を手に入れ、タイトルに双葉の顔が出るのが条件。
 それと、アイテムを手に入れると、おまけモードが作動、
音楽鑑賞は、「蓄音機」※一部聞けない物有り。ゲームデータの中にデータありますが。
CG閲覧は、「思い出のアルバム」シーン回想は、「キネマのチケット」を手に入れることで閲覧可能になります。
他、別のアイテムでシーンが多く見れたり、選択肢が増えたりするようです。
 CGの枚数から言っても2人以外はその他扱い状態なので…
まあこれだけ順番が拘束されてるとどうにもなりませんなあ。ラスト本命希望者としては。
このままの流れで千秋恋歌に流れていきますのでいいんですけど。


★主人公雑感 (名称変更:不可)
 
 かなり好感が持てる人物…というか、あの人の良さそうな線目とは裏腹に、
やたら女の口説きに長けかつ女の子をからかう(いぢめる)のが大好きというのは楽しくてなりません。
そして二面性有り…うーん、こういうの結構好きなのですよ。
そしてえちに関しては暴走しすぎ…というより合意じゃないだろ絶対(笑)

★シナリオ雑感
 
何か一気に走ってしまいまして、感想が鈍るかも。
いやまあ、怒濤のような繰り返しは確実の様ですし。

★各キャラエンド雑感
 
●美月@草履キック
 ツーンデレ!! ツーンデレ!! ツンデレ可能性大の暴力小娘。
台詞で「出来の悪い弟」という表現がなされてますが、その通りでだからこそ、可愛いというか。
やはり出だしが出だしだった故に柚鈴よりも美月派です、今のところ。
 一気にファーストバッドエンドに。
あまりの流れの速さに付いていけませんでした。自分の流れも速かったんですけど。
シリアスに入る伏線とか、正体の伏線とか謎が大部分残るものの、ちゃんと読めば多少は解らないでもないんですが。
何しろ展開早すぎ。
美月の伏線は用意されていたものの、主人公の伏線が初っぱなの頭痛だけな気がするんで、
これだけだと余りにも弱すぎではないかと。
あと、ほのぼの→シリアスの差を埋める、じわっとくる怖い部分を入れて欲しかったかも…
 ひとまず、現時点では判定は微妙。平均点を多少越えてるぐらい。
基本的にキャラ萌えしにくい奴なんで、その辺はご承知置き頂きたく。
 美月、可愛かったけど、急にそういう展開にされても…主人公の方は好意はあっても好き、じゃないよな…
美月の方もかなり微妙。あれ…恋愛ちゅーよりお兄ちゃんに対する態度だよなあ…
しっかし、衝撃的なラストでしたな。…といっても伝奇慣れしてるので、普通に見れちゃったのが。
ひとまず、残ってる伏線を楽しみにしつつ、この妙に盛り下がっているテンションが上がるよう祈っておきましょう。
 あ、後。美月の部屋のアノ状態のCGがないのが非常に残念。もちろん白いモノとかが放置されてる状態で(笑)
あんなに綺麗な背景でおそらく腐海の森っぽさを表現されても困るんですが。

 ◆美月エンドその2
 実はファーストプレイとセカンドプレイの間に『こんねこ』を入れてしまったり、
私用があったりと話を微妙に忘れてからのセカンドプレイと相成りました。
繰り返しプレイですので、まあこれはこれで…
前回と違って2度目ですのでゆっくり読めてるのが逆にいいのかもしれません。
ひとまず気になってるのが葉桐さんの写真を撮ったのが誰なのかという点(笑)(一哉氏だろうが…)、
ハーモニカの場面は凄く良かったです。個人妄想的には好感度と嫉妬度が上がったと見てますが。
 ひゃっほう!
今回はそれなりに伏線もあるし、流れもあるし、何より!
主人公側の好意感情の流れと表現があるのでいいですね!
 シリアス方面への流れも1週目とは違ってぐっと良くなったし。
主人公の身体的苦痛って私大好きですので! 殺意がたまらなく心地よい今日このごろいかがお過ごしでしょうか。
 いやー…美月、可愛いっす……/// 本当にあれですね、からかう娘程好きな風味に。
というか、本当に全ての意味で可愛いぞ美月……。まあツンデレキャラですからねえ。(ツンデレ好み)
そして馬鹿ップル爆誕。いやあ、これほど周囲にピンク色の風をまき散らせる馬鹿ップルもそうはいないのでは(笑)
そして、暴走する馬鹿い力(笑) いやあ話には聞いてましたが…はっちゃけきってるというか…すごいな主人公。
そりゃ神様にも恨み買うわな(爆笑)
 ギャアアアアアアアアア!!!!
 ここまで進入を許したイベントがあったであろうか!嫌、無い!!
 どうすればイイんだアアアアアア!!!(どうもできないだろうが…

_| ̄|○

 …そっとしておいて下さい…何かねえ色々と一気に遠くなったよママン……
 暴走が続いてます。そして選択肢もなんか凄い事になってます。言い切る選択肢は恐らくトラップなんでしょうが、
やっぱそういうのな人だと言い切るんでしょうね。
 若さ終了。殺戮開始(笑)主人公最強伝説もそして伝説へ…
いやあ、楽しいねえ…こういう生死をかけたバトルってのは何かゴメン、ヒロインどうなってもイイヤー、みたいな(よくないから)
一応それなりの設定はこのエンド2で解ったかなーと。
せつないなあ…これって結構全員不幸だよな結局。いや幸せにはなるんだろうけど、落としきれない影が残るよなあ。
まあ聞いていたので覚悟の上だったので良かったんですけど。
…でも聞いてたからちっとも涙が出ないのか?
これ号泣モンだと思うんですけど? というか…そこまで心が腐ってしまってるんだろうか俺…

 ◆美月エンドその3
 何しろ
やたら男前な柚鈴声に萌え萌えでした。あーもう、べらぼうに……ッ
2よりもこっちの方が好きです(笑)ええ、私はこういうの大好きですよ。縛られ続けるんでしょうなあ…ニヤリ。
しかし、何て言うか…エンディング的には2の方が良かったですけどね。
何にしろ、双葉はともかく、鈴香が完全に除外されてる辺りは哀れ過ぎて(笑)

 ◆美月エンドTRUE
 一番最後が一番何だかなあな気分ってどうよ自分。
いやさ、あそこでじゃあそうしますかっていう選択肢はあり得ないでしょ。そんな主人公は嫌過ぎだぞ(笑)
でも最後のあれは…やっぱそうだったのかあ、とちょっと。仕方ないんでしょうけどね。
 ひとまずこれで美月はCG1枚残し全クリア。
可愛かったですけどね。でも結局どのエンドも柚鈴に喰われきった感が否めないんですが。
美月は護られるだけだったし、
何しろ良すぎたよ柚鈴が。
 好きなストーリー順としては、1→TRUE→2→3。一番幸せなはずのTRUEがこの順って自分でもびっくり。

●柚鈴@おどおど
 あり?萌えてないよ自分。嫌いじゃないしむしろ好きな感じなのに?…美月が強すぎたか…
いやでもじっくり聞くと可愛いですよ。なんて言うか小動物の餌付けに挑戦している気分ですが。
ひとまず芋かりんとうを早急に用意せねば!食べながらプレイするのだ!(増量中の人間のすることではないなあ)
ちうか、美月2エンドを見ちゃうとなんかもう柚鈴スイッチが入っちゃうよね!
 柚鈴ルート開始。こちらのルートの方が説明等詳細にされてるので最初はこちらの方でもいいかもしれませんなあ。
ただどこのレビュや攻略サイトでも美月を最初にやるのを進めてるので…
(恐らくシーン回想やCG閲覧のアイテムは美月ルート時に手にはいるからだと思われますが)
人物の詳細もこちらの方がはっきりされてるし。柚鈴の扱いもはっきりしてるし。
ただ、美月ルートでも柚鈴はかなりの出張り具合だったのに反して柚鈴ルートでの美月の出番は滅茶苦茶削られてるのが。
流石にあの景色のシーンで削られてるとは思わなかったよ…
しかし柚鈴かあいいです。絶対なんていうか、ね! まあ美月ルートでの柚鈴萌え貯金が満期になったんですけど。
 一方、鈴香ですが、相変わらずのサブっぷり。いやまあ双葉よりは断然マシだけど。居た事すら忘れそうだしな。
でも柚鈴ルートの鈴香の方が神経質でガチガチになってる気が。
耳ーーーーーーッ!!
いいなあ〜どうするよ奥さん!俺いっそ刺されて聞こえなくなってもいいッス!!
…や、ちょっと葉桐さんにやってもらいたかった…とか思ったのは閉まっておきますが。
芋ーーーーーーッ!!
芋になりたい今日このごろいかがですか姉さん!あの隣に座って鼻歌歌いたいッス!!
いやあ、本当に食べたくなりますな。…準備不十分で買っていないのが悔やまれます
 そういってる間に鈴香フラグ立ちました(嘘ですごめんなさい)
本当に妹想いのいいお姉さんです。しかもツンデレてて可愛いし。
 ここで一休止。耳前ですが、一番気になってた家族構成について開示されました。
そりゃあお堅くなるし、葉桐さんともうまくいかなくなるわな。
ここでさほど親しくない悠志郎にこぼさなければいけなかったほどテンパってたと考えるとかなり、いたたまれないなあ。
誰にも相談できないだろうしなあ。
カリーーーーーッ!!
 ちうかここんちの家族は血縁云々置いておいてやたらくいしん坊万歳
芋かりんとうに猫まんまに羊羹に…出てくる食べ物がやたら美味しそうに見えるのはにんともかんとも…
 そして恐らくそろそろ来る感じ。ええ奴ですよ奥さん。
まあここで殆ど美月も鈴香も消えかけなのが気になりますが。鈴香なんて当てられっぱなしだし。
誰との話で寄越されたんだっけ?主人公(笑)
奇妙な笑顔全開。
いやーーーーっこっぱずかしーーーーーーーーっ///////(悶え)
もうやんやんいいそうな位悶え萌え。つーか、こう純情シナリオ来られると萌え萌え。
流れが!

…ちうか主人公。美月時にあんなマニアックな状態になれる方がこんなに純情だとは思いませんでしたよ。
いやでもまあいつもの奴らしく、経験積んでる事をさらっと言ってのける辺りは流石(笑)
 柚鈴エンド1。普通に終わりましたが何が(いや普通じゃないだろってツッコミは大歓迎)。
誰も痛くないっぽいじゃんか。ねえ? ひとまず真の出番がこれっぽっちもなかった段階で幸せじゃないですか。

 ◆柚鈴エンド2。
 そろそろスキップにエンジン掛け始めました。
…えっとですね。前評判で幸せなエンドがないなんて聞いてたので…こう手に入れてしまって、
逆にもてあまし気味なのはどういう事なんでしょうか、自称『ラブラブハッピーエンド至上主義者』のKさん。
凄まじい勢いで蛇足的に付けられた感が…うーむ…

 ◆柚鈴エンド3。
 見てはいけないもので萌え(笑)あれ、脂汗かかないとならん内容ッスか?
というか前提でフラグ用意されるのは卑怯ですよ〜(笑)
というか、美月の時に柚鈴に萌え、柚鈴のときに美月が萌えてしまうのが。
 …あああ。美月の時といい…このひたー(というよりライター氏)どーしてこうとんでもない公開の仕方なのですか…
…駄目だ。ものすごく拒否感があるのですが自分。ばれるばれないネタは好きですが、やはりバレては欲しくないなあ。
そこまで倫理観がないというのが…露の気があるのか……?
 …怖い…怖すぎるぅ…この家…オープンというか…常に覗かせて覗いての関係だよう…たーすーけーてええええ。
終了。 やっと来ました伝奇系。ビバ神威の血。ビバ最強能力。
…いや、何の役にもたたないんじゃ意味ないんですけどね、本当に。
 ここでまた色々な設定が開示。ここの真さんは余りにも中身が違う人で別な意味でドキドキ。
ひとまず、葉桐と一哉の関係に関しては安心できました。被害者が出ちゃったのはアレですけど。
ひとまず、死人が出ると必ず殺されるあの方…殺されることに意味があるんでしょうかと問いつめたく。
鈴香のほっとかれっぷりも相変わらずでしたし(まあこのシナリオはちゃんと少しありますけどね)
しかしあの最後のCG。
いや、しかしあれは可愛すぎというか卑怯すぎ。
柚鈴よりもあっちの方が断然イイとか何かイロイロ間違った方向に。
いいなあ…側にいて欲しいなあ……
ひとまず現時点でベストエンドかと。内容的には2がベストなはずなんですけどね。何故かしらん。

 ◆柚鈴TRUE。
 でも3のが全然好きです。というか、ホント主人公役に立たねー…美月シナリオもそういや役に立ってないか…
ひとまず、このゲームは全エンドを見るのが推奨っていうか、全エンド見ないと話掴めないですな。
しかし、ホント、鈴香…哀れすぎる…いつだって彼女は独りきりだ…
いや一哉よりはマシか…? でも結局彼が柚鈴をまっさら無視する理由が出てこなかったなあ。
一応開示されてる理由に関してはそれだけじゃ納得できず。自分は散々好きにやっておいてとる態度じゃねーよなあ(笑)

●鈴香@支配者
 影のじゃなくて表でも支配者だと思われ。いやでも、美月の次に好みっていうか、この人もツンデレ属性の可能性が。
何よりも美月を怒ってるシーンが一番今のところ良いというサブっぷり。
でも可愛いよう、すげー好みかもしれないよう。
酔っぱらった所付きのお姉さんキャラっていうのは弱いのですよ自分。
でも本当に凄まじいまでのサブっぷり。葉桐さんなんて出ずっぱりだわ、感動するシーンにはいるわって状態なのにね。
…エンドも1つしかないんですよね。葉桐さんはBADとはいえ2つあるのに……
 おまけしなりおけてーい。
ベースが柚鈴。くだらない駄(作)洒落テキストとか混ぜつつ(ごめんなさい、私下らないとか思いつつ笑えちゃう性質だったりしますが)、
鈴香オリジナルのシナリオがほぼないというサブっぽさ。…選択する余地すらない双葉シナリオよりマシか?…うわあ。
 終了。うーーーーーーーん。ここまでほぼ関わってこなかった筈なのに伝奇シナリオへ突入。
そして見事なまでに主人公は何の役にも立たず。…そして、しこりが残るエンディング。
ツンデレ具合もどうも…シナリオ的も性格反転を求められる状態ではなかったですし。
根本的に依存というより、投げ出しな気がするんだよなあ。
「千秋恋歌」に期待、ですか?
アイテムそれなりに使われてはいますが…ますますもって主人公いらなくなっちゃうんだよなあ…

●葉桐@びくびくママ
 声の威力が一番弱い上に録音質がどうもこの人だけ悪いらしくて、どうも…
というか、ちょいサービス入れたりと、えち要員な香りが(笑)いやでも可愛い。なんつーかねえ?
でもぢつは結構好み。何というか、凄まじく薄幸そうだよなこの人(笑)
 というか。この人のシナリオをどうするのかが一番気になる所。
おまけに近い鈴香シナリオですらあの状態に持っていったんですから、葉桐シナリオは確実に本筋突くでしょうし。
あーでも親としては大嫌いな一哉ですが(結局柚鈴をあそこまで厭う事なんて許されないだろ奴は)、
夫婦としては一哉&葉桐は好きなんだよなあ。
 …これだけシナリオを進めたくなくなるOPも久し振りだなあ(褒めてます)
入り込む余地なんて(あるけど)これっぽっちもないじゃんかよう〜

 ま っ く ろ 爆 誕 。

 どうしよう、こんなにまっくろくろすけな悠志郎。なって当然ではあるんですが。あんなに何度も聞いてりゃねえ(笑)
まあいぢめてオーラと誘ってオーラ漏出してるから当然の結果ですけどな。
いや、向こうがって言い訳はもはや出来ず。そして黒いのが取り返しつかない所へ出発進行。
もう怖くて考えたくないのでただ走ってきます。

 ◆葉桐BAD。
さくっと全部解決してみましたエンド。感想イコールネタバレなのでこれ以上は。
しかし、BADのみでいいと思うんですがね、駄目ですか。

 ◆葉桐エンド
サブとはいえさすが鈴香を凌駕しているヒロイン。やったらいい思いしてますなあ。なんだあ、結構幸せなのも多いじゃんかー。

●双葉@おまけ
 上記の通り、毛色が違すぎてどう突っ込めばいいのやら。
入れる必要があったのかどうか後述したい所。いやおまけだから入れるのは可だろう。
いや、可愛いんだけどね?この娘も別録っぽい音多いなあ。みりすはともかく、瞳と絵柄が一番安定している気がします。
 …双葉シナリオスタート。
   ………え………と?(小首をかしげ)
 うわあ。純情になったり野獣になったり役立たずだったり真っ黒だったりした我らが悠志郎君。
 な、はずなんですが。 …この人誰ですか?(笑)
 うん。正直いっそここまですっきり中も外もアレにしてもらうのはいいかもしれませんな。
完全に
アナザーシナリオ。まあ設定補完もしてますが。
個人的に気になってた事が解決されていくのは気持ちがいいです。
…でもやはりこのシナリオも主人公が必要ないシナリオだなあ。双葉だけでなんとかなりそうじゃんか、と(笑)
 ここへ来て。一哉抹殺同盟でも作ろうかと考えたりしてるんですが。
…葉桐さん…こんな男のどこが良かったんですか?
 終了。まあ、さくさくっと。アナザーでかつ主人公必要なしという事で。

 評価としてはバランスはやたら良いものの、不思議と『ここがいいっ』という点が無かったので…
星4つあげてもいいとは思うんですよね。でも…なんでだろうなあ。

★シナリオ統括感想
 
 「はじめから」から繰り返されるエピローグ兼オープニングのギミック。
素晴らしいボイス(特に柚鈴)、ステレオを十分に使った音楽、多少難(便所SE)はあるが数が多いSE、
伝奇と萌えのバランス。かなり良い作品かと思いますが。
 というかどの娘も可愛くて。珍しく私の萌え波動が発動しそうになりました。
 全体的には優良物件なんですが。
主人公の役割がどうしてもただの死神(不幸を連れてやってくる系)なだけで、主人公がいるからこそ、
というのが感じられなかったのが…

■ちなみに話を自分で理解するために致命的ネタバレを含めた考察を用意しました■
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★ラブキャラ
 
線目柚鈴。芋かりんとう時も良いが立ち絵の線目がたまらなく良し。後はあの状態の美月。万歳。
最終オススメ度 ★★★ ゲームバランスはかなり良好。…なのに中の中ぐらいの判定なのは自分でも疑問。

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