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Emblem

麻里奈を敵と認識した(笑)レビューになってます。嫌な方は←これ押して戻って下さい)

メーカー名:malt(メーカー消失)
差分ファイル:有り 体験版/デモ:無し
原画:柏木隆二  シナリオ:梅猪健次郎
■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑))
 
 
夏休みも近い頃。
両親を無くし一人暮らしをしている俺は進路よりも洗濯や買い物が気になるごくごく普通の学生だった。
そんな俺が学園から帰って来たときに。全ての歯車が…暴走し始めた。
黒塗りの高級外車に半ば無理矢理乗せられて来た、大きな家。明らかにお近づきになりたくない大男。
家に帰ったら折檻させるなんて、脅迫されて連れて行かれて。流されるように泊まってしまったのが運の尽き。
素晴らしい門構えのお屋敷で、中にはどう考えてもまっとうな目つきをしていない黒服の男達。
えっと。やっぱり。……どうみても。 組って奴ですか、ココは。
美人姉妹にお手伝い。親戚だと名乗るその美女が告げたのは、
『俺が五代目を襲名』なんていうトンデモない事で。
脅迫に負け、引き受けてしまう。
 組長補佐をしてくれる、あらあらで全てごまかす浅葱さん。
 虚偽、脅迫と可愛い顔とは正反対の暴走小娘、萌葱。
 俺の専用お手伝いを名乗る、大人しい紫乃ちゃん。
 極道組長なんて肩書きを持ってしまっても同じように接してくれる明るい委員長、麻里奈ちゃん。
 それに反するような、極道に興味を持って俺に接近してくる遼子。
胸に付けている紋章の様に、ただの飾りの筈だった組長が。
俺の人生を変えていく。


★購入理由
 
 
極道モノと聞いて買わずにはいられなかったので(愛読書が『○かなるド○』ですから!)

★システム(★★)
 
 ケースがDVDケースでした。どうりでやたら箱場所探しても無かった訳だよ…CD1枚なんですけどね。
 私のマシンと相性が悪いのか、起動の時点でトラブルし、動作はおかしいし…と色々です。
パッチ入れたら幾分かはマシになりましたけど。メモリも食うらしく、動作が異常に鈍ったりします。
このゲームやって、1度でもウインドウにしてレビュ書くと終了すらしてくれないんですが。
 ひとまず、1/2倍角、2倍角、4倍角文字による文字の演出は素晴らしいかと。
…なんで他のゲームで使わないんですかね。絶対にいいと思うんですけど。
 後セーブは自分での手動ファイル作成のため、無制限に作ることができます。
ちなみに意味はありませんが、「murata01〜08」という名前で村田コレクションを作ったりしましたが何か?
 あと、スキップは未既読アリですが、ctrl押し続けのスキップのみ。ひさびさにセロテープ固定技使いました。

★サウンド(★★★) OP/ED/BGM SE
 
 
声なしです。OPも正直デモチックだわ、出演なんて書いてあるわアレです。
音楽は別に良くも悪くもなく、やはり何となくDOS時代を彷彿とさせます。

★CG(★) 背景 立ちCG
 
 アニメ塗りに似合ったふくよかな感じの絵柄かと。胸がね、特に胸が。
ただ、その塗りが本当にDOS時代から抜けてない上に、主人公の絵及び肌の色が最悪。
死人のように
土気色です。

■攻略順■
※全キャラクリアするとタイトルに「TAKE2」出現。新麻里奈ルートです。

 ★Kの攻略順
浅葱→遼子→萌葱→紫乃→麻里奈→TAKE2

 ★最終推奨攻略順
浅葱(汎用バッド?)→萌葱→遼子→紫乃→麻里奈→TAKE2

 ★攻略順について
 7/17日の最後の選択肢までは完全同時攻略可能。
浅葱はおまけ…というか汎用エンドと見ていいかと。
萌葱、遼子は個別シナリオ以外は流れは同じ。ただし、遼子は若干シナリオ補完の気あり。
紫乃は上記二人より若干シナリオが上。ただし、盛り上がりシーンは微妙。いいエンディングですが。
麻里奈ルートは死ぬほど気にくわないのですが、TAKE2がある事を考えると最後にするしかなく。

メインヒロインなのは確かなので。


★主人公雑感 (名称変更:不可)
 
 ノリがいいというよりは最早洗脳されや過ぎて怖いぐらい。しかも押しにも弱い。
ヘタレではあるんですが、まあ最弱がデフォルトなのでいいんじゃないかと。
ただ、エンディングの盛り上がりシーンでは中の人が完全に入れ替わった漢っぷりを発揮してます。
ただ。フルCGでこれだけ主人公絵に嫌悪を持ったのも久し振り。キモイ。色がキモすぎる。死人のようです。

★シナリオ雑感
 
 ベタネタ王道極道コメディ。結構面白いです。(一部キャラシナリオ除く)

★各キャラエンド雑感
 
●7/17まで。
 極道パロの王道を走っている作品というだけで白旗挙げるんですが。
面白い。恐らく類似の作品が沢山あったら、王道じゃんとか言って済ませてる所なんですが、
純愛系で極道物なんていうのは聞いたことがないので(大悪司は組モノだけど純愛とは別物だろうと思われ)、
新鮮で楽しいです。
 ひとまず、ココまでは紫乃ちゃんが抜きんでてお気に入り。後は村田さん。
ひとまず萌葱がかなり……ただでさえキャンキャン五月蠅いのに(そこがいいと私の一部は言ってるが)、
言動が爆弾というより電波で勘弁して欲しい所。
 馴染みかけた(?)所で共通終了。
あーそういえば、大前提『考えたら負け』ゲームですから。
人斬った経験があって、朝トースト食べて、ム所経験ある面子ばかりの組っていうのは笑えすぎるし。
…楽しいので大オッケーです。

●浅葱エンド…?
 戻れない道を戻ろうとするとこうなりましたエンド。
汎用バッドととってかまわないんじゃないかと。1ヶ月だし(笑)
まあ、ちゃんと浅葱さんエンドが欲しかったなあ……まあ浅葱さん的には絶対欄外の対象なんでしょうけど。
ちぇー。

●遼子@マニア
 えっと。近いので何もコメントすることができませんし、彼女を批判する事もできませぬ。
本当に想像の中の王道を走ってるので楽しいのですが。やっぱ
白ラメは基本なんですか?
白いのとか白いのとかのネタが…だーかーらー…自分がやられて辛かった事は人にやっちゃ駄目でしょ!!
あまつさえ、ラス1までとか。
本当にコイツラ洗脳されやすすぎ。死ねっていったら勝手に死にそう。うわ嫌だ。
(その後本当に笑えないネタになってしまうのはまた別のお話)
 一気に走っていきました。面白かったです。
大味ネタが多かったですけど。…ベタ過ぎが嫌だという人には絶対に不向きなゲームですな。
そして、結構自分の中の遼子好感度もそれなりに上がりました。
というか、主人公内恋愛ゲージが微妙に上げるのが上手だったのには驚きました。
このゲームなら急に好きとかになっても問題なさそうだったので。いやあ、初々しくて良かったですよ。
まあ、結局サブ扱いキャラでしたし、おそらくは他ルートの補完を兼ねているのではないかと。
(注:どの子も同じようなレベルでした…)
 終了。えー私は遼子とは違って主人公が完全に不必要では無かったように思いませんでしたが?
というか、遼子独白場面で一人で異常に盛り上がりましたけど?こんな所で独白見れるとは思わなかったので!
(独白大好き)
うーんでもやっぱちょっと当然とはいえ寂しいかなあ。置いてかれてるとは思うので。

●萌葱@暴走小娘
 人をおちょくってからかうのが好きという、私の嫌いなタイプです(笑)
最初はそんなに悪くないかなーなんて思ってましたが、白い粉事件で株暴落。
いや元々上場できるレベルではなかったんですけど。流れは基本的にどのキャラも同じ様です。
起こる事件が同一のもので、切り口と、ヒロインの固有シナリオが違うぐらいで。
 でも固有に入った途端、性格反転おこしてただのだんまり娘になってしまい、なおさら暴落中。
でも萌葱の思考は気に入りましたけど。ハリネズミのジレンマみたいなモンですよね?
 む、
村田ルート? …いや違うからしっかりしろ俺。
でもですね、遼子シナリオでは見れなかった数々のレア村田表情や村田語りが満載なこのシナリオ。
いいですよー。萌葱抜きでも(笑)ちなみに
私は『あんぐり村田さん』が好きです。
 で、針全開モードに。むう。
いやっほう! 遼子シナリオでも身体を張った主人公。萌葱シナリオでも存分にその漢っぷりを発揮してます。
血なんだろうなあ…
 しゅーりょー。レベル的には遼子よりほんの微妙に下気味。
ヒロインが主人公に、主人公がヒロインにと惚れる流れが遼子より唐突なのが。
特に主人公は確かにそういわれればそうだけどさあ、と。
萌葱の愛情にはエンディングを迎えてもかなりの疑問が残りました。いや貰うもん貰っておいて言う事じゃないけどな。
 私はこういう流れ(喜びぎゃふん(笑))好きなんですけど、2キャラも全く同じ流れだと、
完全同時攻略可能で、かつシナリオが短いというデメリットがメリットになりそうな(汗)

●紫乃@専属お手伝い
 孫よりもむしろ祖父ラブ(え …いや紫乃ちゃんがこのゲーム中では一番のお気に入りですけどね?
娘に対して本気殴りする祖父。
 しかし、紫乃見ててようやくはっきりした事が一つ。
立ち絵の表情少ない上に動かし方が微妙。紫乃の笑い顔なんて、唇が1ミリずつぐらいしか上がってないので、
笑顔を見せたという表記で、まじまじと確認しないとわからないなんていう事が。
そうして改めて見ると、一番表情の多い筈の萌葱でさえもあまり目が変わらないし、眉も微妙な動きしかないので、
差分が少なそうに見えるんですけど。
…いや、紫乃の大笑顔が後で もし見えるならこれはこれで効果的ですけどね。
 あと、笑いの部分で個別の少ないこのゲーム。映画のシナリオで笑かせていただきました。
パロネタってやっぱ面白いですし、あの続編が続くたびに訳の分からない前や後ろの付則は私も思ってましたし。
しかし、白エナメルでどうやって拳銃と闘うのか…(笑)
 あーちなみにやっぱり流れは同じですが。
かーーーーーわーーーーーいいーーーーーー♪
やっぱこういう所外しませんよこのゲーム。ああなんて可愛いんだ紫乃ちゃん。
これで惚れましたという理由なら大オッケーですが。
ゲームは立ち上がらないわ、終了できないわ、ウィンドウズは終わらないわとトラブル多発のこのゲーム。
紫乃ルート…未既読判定しなくなってるよ……

ヘタレ炸裂。

 そりゃあさ、学生なんだし、臨時みたいなもんだけどさ。……どうしてこの選択肢を選ばないとならないんだよう〜。
でも失敗というか、本当にこいつヘタレ度のタイトロープダンサー(笑)
あーでも彼女の表情変化はやはり萌えますな。可愛いを連呼してます。
 終了。結局紫乃相手では主人公が強くなる事無く終了。でもいいエンディングでした。
まあ結局貫さんが全取りしてっちゃって、紫乃どうでもよくなったりしそうになったんですけど。ラストが良かったので。
蛇足だけど、紫乃エンドは受験に失敗してるのね(笑)

●麻里奈@正当派ヒロイン…とは言いたくない。私が。
 ああまで普通の態度をとっていると逆に怪しく見えるのは私だけでしょうか。
もともと分かり切っていた事ですが、紫乃ルートで99%投げ込みは彼女であろうと。
 恐らくTAKE2のための布石落下。…こういう脳を使う解釈が入れられるライターさんっていうのは良いと思います。
住人が増えるなんていう事態になり、お、いよいよ流れ別のシナリオか?と思ったのですが。
……並列話する割に流れは一本化してますな。 もう鐘旭会の話なんてソラで言えそうですが?
後ですな。主人公同様?というか、なんというか『罠だよ♪』とか言われそうで、麻里奈に近づけません。
腹に何かかかえてそうなんですよ…
 …死にたい。
ひさびさの
攻略順大失敗。いや、一番いい解決の仕方かもしれないですけど、私的には大失敗。
ただ、TAKE2の事もあるので最後に配置するしかないというどうしようもなさが。
麻里奈も結局全然個性が掴めないままで、流されていってるし。せめて遼子シナリオ的に好きなそぶりでもあったらなあ。
あるにはあったのかもだけど、あれじゃあ……
えちシーンなんてキモイだけだったんですけど。余りにも自己的で嫌気が差しましたし、
ことある事に書かれた本当の彼女っていうのが全然わからないんですけど。
 終了。脳内削除を速攻したいですが、TAKE2の事を考えるとひとまず覚えておかないと。
ひとまず、夢ミガチな煩悩は一切捨てて。
アレは敵です。どうりで、ぎりぎり…というか、そうなってから、しかも、
かなり胡散くさげな訳だったよ!(吐き捨てるように)
TAKE2がどうなるかはわかりませんが、ひとまず、ヤツは敵な方向でプレイします。
…なんで全キャラクリア後にTAKE2出現なんですか…うーんでも、いいっ!て言い切れるシナリオも……
というかね、そのまま続行というシナリオを作って欲しかったなあ…何か極道に個人的なナニカというか、
いまさら青少年保護のためにそういうシナリオを作ってみたとかじゃあ…ないですよね?流石にそれは駄目かと。

●TAKE2
 まあよっぽどの事がない限り納得がいかないであろう麻里奈シナリオのアレ。某アレと同じなぞりです。
微妙に否定しつつ、受け入れて話は進みます。
しかし何もかもいちいち直感直感と言い訳されるのも嫌ですね…
親切なことに重複を重要な所以外避けるべくシナリオが作られているので、真里奈直後がやはりプレイ順ではオススメです。
…全キャラクリアなんて制限なければ速攻先に2連続でやるのに……というぐらい麻里奈が駄目です。
 しかし、やはり主人公は麻里奈が好きなんですな、私は駄目ですが。意見が乖離しきってますが。
 とあるシーンで盛り上がる主人公と麻里奈。その時に出た麻里奈の台詞で主人公の台詞と同時に出た単語は。
『ねえよ、死んでもねえよ』と。
うわあ、黒いね、自分。つーかマヂでさ、あんな女のどこがいいんだ俺。
勝手に暴走した挙げ句に火の粉まき散らせながら自爆した奴のどこが? と。
 いちいちちょろちょろ出ていた某謎の真相解明ルートですね。
別名『主人公全くこれっぽっちもいらないし必要ないねルート』です。
 やっぱ盛り上がるシーンでは主人公がメインはってないと盛り上がれないというのは駄目駄目でしょうか自分。
そしてそのままゴー。…死んだ魚のような目で進めていきます。
いやあヒロイン視点でこれだけ盛り上がれなかったのもハジメテです。
というか、最後の感動するべきシーンで嗤っちゃいましたから。やってられない、と。ピエロ過ぎだ自分と。
…というか。恐らくこのゲームをするであろう人はちゃんと『良かったねえ』と言うと思いますよ。
………私が黒くて執念深いだけで。
好きとか何とか言ってくれてますが、このアマ絶対俺の事好きとかじゃねえと俺のシックスセンスが言ってるんで。
 私にとっては本当に麻里奈ルート及びTAKE2が全体の評価を下げる結果になってしまいました。残念です。

★シナリオ統括感想
 
 ベタ王道プチ極道ラブコメディ見参。
なんていうんですかね、某代紋よりは1〜10巻頃の静ドンな感じ。(解らない例文出すなよ。)
きぼー。
 浅葱さんシナリオで、真の組長エンドとか用意して頂けませんか?
血が目覚めるのですよ。えっと、静ドンで言うところの 猪首→村田、鳴門→若頭 な感じで。
最後のあの方が全部うまくやるのまで協力しあいながらも主人公がメインで動く感じの。駄目だろうなあ。

★ラブヒロイン:遼子…ぐらい(え
★ラブキャラ
 
村田さん。特にお口あんぐり村田さんが一番ラブ。
最終オススメ度 ★★★ ベタ極道ラブコメディが好きなら行っていいかと。

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