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奥さまは巫女?R 〜Pretty Fiancee〜

※以下問答無用の強制終了を『落ち』と表記しています。ぶちんと切れます。
※保存や起動の部分のシステムに酷く問題があったのですが、ネット上ではこういう問題は上っていないようですので、
 私のマシンの問題かあるいはAlpha-ROMの問題なのかもしれません。
 他で同じ現象は起きない可能性の方が高い事を考慮して読んで下さい。
できないという方は←これ押して戻って下さい

メーカー名:ぱじゃまソフト
差分ファイル:有り 体験版/デモ:有り
原画:かんなぎれい  シナリオ:丸谷秀人
■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑))
 
「奥様候補の名前はメロディと鈴音と晶。旦那様の名前は正太郎。
 ごく普通(?)の四人は、ごく普通(?)の恋をすることになりそう。
 でも、ただひとつ(?)違っていたのは、奥様達は魔女と巫女とメイドだったのです」

 主人公、吉野正太郎はごく普通の男の子。ちょっと変わった両親を反面教師として普通に育ちました。
幼少時に巫女や魔女が結婚したいぐらい好きだったり、今もメイドが好きだったりしてますが、
現実と虚構の区別なんてはっきりしています。 そんな夢見がちな事はあり得ない、と。
 でもそんなありえない世界が、両親不在のゴールデンウイークの7日間。
風呂場のドアを開けた瞬間に始まっていたのです。
彼好みに合わせて、魔女になった音代…もといメロディと巫女になった鈴音という昔馴染みが押し掛けて。
さらに、両親の策略でけしかけられた幼馴染みの晶までがメイドの衣装に身を包み、参戦。
7日間の怒濤の日々が始まります。


★購入理由
 
 『ぱてぃしえなにゃんこ』を持っていたからなんですが、先にこっちをプレイってどうよ。

★システムビッグバンレベル地雷
 
 
これ以上酷いソフトが出たら辛すぎるという殿堂入り確実な地雷システム。
というかぱじゃまそふとというメーカー製品を買うのが恐くなるぐらい。
まだ未プレイの「パティシエなにゃんこ」がプレイが恐くて仕方ないです。

 いっそ私のマシンのせいだと思いたいのですが。(Meだからか?)

落ちる。
見事に落ちる。
ずばんと落ちる。
4回落ちるというのはかの落ちゲー(笑)『FOLKLOREJAM』以来の落ちっぷり。
パッチ入れてもこれなんだもんなあ。
挙げ句、起動で続きから始めることが出来なくなり、アンインストの上、別な場所に再インスト。
いくらゲームが面白かろうが、絵が良かろうが。
できなきゃ全く意味がないっての!!!
でまた落ち。たぶんパッチのせいかも。アンインスト、場所変えて再インストでサガ夫氏投入。
 それでも落ちる。もれなく落ちる。
落ちっぷりは他の追随を許さない程に。
アンインスト再インストは3回。
落ちは30回以上なんて本当に。
『最後まで頑張った!!自分!!』と自分を褒めちぎってやりたい気分です。

…何なんだろうなあ。_| ̄|○

ひとまず、落ちても落ちても使い続け、パソ内部から変なメモリ音し始めたら、終了、再起動。
常駐というか、タスクトレイで終わらせられるのは終わらせる。
パッチは入れない。ディスクレスプレイ、が一番長時間プレイできました。
起動常駐外し直後の一番いい状態が一番落ちるってどうかと。
後、パッチ入れた方が落ち率が倍以上になるってどうかと。

ひとまず、バグ?以外のシステム面は、
 ウインドウ切り替えがかなり面倒な上に、最小化とかがツールバーでしかできないのがレビュターとしては不便。
セーブはクイック1+普通のが54個とばっちり。
演出も光らせたり燃やしたり疑問符を飛ばしたりと立ち絵を補い、かなり良いかと。
これで低価格だっていうんだから凄いです。

★サウンド(★★★★) OP/ED/BGM SE 声
 
SEがそれなりについてる上に、声もいいのではないかと。
ただ、BGMがはっきり強めな印象な音なので個人でバランスを変えた方がいいかも。
SEの水音には背筋が。いい音だー。花火音なんかはもう涙が出そうに。
その上、アメリカンホームコメディ笑いも。
この後に出ている別メーカーの『ままらぶ』がアメリカンホームコメディ笑い始めだと思ってたけど、
こっちの作品が元祖かな?(笑)
 あと珍しくBGMに気になるのが。グルービーっぽいっていうんですか?1曲だけ気になるのが。
こういうの好きなので。…テーマソングなんですか?(笑)
 OPも曲含めてお気に入り。一緒に入ってる旧OPも好きですけど。
結構桃井嬢の声は好きなんですよ。元気のない時には辛いんですけど。(笑)
 EDが一画像(メニューと同じ)出ただけで後が黒いだけで文字が流れるのは…これもシステムバグですかねえ。

★CG(★★★★) 背景 立ちCG
 
絵買い対象になるほど好ましいので評価はダダ甘。個人的にはネコ目な印象の晶が特に好み。
表情変化はそれなりに。
旧作からのリニューアルなので、絵も塗りも差がありますが、OK。
低価格のため、フルCGが少な目なのは致し方ないかと。
ときどき大野塗り(明るい色を使用した大野氏独特の塗りに思える)が見られますが、色づかいもかなり好きかと。
…いやでもメロディのラストは…差が激しかったような…あれだけは描き直しして欲しかった。


■攻略順■
 ★Kの攻略順
鈴音→(外伝)→メロディ→晶

 ★最終推奨攻略順
メロディ→鈴音→(外伝)→晶

 ★攻略順について
根本なんかはありませんので、好きな順で。
メロディVS鈴音だとあの娘の事を含めなくてもメロディの方がストーリーが若干弱め。
あの娘好きなら外伝をラストにすべきなのかもしれませんが、
彼女が漏らした言葉や自分が思った事を考えると晶をラストにした方が納得いくかと。


★主人公雑感 (名称変更:不可)
 
 幼少時のモテ貯金が満期になった青年。というか、マセ過ぎだ(笑)
小さい頃に魔女と巫女が好きでどちらかと結婚したいとぬかす、生まれもってマニアな好みが。
ツッコミ要員のため、ネタのためになら虚空へ飛ばされる事も覚悟な上で闘うその姿勢には乾杯。
 個性みたいなのは恐いぐらい何故か殆ど感じませんでした。何でだろう。
しかし、基本的に理性ガチガチだったはずが一気にはっちゃけちゃうのはやはり若さ故の過ちなんですか?(笑)

★シナリオ雑感
 
 すんなりと普通に面白いんですけど。なんとなく懐かしさを覚える笑いではあるんですが。
何しろ名前表示部分の切り替えが面白い。
あとで鈴が語っちゃいますけど、晶の紹介を名前表記で済ませてしまうその技には感心しました。
後ゲームを雑誌読んでるし、数もそれなりにこなしているから、ゲームパロネタにはちょいちょい笑わせられます。
…まあ、明らかに雑誌見ながらな感じがするほどタイトルとかジャンルが凄かったけど。
後はゲームを意識したネタも。システムをいじるとかが平気で。バックログを見るキャラっていうのも斬新な気が。
 というか、このライターさん、かなり好みかも……。

★各キャラエンド雑感
 
●鈴音@おっとり巫女
 主人公が好みだと初期に解ったバインバイン巫女。でも巫女いうより何か上だけだとナコ○ルぽくないか?
どうもこういうおっとりさんは居ては欲しいけど好み外の事が多いんですけど、何か姉思いな所がいいかも。
あのふりがな変えはねえだろ(笑)
 オープニング前で色々考えるところがあり、最初に持ってきたのを後悔しつつあるんですが、まあ仕方ない。
ちなみにあっちの方が好みっぽいですが?
 でも黒いよね。さりげなく、黒い爆弾投下するの好きだよね?

 盛り上がりに盛り上がっていた所で落ち
   ………え?(呆然)
 …確かに、レビューの為にウインドウにしたり、最近パソの調子も芳しくはなかったですけどね。
クイック、多用しておこう……orz
(※後述:まさか、この落ちが伝説の始まりだとは知る由もなかったのであった)

 というか、断然黒い方が気に入ってます。ので、鈴音の評価は高いものの微妙。
夜になるのが楽しみっていうのは鈴音攻略といっていいのかどうか。
ただ、彼女のフラグ管理はかなりしっかりしていて、嬉しいけど微妙。
 シナオバ登場。どうするのかと楽しみにしてみましたが。晶フラグ撃沈用キャラ?
面白かったけど。攻撃が全く気にならない白倉姉妹には毒性が強くても意味がなかったかー。

 と言うところで心配になって、クイックした後、セーブしたら、セーブ選んだ所で落ち
パッチ入れてもこれだもんなあ。
同じ所じゃないからインストバグではないんだろうけど…プロテクトの誤作動と相性悪いのか?
その辺考えてのDVD-ROMだったんだけどなあ。
(※ちなみにディスクレスプレイOKな事に気づいたのは暫く後、でも入れてない方が落ちやすいって何で?)
 その後。ついにメニューから続きを始めるを選ぶと落ち、最初から初めてもすぐに落ちるように。
Alpha-ROMのプロテクトの誤爆の発動ですかね…『フェイト』では誤爆なかったんだけどなあ。
これは辛すぎます…

 バッドエンド直行。
感動した!
何に感動したって何しろ再インストした自分に!最後までいけたマイマシンに!!
ひとまず私がした対策としては。

 アンインストして、再インストール場所は別の場所に。
 パッチは入れずに一応バッドまでは。(また入れてみましたが。これで誤作動したらパッチのせいかも)
 サガ夫氏起用。(これはスキップのために)
 セーブをやたらしてみた。クイックセーブは使用せず。
  今後は大丈夫でありますように…

 ひとまずバッドについて。これは恐らく汎用バッドだと思われ。
期間延長戦に突入編ということで恐らく次作には「S」が付くんだろうと(ごめん嘘)
特別なCGがあるわけではありませんが、彼女らのはっちゃけっぷりはそれなりに価値があるかと。
 さて、鈴音っちに行って参ります。
が。ひとまず。
低価格ソフトというのを余りやってなかったため、消化不良が否めないのだなあ、と再認識。
何もかもが勢いで過ぎていきますのでその辺を許容できないと厳しいかと。
なんつーか。結局、幼少時刷り込みで惚れ込みきってますからねえ。
主人公が何もしなくてもどちらと行動するかだけでもうフラグたっちゃうってのがねえ。
そりゃあ主人公の個性なんて必要ないわなあ、と。
…いやほらシナリオ必要なしソフトならそういう勢いもOKでしょうけど。
伝わる物がないのがなあ。いや、あの娘の寂しさとかアノコのウソツキっぷりとかあるんですけど。
メロディの一生懸命さとか、晶の惚れぶりとか。
でも何かなあ、何かが足りないんだよなあ。 面白いんですけどね。
 やっぱ一番の問題は動作問題でちゃんとじっくり楽しめなかった点なんですけどね?

 また落ちました。……もうイヤ……
ひとまず恐らくパッチかもしれません。
 アンインストして別場所に再インスト、サガ夫様使用でさくさくっと行って来ます。

 
落ちた。もう画面壊れっぱなしのまま、リプレイでなんとかエンディングまで。
こう壊れるともう感動とか感想とか書けないなあ。
何しろやっぱり
あの娘がたまらなくよかったのもあるし。
何というか…結局、鈴音って自分で動いてないなあというのが疑問に残っちゃったんですよね?
言いはしましたけど、他は全部他の人のお膳立てだったような…。
 …しかしあのはっちゃけっぷりを晶に見られたんだ…すげえなあ…というかどこで…?
 ひっそりと追記。
名前呼びじゃなくて、『殿様』って続けて呼んで欲しかったと思った私は馬鹿ですか?
…いいじゃん。

 で、外伝。本当にこれは鈴音エンド後にプレイする外伝。というか、彼女救済外伝。
…というか、私のための救済ですか?
いやでもこの外伝…タイトルになっちゃってるから隠す意味があるのかどうか。
でも致命的ネタバレなので、鈴音エンド後じゃないとまずすぎるでしょ。
 良かったけど……せつないなあ。いやいっそ彼女とどうにかずっと一緒に居たいんですけど?
同じであっても違うというのは二人とも知ってるみたいですしねえ。同じになるというより消滅っぽいじゃないスか。
あの最後の方に入った主人公の独白が…余計に。
ていうか。
俺はやっぱり彼女派だったんだと改めて。だから鈴音に萌えられなかったんだなあ、と。
だって、本人達はもう心に綴じこんでしまった事でも。
何かの拍子にまた来てくれると思ってるオチがあったらなあ、なんて夢想してますから自分。

 いやしかし、いいゲームではあるんだけどなあ。
既に
起動で−200点入っているのが切ないです。
落ちるのが気になって、ゲームに集中出来ないんですよ。
…いや、ゲームやる時間が取れない間にねじ込んでるという主因もありますが。

●メロディ@というかオトヨ。ちびろり魔女ッ娘
 えっとほぼ理想通りの娘ッコがやってきましたよ、という感じの魔女ッ娘。
自分で自分の首を絞めた挙げ句、その体型表現を加速させていくのは見事。目の幅涙がよく似合う(笑)
一番名前表記をいじられ、本人もいぢられキャラ。つーか楽しい可愛い。

_| ̄|○

 感想…ですか…?
もうこれだけ
派手に落ちる(30回以上は落ちた)と感想もへったくれも
…ていうか
最早意地
まさにメロディの魔力発動時の音楽みたいなのが流れてますけど?

 今のところは別段…というか、低価格だったからなのか、繰り返しなネタに飽きたのか。
あんまり強い印象がないんですよ。まったりゲー?
メロディの名前表示ネタはそれなりに楽しいんですけどねえ。

 最初で最後のマジック発動。
あれから5度程連続落ちして、諦めて再起動したら。
最後を迎える事が出来ました……奇跡だよママン!

 というわけで音代終了。
最後の絵が一番古いっていうのが笑えるネタなのかどうかは気になりますが。爽やかエンドは嬉しいなあ。
…描き直して貰えたら感動2割増しだったのではないかと。
いい話でしたけど、強弱的には鈴音の方が強い。あの娘が絡んでるからもありますけど。

 何というか…判定微妙。…微妙にまだやってない「ぱてぃにゃん」が心配になってきましたがどうよ。
ライター違うから…とかで何とか。
悪い話じゃないですよ、何というか巫女に魔女にそれっぽいイベント、と配置は十分なんですけど…。
7日間もある割にどうも主人公とヒロイン達との触れ合いが弱い気が。
最初からフラグ全開で途中までは押しが良いのに、寄ってこられると逃げるヒロイン。
一緒にいるぐらいでロクにイベントも無かったはずなのにヒロインに走る主人公。
むむーん。

●晶@恐竜少女
 Rでの追加キャラのようですが、一気に全面に押し出されてるっぽい強気暴力少女。おかあちゃんキャラ。
もう誰がみたってというか、主人公の好みのために急遽メイドになろうとするその姿勢だけでお腹一杯ですけど?
焼き餅キャラな割には何というか微妙に押しがやはり弱いのは他の二人同様なんですけど。
 …有り難う……何というか…恐怖に駆られながらも急に調子良くなったよ…
でももう流石に。勘弁だったなあ、今回は。
本当に全然ストーリーに集中できないわ、レビューは書けないわ。
あーでも。晶は追加だからなのか、全然良かった!
あの声だけはなんていうか……くあああ、って感じ?
可愛かったよーー♪ これ本当に恐怖に駆られなければあのシーンで脳髄まで萌えられたかも。
そして、場所も考えずラブラブファイヤーそして出刃亀(笑)
本当にお互い、もどかしい上に、たどたどしい恋愛模様。
ツンデレを希望してた訳ですが、しなくていい、むしろするな!って様子には完敗。
可愛かったなあ……そしていいエンディングでした。 なんていう爽やかだった事か!

★シナリオ統括感想
 
 名前表記、えちゲパロネタ、ゲームという事を意識したネタ、「…」表記裏のボイス、
とシナリオの巧さが光る上に、
かんなぎ氏の可愛い絵とくればもうかなり満足気味です。
 減点…というか全てをぶち壊したのは、あの見事な落ちっぷり。
いくら絵がよかろうがシナリオが良かろうが演出が良かろうがあれだけまっとうに動かないゲームに評価というのはあげられません。
★ラブキャラ
 
シナオバ。立ち絵希望。というか、晶クラッシャーだよな、さりげなく…ないか。

最終オススメ度 システム地雷 落ちなければ3つはあげられたのに。

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