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小雪の朱

:少なめの入ってます。嫌な方は←これ押して戻って下さい) 

メーカー名:ディスカバリー
プレイメディア:CD プロテクト:無し 差分ファイル:無し 体験版/デモ:有り
原画:サクライユウイチ  シナリオ:古月拓海
■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑))
 
 雪深い街に暮らす少年。ほんの少しの不思議を体験しつつも、彼は、彼なりの生活をしていた。
歯車が狂いだしたのはいつなのか。
   自分を兄と慕ってくれる幼馴染み(男)と、その妹と共に向かうのは雪で休校になった学校。
  雪に包まれた学校で出会うのは、
   少年に迷惑をかけ続けるクラスメート。
   雪の日に何となく待ち合わせる上級生。
   教師と生徒というお互いの立場のために、消滅しかかった関係の女教師。
   そして、行き倒れていた少女。
  閉じこめられた少年少女は、その空間で、自分の思いと向き合うことになる。
  その空間は「未練が残る街」。
 七不思議という事象で彼らは新しい一歩を踏み出していく。


★購入理由:大特○だったのでつい。

★システム(★★★★)
 
 
要ディスク。
 一定以上に詳細設定が可能なシステムですが、微妙な部分もちらほら。
セーブ数はあるんですが、セーブして戻るのに右クリック戻りができない。
ただ、オートセーブはかなり重宝できる。
シーン切り替え毎に出来たり、選択肢でオート出来たりもします。

★サウンド(★★★) ED/BGM 声
 
 OPはなし。
 声は違和感なしだが、印象に残るほどのものでもなし。
ただし、電話の男の声が小さすぎて全く聞き取れません。デバッグしてなかったのか?
 BGMは切り替えがしっかりしてないのか、前後の音が混じることがあります。
 SEは項目にできないぐらい弱いので評価できません。
 EDは固有CGで歌付き。ただ、ED後のエピローグのCGまで流すのは辞めて欲しい。

★CG(★★★) 背景 立ちCG
 
 3つは団体CGと塗りへの評価。えちゲーとしては★1つ。
絵も塗りも個性的。絵は目元が個性的なぐらいですが、塗りが特に個性的。肌や髪部分はそうでもないんですが、
服等の布部分が、アナログ塗りだと思う、という感じのサインペンタッチの塗りはかなり個性的です。
さりげない点ですが、
複数人がいるフルCGが多いのが印象的。実は少なかったりしませんか?
 背景は、普通ですかね。微妙に雪の表現が綿綿していて気になるところはあるんですが。
 ただ、大問題が1つ。
 
えちシーンが少ない。ロープライス作品より少ない。
期待するだけ無駄以上の絶望。

まあ話的にも絵的にも仕方ないのかもしれませんが、1キャラに1つか2つだけというのはかなり前時代的なのではないかと。
何はともあれ18禁マークを付けていて、かつ2004年という年代を考えると、正直、批判せざるを得ません。
・・・これでフルプライスというのはどうなんでしょうか。


■攻略順■
 ★Kの攻略順
絢→日和→かざり→梢→蕗乃

 ★最終推奨攻略順
かざり→蕗乃→絢→梢→日和

 ★攻略順について
 大幅には、1つの伝承が起こす現象が元になっていて、
その伝承と、1人の人間との因縁のある人間達のルート(日和、絢、梢)と、
現象のみ絡んでいる人間(かざり・蕗乃)のルート。
 謎を基本として考えるなら、日和をラストにするべきだと思います。一番多いし。
かざりシナリオは伝承とかはあくまでも添え物レベルなので。
ただ、かざり・蕗乃シナリオ以外は、恋とか欲しくなります。
・・・というか、主人公が日和日和あんまりにもウザイんで、恋愛ゲーにならないんだ・・・orz


★主人公雑感 (名称変更:不可)
 
 面倒ごとは嫌いだが、自分の与り知らぬ所で、面倒ごとが解決しているのを嫌う人間。
すなわち、面倒は嫌いだが、自ら面倒ごとにつっこんでいく、というかなりやっかいな人間であります。
 恋愛スキルは他のえちゲーとは違い、それなりに経験済み。
基本、厭世的な態度を取っている風でありますが、かざりとのタッグでハム虐めをしている時の彼は輝いていると思います。
(だから日常部分は、テキストとしてはある程度評価できる)
 と良いところもあるんですが、元彼女の日和に対しての未練がたらたらでうっとうしい。

日和日和ウゼエんだよいい加減。

正直、こんなに未練たらしいと、新しい恋なんてできそうもないんですが。(実際恋愛モードは全部電波吸着)

★シナリオ雑感
 
 いきなりの全面テキスト(説明台詞のみ全面テキスト)。
ノベルゲーかあ・・・とため息をついている暇もなく、引き込むテキストは嬉しい。
 ちなみにかざりよりもハムの方がいいと思った俺は失格か。
 日和ちょっと登場、なんですが、この出現だけで自分には十分理解した。苦手だ。
 年上女教師という辺りは好みなんだがなあ。
 続いて絢をひっとらえに。不思議ちゃん過ぎてついていけない。
 梢先輩と淡々と濃密な時間。うむう。こちらの方も十分に不思議ちゃんではあります。
で、話が淡々と進んでいくのはいいんですが、合間合間に日和との日々が綴られていく時点で、主人公の未練たらたらさが伺えます。
散々そこらで言ってますが、既に彼女がいちゃったりするゲームは苦手なんですが(プレイしたとしてもラストは彼女にする)、
日和に関しては愛情を殆ど感じないので、いい加減うじうじすんの辞めて欲しいなあ、とすら思ってます。
 前半終了。蕗乃は登場せず。日和は殆ど回想のみでしたが、他キャラは表面的な触りは体験出来たのではないかと。
好感度順としては、 日和<<<絢<<梢<かざり ですかね。
日和はまあ、正直あの鬱々したキャラがどうも苦手で、
絢は不思議ちゃん過ぎる所がついて行けなくて、
梢は好ましいんですが、体験版で体験した部分があるんで否定的で、
純粋にかわいいなあ、と思えるのはかざりだけってどうなんだ、と思います。
 まあヒロイン視点有り、あちらの世界行きネタとかあるのはわくわくします。
・・・ここまで来て普通の物語だったりしそうな気がしますが。特に日和。

 後半戦とつにゅー。
凍死体(笑)を発見した主人公一行、死体を安置したのち、犯人を追う! わけではなく。
死体的な蕗乃をぎゅーっと足踏みした後、全員集合となったんですが。
いやあ、本当に主人公がうっとうしい。おまえこそやれやれだぜ。
・・・もういいじゃん、日和なんてうじうじ女はよー。
いやほんと、何かに付け、日和をやったら意識する主人公にやれやれです。

★各キャラエンド雑感
 
●絢@不思議ちゃん
 こういう天災系の不思議ちゃんは、興味殆ど持てません。
攻略上なのか、シナリオ上なのか、梢フラグを先に立ててる気がしますが。
梢シナリオは楽しみに取っておきたいんですが。次だけど。絢は先にやっつけたいなあ。
 お、話の続きはともかく、たぶん絢ルート確定。まあ、微妙に絢だけ優遇されてるなあ。
独白ありだし。メインかやっぱり。
ちなみにいまだに全く恋愛感情を持てませんし、可愛いとも思えません。
というか、
ブラコン女を遠くから見てるだけのゲームってどうよ?
そりゃあ、ただのクラスメートとずっと大事に思ってきた兄なら、想いの量が全然違うとは思う。

 いまさらですが、この主人公、年齢によって、凄く態度とか意見とか違うなあ。
まあ基本的に人間なんてそんなものだし、ゲームもそうなんですが、なんか、はっきり意識するぐらい違う。
 絢にはタメ、梢や日和にはやたら子供というかしくじるとお子様。
 かざりや蕗乃に対しては凄くいいお兄さんを見せると思うなあ。

 完全に絢ルートですなあ。主人公の側のフラグは立っているようですが。
え、俺ですか? 
絢には全く興味がありませんが何か?

やっぱ「
ついていけない娘、絢」。
 台詞に「七不思議に関わると不幸が訪れる」っていうのがあるんですが。
率先して強制させてたの、絢だよな?
兄云々はともかく、言動が余りに不思議というより最早痛い子。

 展開が光速です。突然とか台詞で言われてどうにかされても、こちらとしても、
あんな少しの展開で一気に進めるとかと思うとガクブルです。つーか日和は?
 これさあ、もうちょっと、もう1台詞でもいい、独白とか何か入れてくれれば!
超萌え展開になってたと思うんですが。スゲー台詞はもう嬉しいんだけど!
でも超展開仕様になってない自分の頭は台詞が空回るだけですが。 惜しい!

・・・あれ? 別に気にしないとか言ってたよなあ・・・・?
 いやまあ、ヤキモチ焼かれるのは大好物だからいいんだけどよー。

・・・ところで日和は?(しつこい

 終了。
 確かにこれは「俺たちの旅はこれからダッ!」エンド。
まあどう考えても恋愛とか以前というか、冬前の関係に戻っただけエンドだった・・・orz
でもそれってどうなのとか思うんですが。
確か、「他の人間が知らない和泉」とかどうとか言ってなかったか?
 うーん、微妙以上なんですが、恋とか愛とかが欲しくなるエンディングでした。

 あ、ちなみに日和問題は1行であっさり。
うーん、主人公があれだけ回想とか行動とかで日和日和五月蠅かったからな・・・
梢にする予定だったんですが、もう日和をさっさとやっつけて忘れよう、もう。

 ちなみに主人公の方も悪いのは多少なりとも理解はしております。
ただ、あのラストシーンで全く動かなかった日和に絶望したのも同じ。
まさか、本当に全く日和が出もしなかったのが・・・ギリギリまで梢先輩だと思えなかったんだよなあ。
まあ、このエンド、むしろ、梢先輩萌えだと思ったのは自分だけでしょうか。

●日和@自然消滅気味彼女教師
 自分はああいううじうじ系の女は好きじゃありません。積極性皆無だし。
ただ、主人公の方が未練たらったらなのがなあ。(夢みる位回想してるし・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・(光の射さない瞳でどこかを見つめながら)

 なんですかねえ。ここ暫く続く「精神的寝取られ感」は・・・・orz
微妙にずっと、そんなゲームばっかりじゃね?
いやほんと、そんなの俺は期待してねッスから!
もう萌え萌えとか言ってるだけのゲームしようかなあ、いっそ。
 日和シナリオらしいのですが、もううちひしがれすぎて絶望的です。
梢も幸高で確定だろうなあ。 なんだよ俺・・・ずっとこんな感じの未練プレイか?

 過去の男との旅は続く・・・orz

 
自分へのまっすぐなとかとか募集中。いや本気の話。
 
 せんせー、斧とか鉈とかありませんかあ? あるいは化け猫になれる能力でも可。○してえ。もういい加減ホント、コイツ、ヤっていいよな?
日和? ああもういいんですあんなアマ。ホント放置プレイをむしろ推奨したい。
先にやって良かったと本当に。
そして恐らくこれからのシナリオが幸高のせいで仲が進展しないであろうと考えると、何かの制裁を与えたくて仕方ありません。

酷い・・・(超褒め言葉)

 もうなんつーか。自分を褒めたいような殺したいような。
いや、凄いよこのシナリオ。でもさあ、馬鹿というより酷い女じゃね?日和。
悪女だ、悪女がいるよせんせーーーーーーーーーーーーーー!!
言えば済むって時点で悪女確定だよな?
・・・まあ、結局もって、酷い目見たのは幸高だけだった訳ですが。

 帰ってきました。
いやあ・・・質的には恐らくメイン・・・というか、攻略順的にはラストに回すべきキャラ。俺は絶対ラストにはしないが。
幸高の情報も、気になるところは手に入るシナリオですし、
まあフラグは既に立ってるし、停滞期間はあっても好き同士、というポイントがある分、普通の話みたいにハッピーエンド!って感じもするし。
 まあ、帰ってきた日和がもうバージョンアップし過ぎてるのはどうだろうとか思うんですが。

 終了。
 頭が悪くてすみませんでした orz
 ・・・・さっぱり理解できません。気持ちが。正確には理解したくない、ですが。
なんというか、前のめりの現状維持、という事でいいんでしょうか。
ストーリーを倍にするか、アフターストーリーを付けて頂くか、5回ぐらい読み直せば理解できるんでしょうか。
・・・何はともあれ、日和の余りの自分勝手さに、全く付き合ってられない、というのは理解できました。
先生と生徒だから別れる、というのは解るが、どう考えても日和のメンツを保つだけの擬似別れ。
日和の主人公への鎖が存在する挙げ句、そういう事はしないと言った日和から、教室でキスをする、
という、
考え無しの行動が多くて嫌だ凄く嫌だ)

「相手の態度に依存して、そのくせ自分の思い通りにならないと困った顔をする」
→「相手の意志は考えずに、そのくせ自分の思い通りになるように画策する」

変わってはいますが、進歩じゃないのは間違いないよな?

 後、とりあえず。
 一番のご立派な胸をお持ちになっていて、世が世なら間違いなくえち要員なはずなのに。
そりゃあ、シナリオ的にはバッドエンドみたいなもんなんで、

えちシーンが1つもないってどういうバッドエンド・・・
(立場からそういう関係を否定する事から始まるエンディング、という意味では正しい選択なんでしょうが、えちゲーとしては根本的に間違っている。)
えちゲーは、まずえちシーンありきのゲームだというのを忘れてはいけない。

いや、もしかして、本当にバッドエンドだったんか、これ・・・orz (EDにはそれらしきCGが存在する)
(梢ルートで思いっきり日和襲いシーン(EDのCGはこれだった)が入ってました)

●梢@シニカル先輩
 主人公となんとなく、というだけで爛れた関係を持つ先輩。ただし、言動はシニカル。
できれば、好きになって欲しいですなあ。
 予想ですが、日和への攻撃の辛辣さが凄い。

 もう期待はこれっぽっちもしません。
日和がいる限り。幸高との過去がある限り。 orz
 いや、梢先輩は好きですよ?
絢シナリオといい、日和シナリオといい、梢先輩のシーンがあったからこそ癒されたというのは、確かにあります。
だが、梢シナリオは確実に同じシナリオなのに、フォローキャラがいねえ・・・

 こんにちは!小さい事ですらイライラしますなあ!
・・・主人公がエセ眼鏡キャラなのも幸高のせいですかそうですか(イライラ)
・・・あの大泣きも当然幸高のせいで主人公を心配したからじゃなさそうだよな(イライラ)

 思わずそのシーンで爆笑してしまった人間ですコンニチハ。
上にも少し入れましたが、無いと思っていた日和えちが何故か入りました。
主人公、自分同様、ストレスが溜まっていたんだなあ、と思うと同時に、
主人公にも思いやりのカケラとか与える必要が無いことが十分に解りました。
 どうしようもない付き合いしてた可能性が十分です、日和と進也・・・orz
いやこれがご主人様とか呼ばれるようなゲームならともなくな?(もういっそそういうゲームにしちゃえよとか思った)

 梢、お前もか・・・orz
こうなんですかねえ、萌えゲーに出てくる一途で他を見ないような娘はいませんか?
未練の残る人間への代償行為で主人公とえちしてた可能性のある女に、
別の女と出来ててそれのストレス解消に使われた事を怒る資格は余りないと思うんですが。

あ、まあ、男女ともに最低だ、という意見には同調します。

 終了。
 そういうゲームなんだな、って今更にしてようやく理解しました。
恋愛をいつか始めるためのゲームであって、
恋とか愛はほとんど無いのが前提なんですよ?
 そういう前提のゲームだと考えれば、梢シナリオはそれなりにはすっきりしました。
まあ、主人公と梢のこれから次第ではあるんでしょうが。

●かざり@幼馴染みの妹は幼馴染みって言わないのか?
 シナリオは間違いなく「あちらの世界行き」ネタになる、で確定ですよね?
期待していいんだよな?
個人的にはかざりよりもハム登場回数が多くなることを期待してますが。

 一番のあっさり終了。 日和問題は銀河投げっぽいですが。七不思議も投げた気がしますが。
(一織先生の見せ場を作っただけとか思うのは俺だけか)

愛とか恋とかに飢えきった自分としては、十二分の甘美でありましたっ!
謎とか伝承とか神隠しとか優柔不断とかすれ違いとか他への視線なんてもう必要ねえっ!
・・・必要なのは恋心だったんだよ、マヂで・・・・

ただ、最後のCG。フルで文字を見せて貰いたかったのは自分だけですか?


●蕗乃@元気凍死体
 かざり同様、癒し系で、話すだけで癒されます。

も、萌えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

来た萌え来ましたよ萌え!!
お礼だけで悶え萌えがこれる! それ程までに飢えてたのか萌えとかに。

 終了。質的にはかざりと同じレベルですが、こう、萌え叫びがこれたし、
様々な問題も解消したうえ、主人公に若干の成長が見られたので良かったかと。

 
不思議全開シナリオだった筈なのに、一番違和感が無かったというのが一番どうよ、な点ですが。
★シナリオ統括感想
 
 正直、微妙。(最近こればっかり言ってる気がする)
 いや、話のテンポは悪くないし、自分も考えましたが、伝奇とか不思議系がかなり好きな人には良いとは思うんですが。
が、なんですよ。 基本の七不思議とか神隠し系とかは抑えてるんですが、それも、かなり好き、という方にしか勧めにくいんです。
かといって、じゃあ、それに変わる強いプッシュポイントがあるかと言えば決してない。
主人公は魅力的な人間ではあるものの、結局は根ざしている部分が。ぶっちゃけ、日和日和ウゼーんだよ!
未練たらたらな主人公に新しい恋愛をする意義が見いだせません。ウザイ。
 それと。
 
えちゲーとしては決して勧めません。
正直、フルプライスで買うのも決して勧められません。
やはり大前提として18禁マークが付いている、というのに自覚が欲しい所です。
だったら付けるなよとか言う以上のえちシーンの意味なさです。

★ラブキャラ:蕗乃かなあ、やはり。
最終オススメ度 ★★ フェチ的に消失系が欲しいなら。そうでなければ勧めません。

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-攻略順付き美少女パソコンゲームソフトレビューHP★Kのゲーム本箱-

 

 

■いつかの自分のためのメモ(中途半端かつ、超ネタバレというより考察につき反転)■

雪代の街伝承:あの世に行くために全ての思い出を捨てる場所。
        思い出だけがいつまでも残る街(世界)(神隠しの変形)

 生きたまま雪代の街に行ける人間→蕗乃以外(蕗乃はむしろ街から側の人間に近い)

カスカ:雪代の住人
 ・幸高:元凶であり、一番の被害者であり、一番の加害者。
   絢の兄で、日和の同級生であり、梢の知人。
   屋根から落ちそうになった梢を助け、死亡。
   未練が残り(未練なんかありそうもない人なんですが?)、その未練が幸高となり、雪代の住人化する。
   普段は黒猫の姿を使って、現世に干渉している。

七不思議

真・七不思議(自信なし)
・図書室:会えない人へのメッセージが返ってくる
・音楽室:相談事を書くといつのまにか返事が返ってくる
・準備室:並びの時間に、窓を覗くと覗いた人の過去が映る
・トイレ:トイレの鏡と手持ちの鏡を合わせると知らない人が鏡に映る
・段数の変わる階段:段数が14段ある
・学校の屋根:歩くと未練を残す人に会える(不確定)
・七不思議に関わると不幸が訪れる:幸高の死から噂の拡大の可能性大(不確定)

(七不思議)絢ルート
・図書室:会えない人へのメッセージが返ってくる→×
・音楽室:相談事を書くといつのまにか返事が返ってくる→×
 (蕗乃が書いた時点である意味○か?)
・準備室:並びの時間に、窓を覗くと覗いた人の過去が映る→○→×
 (進也→×、絢→兄、梢→●、蕗乃→●)
・トイレ:トイレの鏡と手持ちの鏡を合わせると知らない人が鏡に映る→○(カスカ?)→△
・段数の変わる階段→○→×

(絢作成の不思議)
・電話:受話器に願い事を言って、叶えられる願いなら10円が落ちてくる→○→×
 (進也→×、絢→○)
・学校の屋根から見える、吹雪に閉ざされた中で見える街の光→○

(七不思議)日和ルート
 基本4不思議は全て×。
 「屋根に登ると、未練を残す人の夢を見れる」が正しい七不思議だとすると、○

(七不思議)梢ルート
 「屋根に登ると、未練を残す人の所に行ける」が正しい七不思議だとすると、○

(七不思議)かざりルート
 ある程度は探すものの全て×

( 各 あ ら す じ )
絢→元気ヤンデレ:兄・幸高の死を認めてはいたものの、
   人間関係においては「兄の死が認められない人間」を演じ、七不思議をその演技の道具として使用した。
梢→冷静ブラコン:親しくしていた兄のような存在の幸高に逢うために、七不思議を実行
日和→きょぬーオドウザ反転教師:同級生の幸高との会話失敗の結果の未練から、七不思議を実行。
   「雪代から生還した彼女はまるで別人の様でした」(語弊無し)
かざり→結局の所、一歩踏み出せばまるっとオッケーな普通の恋愛シナリオ(伝奇風味若干含)。
   たぶん、微少の異能力者。前半そのフラグがガンガン立ってたのに、結果的に一番普通の恋愛シナリオだった。
蕗乃→生き霊(うわあ、ずばっと言っちゃってるよこの人!)