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なつくもゆるる

:いつも以上に設定ネタバレ(偽情報も?)入ってます。嫌な方は←これ押して戻って下さい)

メーカー名:すみっこソフト(URL:http://www.sumikko-soft.com/)
プレイメディア:DVD プロテクト: 差分ファイル:有 体験版/デモ:有
原画:笹井さじ  シナリオ:渡辺僚一

★購入理由:はるくるが良い出来だったので。(まさかここまでその理由が足を引っ張るとは思いませんでしたが

★システム(★★★★)
 
 基本が揃っていて、デザイン感もある悪くないシステム。
時間(昔のN○Kっぽいよな?)とかロゴとか木緒氏かその会社の方なんだろうなあ、と思わせるデザインが凄く好みです。

★サウンド(★★★★) OP/ED/BGM SE 声
 
 OPはシステムにも書きましたが、スタッフが絵に入れ込んであったり、歌詞と口パクが連動していたりといい感じになってます。
アニメでは最近見かけるようになりましたが、実はゲームでというのは余りないので。
 EDは黒バック白文字。デザインとか書体に拘った感はありますが、正直黒バックエンディング反対派なので、やはり工夫は欲しかったです。正直飽きるんだよなあ・・・

 BGMは嫌いじゃありません。
 EDはオーラスまで無く、ぶつ切れです。
 SEは一定以上に入っていて、虫の音とかが入っているのが嬉しかったです。あと鉄砲音。

★CG(★★★★) 背景 立ちCG
 
 ほぼもれなく小さいです。攻略ヒロインは全員身長が小さいです。・・・りね先輩がいるから胸がとは言えないんだよ!
正直に言うと、小さいのには殆ど●的対象と見れないので、そういう意味でお前が買って良いのか、という絵ではあります。
あでも精神年齢は高○生並にはあるし、頭脳は全員が理系で非常に回転数も早いので、余り「幼い」という感じはしません。えち以外は。
差分変化多め、話の途中に表情が変わったりと悪くないです。
 背景はそれなりにオリジナルで用意されているし、ノスタルジー感出てるし、小物の出来も良いかと。塗りも悪くなく大好きです。
ただ、スーパーの建物はいくらなんでもおかしいとは思いますが。あれは小さいが、形は洋品店かデパートだろ・・・?


■攻略順■
 ※無いも同然。

 ★攻略順
(強制1周目(BAD))→2周目(姫佳)→3周目(りね)→4周目(ユウリ)・・<選択肢なしでTRUE>・・紫穂

 ★攻略順について
ぶっちゃけ加算ループ系。ほぼ全て強制のため、順番なんていうものはありません。
全周最初にシナリオが加算されるので、追加されたシナリオをプレイしていけば、最終周へ。


★主人公雑感 (名称変更:不可)
 
 協調役兼ツッコミ。
普通の会話からシモネタまで全般的にツッコミが可能です。
血縁に基本的に弱いのが因業深そうですが、ちゃんと思いやりが取れる男というのは貴重ではないかと。
ただ、真性口り病が加速的に悪化していくので、本気で変態です、最後の方は何でも肯定してでもいいからさせろとか言い出しそうで怖かったです。

★シナリオ雑感
 
 先に言っておきます。学校の設定については手に入ってしまっております。・・・ガッカリだ・・・超ガッカリだ・・・
攻略順とか攻略とか調べるとついそういう情報が手に入ってしまうんだよなあ・・・
それを知らないでプレイするのと、知ってからプレイするのだと全然違うんだと思うんだよなあ・・・
初っ端の舜のヤラレちゃってる感とか、紫穂の抵抗感とか。
 前作もですが、会話が楽しいです。まあ、テキスト量が多いなあ、という苦笑は出ますが。

分岐は来てませんが、とりあえず全員出たので初期感想を。
  ●紫穂@知ったかぶりゴスロリ
   やはりダントツで外見もキャラも好みです。可愛い可愛い。
  ●姫佳@天然・・・?
   天然とは言いづらい微妙な黒い感じがあります。でも外見的には可愛い。
  ●りね@興味ない
   見事なまでに全く興味を持てません。胸が大きかろうが口リではそれはむしろマイナスポイントなのでは?
  ●ユウリ@デコキャラなんですが、余りデコデコ言われないし途中までは単独行動が多いため、余り愛着が沸きません。

 あー。結局はここんところで確実に簡潔な説明をしている、と。
「ヒトデ(捕食者)の居る潮溜まり」<食物連鎖の結果としての全体の繁栄>と
「ヒトデの居ない潮溜まり」<連鎖がない事による固体繁栄のみのいずれは破壊する世界>
の話なんだなあ、と。

 え、え、えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと・・・・。

 余りのトンデモ展開に完全に置いていかれました。
つい、ついさっきまでほのぼの学校生活(若干奇妙)を行ってた筈なんですが・・・。
 とりあえず、自分の姉さんへの気持ちは完全に粉々です。
流石に
されて喜ぶような性癖がある人間ではないので。
 でも凄かったなあ、姉さん・・・瞬
でした。恐らくユウリの言う通り、学園内はもう全滅だろうなあ・・・
一番戦闘能力のあるツートップが
初撃必殺ってそれどうにもならぬのでは・・・

後先に手に入れちゃった設定情報はエンディングの根幹設定かあ・・・嫌だなあそんな情報・・・。

というか、周回プレイですかまた・・・いや嫌いじゃないしむしろ好物ですが、2作連続で周回ものというのがなあ・・・あき作るなら、周回ではなく並列系とかはどうか。
 ちなみに攻略順に紫穂と最初は書いておきましたが、ネタバレになってもここは周回周を書くのが正解かもしれません。

 ・・・この時点では色々書いてますなあ、解った気になってましたなあ・・・お恥ずかしい・・・
結局もう訳わからんので、その辺の解釈はしてそうな方にお任せしますが。

★各キャラエンド雑感
 
●2周目(姫佳)

 シナリオ的に言えば3周目に当たるんでしょうが。
・・・零佳のガイチキぶりに本気でドン引きです。むしろこの異次元体を真っ先にヤルべきなんじゃ・・・?
奴は絶対別固体を絶対に混ぜておいちゃいけねえだろ・・・

つーかーれーたああああああああ。

 いやもうロリとかどうでもいいよどうでもよくないが。
はるくるの時もそうだが、具材詰め込まれすぎて脳から何か出そうですよ?
なのに面白いし連鎖も上手くいっているからプレイの休憩が出来ねえ出来ねえ・・・。

ジャンル的にはSFアクションサスペンスロリ? (逆スケ○ヨもあるよ?)

 本気でもうぐったりですよ?
正直これをあと二周とかもう完全にグロッキー・・・。
えちは多いけど、正直死ぬし姉は居るしで落ち着いて萌えられねえよ!


●3周目(りね)

 こういう絵でこういう話って行けるんだなあ・・・と妙な納得を。
ぶっちゃけ零佳とか見てる分には笹井氏はそりゃあ小さいのが大得意だとは思うんですが、大きいのも普通に描けると思うんだ。
でもきっとこの調子で行くと次も小さいんだろうなあ、とか。

 はるくるもバイオレンスが無かったわけではありせんが、今回はひたすらバイオレンス。必ず死者が出てるし、舜はほぼ毎回瞬殺。
今回、ヒロイン達も魅力ですが、舜で助かっている部分もかなりあるかと。正直パニック=終了、というのが目に見えてるからなあ・・・


●4周目(ユウリ)→TRUE(紫穂)

 えっと、ヒロインが紫穂とユウリの2人残っているんですがががが。
まさかあの未遂紫穂の1周目が紫穂ルートだとか言うんだろうか・・・・無理そんなの酷すぎる。
でもまあ、ルート的にはユウリルートと化してます。
完全に芳しくないフラグというか、流れで凄くガッカリです。まあ、りねの時も「設定変更が強引過ぎねえか?」と酷く思いましたが。
姫佳ルートと同じなぞりにならないように、という流れなんでしょうが、
姫佳は退場、りねは二周目までお互いにそんな好意も立ってなかった筈が、一目ぼれと重力というキーワードだけでの強引な成立、
ユウリと紫穂は完全に初回周とは別人、と、ちょっと、ユーザーを考えようぜ、的なシナリオで、ぶっちゃけこのルートもそういう香りしかしません。

ぶっちゃけ、ヒロインのどこで好きになっていいものやら・・・(姫佳以外は間違いなく設定数値を簡単に切り替えてるとなると内面では好きになれない)

 ユウリなんて、見られた見せた→興奮合体→フラグ成立 って・・・

 終了。
言い訳はしません、どうもすみませんでした!(DOGEZA)
正直に言うともう生物とかどっかいって、ひたすら理論りろんRIRONNでもう本気でもう無理勘弁してゆるしてユウリ様えぐって!
と言いたくなる位には頭を一杯にされ、最終的には全部

投げました。

 はるくるをいちいち持ち出すのも申し訳ないんですが、あれの50倍ぐらいは頭脳使うテキストだったので、ブログに書きましたが、

勉強しに来てんじゃねえよ!
遊びに来てんだよ!!!


と何度叫びそうになった事か、そして、最終的には。

考える事を止めました。

正直にいいます、もう少し頭の悪い人にも解るシナリオで、かつもう少し恋や愛が欲しかったです。

 実験のトライアンドエラーとその経過の話を延々延々と見せられて、その経過にひたすら生物・物理・化学・宇宙・人体学と勉学で肉付けしたシナリオを読み続けるって楽しいですか?
解りやすく、噛み砕いてという処理はされていましたが、こうもずっとずっとというよりは、もう少しジャンルを減らして欲しかったです。

 ラストの紫穂のシーンの辺りはその前のシーンもあって、凄く嬉し泣きしてもいいシーンの筈が、
何とか茹った脳が嬉しくなる程度だったのは本当に残念。
いいシーンだったんだがなあ・・・

 ぶっちゃけ恋とか愛というより、仲間愛な話だったので、最終的には全員が揃っての終わりが見たかったです。

★シナリオ統括感想
 
 一言で言えば「疲れた」。

次にこういうシナリオを期待する人も出そうですが、これ以上勉強を加算されたら絶対無理。
ラストの辺りのボルテージの高さははるくるレベルだった筈なのに、疲労しきった頭では微妙に感動も薄くなってしまいました。

★ラブ順:零佳(絶対無理)<<<<喜多雲先生<<ワウ<<ユウリ<<りね<姫佳<舜<紫穂
★ラブキャラ:恋とか愛の話では結局無かった気がするので。外見が好きなのはユウリですが、あれはシナリオが特に芳しくなかった・・・
最終オススメ度 ★★★ ぶっちゃけ大卒の理系の人向け。後は口りパワーだけでどこまでも行ける人。

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■おまけ<タノウマベイに消ゆ>一言感想。■

以前冬の釧路旅行であの施設に行って炉端焼きを食べ、近くのホテルに泊まった事があります(どうしてもSLに乗りたかった)。
その時にも微妙に寂れているなあ・・・とは思ってたんですが、こういう生々しさを知らなくて良かったとは思えます。
本当なのかなあ・・・遊ぶ人と遊べない人を一緒に入れる施設とかどうなんだ・・・1階が土産店なんだよなあ・・・空きスペース結構あったが・・・
そういう台座があったので、楽しめたゲームでした。
ただ、本当は荒川氏のシナリオがプレイしたかった・・・予約しそこなったんだ・・・