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処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる DVD版

:なんだか内容にいつもより過多に触れてる気がします。嫌な方は←これ押して戻って下さい) 

メーカー名:キャラメルBOX
プレイメディア:DVD(通常版にはCD版もあり) プロテクト:無し 差分ファイル:無し 体験版/デモ:有り
原画:のり太  シナリオ:嵩夜あや
■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑))
 
 
 敬愛していた祖父の遺言により、学校を転校する事になった僕、瑞穂。
でもちょっと待って。
こ、これ。

『聖應女学院入学案内』

じょ、女 学 院 ?

 ・・・僕、男だよ?

幼馴染の協力(というか陰謀?)もあり、遺言を実行するために女学院へ通う事になってしまった。
男子だとバレるんじゃないかとヒヤヒヤしていた僕が学園で手に入れてしまったのは、
全校生徒の憧れの的で、代表でもある、「エルダー・シスター(一番上のお姉様)」の称号。
冗談の様な生活も様々な少女達とのふれあいにより、彼の生活や考えを変えていく。

 からかったりするものの、僕の強力な助っ人でもある、幼馴染の、まりや。
 寮でのしきたりもあり、僕の面倒を見ることになった、おどおどとした下級生、奏ちゃん。
 同じく寮生でもあるまりやの面倒を見ている、明るく元気な下級生、由佳里ちゃん。
 僕が転校してくるまではエルダーシスターの大本命だった、堅物な少女、貴子さん。
 僕の部屋にある日突然現れた、ノーブレスでしゃべり続けるハイテンション少女、一子ちゃん。
 学校で最初に出会った、不思議な印象を持つ女性、紫苑さん。

様々な才を持ちながら、どこか弱気で自分を出す事のなかった少年の運命確変が、今始まる。


★購入理由:女装ゲーとしてもレズゲーとしても興味は無かったのだが、瑞穂様に声が付いているとわかり飛びついた。

★システム(★★)
 
 
使いづらい。セーブの数も少なく、サムネールで判断するしかないし、クイックもない。
便利機能としては一つ前の選択肢に戻れるボタンぐらいじゃないかと。
エフェクトとかそういう部分に拘れるなら先にシステムにこだわってほしかった。
これだけ話が長いのにセーブ数がこれしかないというのもどうかと思う。CGもミニCGが登録されない。
 そして一番の致命的な点は回想シーンが揃っていない事。おまけシナリオの所の回想はともかく、
本編回想が紫苑、貴子のが抜けてるっていうのがなあ。
えちゲーを作ったつもりがないとかっていうんで抜かした、とかありえそうで笑えない。

★サウンド★★★★★) OP/ED/BGM SE 声
 
瑞穂様の御声が付いているからという理由で買いましたが何か?

 逆に乙女乙女していないのが有り難いのだが、基本としてそれはどうなのかとか疑問が。
声は主人公の瑞穂に声が付いているというだけで評価は200%増。
他のキャラも合っているのだが、あの一子の声優さんには素晴らしいで賞を送りたい。あー、順にゃん様か。流石。
後、えちシーンでの貴子の声には神が宿ってると思うのですがどうよ。
 OPとEDはちょっと弱い。絵が立ちCGだけで後はポップな感じでごまかしてるし。
歌が頑張ってるんだからもうちょっと頑張って欲しかったような・・・。
 SEはかなり自然に作ってあるので見落としがちですが、チャイム音から始まり、
沸騰音まで良く作られていると思います。おまけの無双SEは素敵だと思いました。

★CG(★★★★★) 背景 立ちCG
 
 こちらものり太さんという鉄板絵師ですので、外しは少ないのですが、
やはり幼いキャラの方が素直にうまく描けてるなあと。
特にストッキング原画に関わった方は全て認定を出したいと思います。ありえねえ上手さですよ?
SD絵もいいんですが、CGに登録出来ないのが痛すぎる。★に黄色を入れられrないぐらいに。
やはりこの辺もシステム周りか。実は立ち絵もいいので、かなりCG登録で補完できない部分が多いんです。困る。

まあ瑞穂の _| ̄|○ 絵(特にヒップラインの辺り)だけでご飯いくらでもいけますが何か?
あの娘の  _| ̄|○ 絵まで見れると思わなかったのでその辺もプラス評価。

ウリであった効果の『モーションノベルシステム』ですが、そんなには印象なかったです。
ていうか、やたら少なかった気が。
用語解説も後半になるとやたら少なくなって、いざ必要な時になって出ないというのはなあ。


■攻略順■
 ★Kの攻略順
一子→由佳里→奏→まりや→貴子→紫苑→おまけ

 ★最終推奨攻略順
まりや→由佳里→一子→貴子→奏→紫苑→おまけ

 ★攻略順について
 基本として、行事をベースに様々なヒロインのシナリオが絡んでいって、という流れで、
殆どのシナリオの流れが共通という問題点があります。
固有シナリオはほぼ無い、と言い切ってしまえそうなぐらい、章自体が固有とかがありません。紫苑ぐらいか?固有持ち。
元々飽きやすい人間ではあるのですが、それを除いてもこう繰り返されると・・・
 というわけで、正直、飽きない内に好きな子を攻略していく事をお勧めします。
由佳里シナリオは、由佳里自体がどうも。周囲の方が断然良いってどうかと・・・orz
一子は、おまけというかノーマルエンドというか。弱い。
奏シナリオは一子、由佳里よりは断然上、こういうゲームかなあ、というのの王道を行ってます。奏可愛いよ奏。
まりやシナリオはまりやの心を素直に受け止めれば爽やかなエンディングであろうと思います。
貴子シナリオも奏ほどではないが、キャラが面白いので十分楽しめるんですが、
 奏シナリオのネタバレが入ってしまっているので、どうしても 奏→貴子 にせざるを得ない。
まあ想定の範囲内のネタバレなんですが、これだけでも盛り上がりは違うので。
紫苑シナリオはほぼ丸々固有シナリオな章があるだけにメインヒロイン確定だし、盛り上がれるかと思います。
おまけは攻略によっては見てしまえるものもありそうですが、個人としてはプレイ終了後でいいかな、と思えました。


★主人公雑感 (名称変更:可・不可)
 
 
 お姉様=メインヒロイン=瑞穂様。 これ確定。

 つーか、OHPのヒロイン人気投票とか無駄だから! ここまで全部稼げる主人公ってどうしようもなく素晴らしいから!
声も激可愛くて、超ナイス選択とかもう手放しで喜んでますから!
 ・・・まあ、男性だと思ってしまうと(思うなそれが正しい)、
ただの鈍感でヘタレで衝動に弱く、えちになると急にS化する駄目男かと。

★シナリオ雑感
 
 
 いつだって、瑞穂様にこの身を捧げるつもりですどうぞ。
ちなみに某所のマリーが見たりしてる奴は全く知りませんのであしからず。百合もよーわからんし。
でもこれだけ可愛いと、えちゲーとしては本当にどうしたらいいのか困りますが。

●第1話:
 正直、体験版の時に満足できてしまって、買う気がなくなってしまったという、全部入り1話。入ってないのは一子ぐらいか?
(確か体験版では2話+Interludeまで楽しめてしまったために、これだけで十分と思える今でも)
瑞穂の可愛らしさ(間違った形容詞だが絶対に間違ってない)、
紫苑のお姉さまっぷり(個人的にはお姫様抱っこがあっただけで脳死)、
まりやの傲岸不遜さ(まあえちシーンで一気に好感度下がったんですけど。強引過ぎ)、
奏の愛らしさ炸裂(お盆のシーンで本当に頭の良い子なのかとか疑問)、
由香里の目立たないっぷり(可愛い子ではあるんですけどねえ。ハンバーグとか)、
貴子のツンぶり(いいなあ、あの全方向ツン)、と充分に楽しめます。
攻略方法によっては、完全共通にできる第一話ですが、まあ、これだけ濃いと何回かは楽しめそうです。

ちなみに個人的にはあの予告のピー音は「ご都合主義」が入ると思うのですよ?(奏風)

●第2話:一子の章
 選択肢はここで分岐していきますが、内容は共通な第2話。
(※この時点ではまさか最後まで共通の流れで行くとは思ってもいなかったのです)
サブタイ的には「一子声優さんの喉が心配でたまりませんよ?」な回。
一子声優さんは本気ですげえ。あれだけの長文を止めることなく言い続けるというのはすげえ。
 基本的に幽霊さんという立場上、出番が少なめになるかと思いきや、常に同衾、
それどころか、まりや以上の所までいっておきながら、
常時ベタベタコミュニケーションがとれるという、瑞穂の理性の異常さにはちょっと流石に引きます。
この2話もそうですが、基本的にずっと、一子とは同衾状態になってるんですよ。
それでも彼女とかってどうなんかなあ。
つーか、この時点で自分が瑞穂を男扱いするべきか、女扱いするべきかやたら疑問なんですよ。

自分がされたからって、女性のセカンドキスを平気で奪う男子。
経験した女性とただ寝るだけという同衾に最早なんのためらいもない男子。
女性と同衾してても最早ただの安心感しか抱かない男子。
奴は本当に男子なのかと。
疑問を抱いてもいいんではないかと。

えちシーンで何の疑問も持たず、普通のえちをしておきながら普通に話す言葉が女性言葉。
既にバレてるから演技の必要もないのに女性言葉。

 ドン引きです。

「〜わね☆」とかいう自分を想像しただけで首を絞めたくなります。

しかし気になることが。

・・・慣れてないか? 瑞穂。

あの女顔で世の中知らなさそうな割りに慣れてねえか?
シナリオを細かく判定してないので微妙だが、初めてじゃないなあ、あの女性扱い。
そして、あれだけ普段なんともなさそうなのに、若さに負けやすい衝動とか。
(まりやのシーンでも奴は結局目の前の誘惑に負けた形だし)
 まあ何はともあれ、これだけ、引きっぱなしなえちシーンというのも初めてでした自分。

●Interlude:緋紗子の章-プロローグ-
 この辺から狙った女の子とのエピソードが若干入ってきてる気がします。
 緋紗子様がみてるの巻。あるいは、○われちゃったその2。あるいは3話があるので、逆に気になる2話目。
まりやもそうだが、どうしてこうつままれる事が多いんでしょう。まあ隙だらけそうだがな。

●第3話:緋紗子の章-本編-
 サブタイ的には「瑞穂様が見てる」で(笑)
家政婦は2人いるんですが、あの根っこの部分がラストに繋がらないんだとしたら、あの引きは気持ち悪いなあ。

ネタバレ(?)感想開始
 サブキャラで1.5話分使ったというだけあって、基本としてのテーマの後押し話。
個人的には4話のラストで緋紗子が言った「性別とか年齢ではなくその人だから好きになった」
がこのゲームのテーマかな、と思ってます。
まあ要は「実は男でも(恋愛としての)好きになってくれるかどうか」なのかな、と。

 まあ、主人公が誰よりも女らしいというのは事実ですが、まあどうしてもやはり男なので、
「みてる」っぽくするにはそうするしかなかったんだろうと。
(※まあ根本的に百合ネタってBLと違ってそういう雰囲気を匂わせてるだけで、
  そういった行動を起こすものではないっぽいしなあ。あくまでもユーザーへのサービスか)
たぶん、美智子×圭とか確定なんだろうけど、見たいかと問われれば見たくない。
まあ、由佳里の次に倫理観の高そうな奏への性差間差別をなくしたシナリオだったんでしょうが。

まあ選択肢次第では繋がりそうだった糸を完全に断ち切っちゃいますからねえ。
流石に黙ってないで意見を言いたくなりますよ。
反転終了

●第4話:カナデレラ:配役 夫/瑞穂、嫁/奏、姑/貴子、夫の愛人/紫苑(友情出演)
 お姉さまパワー炸裂4話。あるいは奏シナリオ前奏。
結局このシナリオでは奏の事は殆ど語られず仕舞いなので、
(語られるのはいかに奏がお姉さま方に愛されてるか判るという事ぐらい)
あーあと、貴子がちょっと可哀想だったのと、瑞穂にいいようにいぢられてる君枝が可愛かったです。
あーあと、久しぶりに男の子みたいな声だしてる瑞穂が見れて嬉しかった事ぐらいです。
・・!(覚醒)みたいな、ってみたいなって・・!!
  _| ̄|○ (衝撃を隠しきれない)

●第5話:ジャイアンまりや
 まりや傍若無人の巻。ここで一気にまりやの評価がガタ落ちになりました。
(ああでも良く見ると、4話から既に拗ね始めてるなあ)
こういう『自分がひっぱっていかなきゃと思っていたのに、
実は自分がひっぱられていたという認識による拒絶感』事はよくあるシナリオだし、
そういうのにしては穏やかに纏められていたとは思いますが、
(大概パワー系の主人公だと、強引に話を元に戻すか、一気に行き着く先へ持って行ってしまう)
拒絶しようとしただけでなく、貴子の罠を許容した時点でもう一気に溜息モードへ。
まあシカトに対してほっといた瑞穂も、選択肢でまりやよりも自分の事が気になると選んだ俺ももう駄目人間なんですが。

まあそんな事はどうだっていい(え

まりやよりも。

貴子ツンデレ炸裂!!!

というか、見事な連携プレイ(笑)
そして、あれで一気に炸裂してしまった訳ですが、確かキスシーンがやたらあったのはどうだったんでしょうかね。
その時点で貴子様が
悶死という可能性は十分にあったと思うのですが。

●第6話:
 本当に微妙な扱いなゆかりんに涙の巻。
まあ本人も見事なまでに微妙な活躍しかしてないんだから当然仕方ない訳ですが、対処の仕方もなんともまあ普通な。
本当に微妙過ぎて可哀想。

★各キャラエンド雑感
 
●一子@ブレス継ぎなし幽霊ちゃん

■第7話:
 予告とかタイトルがなかった第7話。
話の雰囲気がもう全然誰の流れとかがなくてやたら不安です。攻略失敗とか十分ありえる。
でもまあ、2話からずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと同衾状態だし、
でもコンスタントに回数をこなす、愛とは呼びにくい二人の関係だってのに、
(つーか、もうなんつーかさあ、微妙すぎなんだよなあ。
レズもんなのか異性モンなのかわかんないし、そもそも愛とか恋じゃないだろ?
一子はその場のノリっぽいし、瑞穂は・・・欲の解消対象くさくねえか?)
話は何の動きもない。せめてタイトルがあれば安心できるんですがー。

 えっと、ここで平気で約3ヶ月近いブランクが空いてのプレイになるんですが。
えっと、気づいたら3月とかになってますよ?
・・・どうなってるのかあれですかもう一度7話からプレイしろとかそういうのですか、
それとも完全にえち担当だったという事ですか、それともサブからちょっと足された感じですか。
まあとにかく私の私用にも巻き込まれた結果、何か感想書いてごめんなさいになっちゃったんですが。

あはははは・・・・(ーvー;)
ふっつーに何の波もなく終わっちゃいましたよ? どうコメントしていいのか本当に困ります。
まあエンディング等もなかったので、やはり、ノーマルエンド扱いだったんだろうと。
 でも幽霊キャラで感動もなく山もオチもなく普通に終わるって・・・。
素材的にはいくらでも泣かせられるキャラとして使えるのにノーマル扱い・・・。
ちょっと流石に不憫ですが。

●由佳里@普通ちゃん
 お嬢様学校であの濃いキャラの中だと余計に普通っぷりのせいで消えていきます。
異常な怖がりでとても良い子。キャラとしては良い子なんですがねえ。
ごめんなさい正直言えば何でこの娘、攻略対象なのか私には疑問です。
奏とまりやさえいればキャラ的に補完できると思うのですよ(酷)。
ちなみに正体知らない組には是非、瑞穂の性別を知った時のシナリオを良くしてほしいぐらいで。
 うむう。どうやら、ちょろちょろと個別シナリオへの分岐点がある模様。
一子とのイベントとは違ったシナリオが展開されておりまして、そのシナリオが。

私はお姉様なんだからとか言う前に、台詞はともかく、
凄まじく冷静な瑞穂が気になる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。

■3話:なんつーか、イベント名をつけるとしたら凄い名前が付いてるイベントなんですが、
そういうゲー(Y○KIRIN氏(笑))じゃないから普通の絵だねえ。
まあ連続して戻ってきた共通シナリオの方は炸裂してますが。

 なんというか、由佳里=食べ物という何とも哀しげな設定が自分内で出来つつあります。
なんか常に食べ物談義になってるというか。

■6話:ほぼ貫徹朝寝話。固有確定とみて間違いないかと。
まあ、6話自体由佳里メイン(?)だったので、流れが微妙でしたが、流石固有になると深みが違いますなあ。
  ということは貴子様5話とかはもう祭とかが開けるのか!!
・・・由佳里狙いだったんでした。げふんげふん。
しかし冷静になってみると瑞穂はただ問題提議を底からさらっただけで、一子による解決及び救済だよなあ。やるなあ一子さん。

■7話:ほぼ固有シナリオ。やはり『由佳里=食い物』という図式は完璧かと。
そして。

きたきたきたきたきたよおおおおおおおお!!!!!

・・・と祭を開きたかった心境だったんですが、立ちCGで流される悲しみに涙が止まりません。

馬 鹿 に し と ん の か ? ( 怒 )

ちなみにたぶん、自分内のおとボク評価の半分はこのバレシーンで評価しかねなかったんですが。

_| ̄|○

・・・・・・・・はあああああ。
2周目だし、まだホラ先発だからまだ取り返せるから!って信じたいですが。
評価としては一気にかなり低くなりました。18点ぐらい?(赤点)
由佳里というキャラだからこういうシナリオになった・・・んですよね?(切実)

 ひとまず。緋紗子先生話で同性間の恋愛に関して、ある程度ちゃんとしたものになっていて、
それについて葛藤した挙句、同性への恋愛を受け止めて、なのに男だと知ってしまって逆ギレ、というならまだ判るんですが。
 女性としての瑞穂への憧れというなら判るんですが、なんの葛藤もせずに同性への恋愛願望を働かせ、キスを強要した挙句、
発覚したら逆ギレって。
まあ、一子への拒否感と同じようで、「進歩のない娘だなあ」としか思えなくなってました。
恋愛への回想がないんですよ。恋愛物なんだろうから、もうちょっと頑張ろうぜ?なあ?
それともえちのためについてるってだけでただのレズゲーにしたかったんか?
(そういうゲームなら葛藤なしがデフォルトだろうし。BLと同じで)
そうなら諦めますよ、素直に。
 正直、次回最終回なのが良いのか悪いのか。
まりやのすぐ次に好感度が悪くなってしまった娘と長々とやっていく自信がありませんので。

■最終回:
由佳里以外は全員凄くいいのです。
 自分的サブタイトルなんですが。
つーか、まあそりゃあ、奏の言う通りなんでしょうけど、でもあの逆ギレぶりには耐えられません。
しかも由佳里シナリオだというのに、ずっと、一子が素晴らしい活躍を見せてます。
由佳里よりも後にやるべきだったかなとか思えそうなぐらい!
まりやもよかったなあ。あのさっくりざっくりぶりは他のキャラじゃ出せないもんなあ。

うああああああああ・・・・・・・・(大泣)

凄かった。畳み掛けるように凄かった。いいシーンでした。とてつもなく。
斬るまりや、紫苑。迎える奏、一子。
ええ、いいシーンだったですよ?
                  ・・・由佳里以外が。

 由佳里シナリオ終了。盛り返せず。まあとにかく、由佳里のジャイアニズムと、恋愛方面が弱すぎたのが痛かった。
後、他キャラでストーリーが成り立ってるっていうのがなあ。
 ジャイアンぶりに関しては、自分でやたら弁解してましたが、ほんとうにまりやの妹分だなあというか、
逆ギレした挙句、全部放り投げて瑞穂に投げちゃえ、というのがそっくりだ。
こういう女性のタイプは苦手というかぶっちゃけ嫌いというか。好きじゃない。
『何でこんな女を好きとか思える?』とか思ってしまうのですが。周囲の女性がいいだけに。
 恋愛は本当に弱すぎた。殆どどんな心情シーンもなしでキスと同時に告白で、
付き合ってる二人とかのシーンもなく、一気にえちして卒業して、アフターシーンで終了って・・。
やはり腹くくってレズゲとしてやるべきですか?(苦手)
 普通とか弱いとか書いてた一子シナリオの方が良かったとか思えてる時点で困ってます。
流れは当然共通なので最後まで他キャラが絡むのは悪くはないんですが、
どうも由佳里よりも他のキャラの方が良いという悲しみが・・・。

●奏@今月の炉あるいは今回のシナリオ泣きキャラ
 ちまドジッ娘。可愛すぎる。
紫苑が抱きしめたくなるのが充分に判るが、頭がいいという設定には繋がらないなあ。固有シナリオ次第か。
共通シナリオ部分で既に何かもう個別シナリオで泣かせるぞという種が見受けられます。
 年下組という事でどうも由佳里と比較し、由佳里よりも上という判定が自分内で出ます。
由佳里の様なある意味デレツンな状況になりませんように・・・!

■4話:真・お姉様伝説
 やはりそのヒロイン狙いにすると固有なシナリオになるようですな!(後訂正:微妙になりません)
自分内では小さく祭りが開催されてました。
雑魚に容赦のない男瑞穂! 人間出来過ぎてる紫苑! 可愛すぎる奏!!
なんというか、ぶっちゃけ由佳里で欲しかった部分(独白による補足とか、感情の元ネタとか)
がちゃんとあって嬉しかったというか。奏の設定は想像が随分ついていたので、純粋に感情が持てたし。
良い子だから好き、じゃないんですよねえ。頑張れる子だから好きなんですよ。

■5話は別に特出する事なし。ほぼ固有ですが、奏の舞台で個別とかないのがなあ。

■6話:ダンスはうまく踊れない
 というのを知ってるだけで相当な年齢であることがばれますか?
由佳里シナリオでその片鱗は見せていましたが、
奏シナリオでもその強さ(スペックが違うからなあ、当然泣き入るんですが)を見せつけました。
凄いです、一子。何故その強さが自分のエンドだとあんなんに…こっちの6話はもうすでに涙混じりで打ってます。

いいじゃないか! 傍に居てよ!!
 我が儘なのはプレイヤーの自分だけでした。

個人的に一子の幽霊化理由としては、
『逢えなかった事による未練』
存在理由としては、
『瑞穂という代替が存在し、かつ自分の理想(お姉様を旦那様に)が叶えられる存在であった事』
一子存続条件としては、
『一子を瑞穂に依存させる事』
或いは『一子に瑞穂との生活以外を望ませない(成長をさせない)事』
昇天条件としては、
『自分への成長意志を生み出させる事』
だったのかな、と思ってます。シナリオでも瑞穂とか一子とかの台詞で補完できる事ですが一応。
そう考えると、一子シナリオって超バッド?

 いやあ、凄く良かった。一子ちゃんらしい、奏らしい、瑞穂らしいが存分に味わえました。
みんなエエ子や・・・ぐすぐす。
いやあ、本当に奏が良かった。芯のしっかりした本当にいい娘さんです。シナリオも存分にいいムードでしたし。
・・・・本当にこんな感じで由佳里シナリオが流れてればまだ評価は良かったのですが。
まあ、ちーツッコミとしてはまりやと由佳里にはええんかとか思いましたが。

■7話:え、固有じゃないの?
 予告にこれでもかという感じで貴子が出張ってたのですが。固有じゃないん?
ていうか、完璧に貴子シナリオに入ってる?
え、だって、完全に奏ルートだったはずだよ? し、しくじった!?
宝瓶宮に火星が入ってるからか?(笑)
 そして瑞穂様が!!  なんつーか、男らしいんだか女らしいんだか。
 えっと、問題の起きそうなシナリオだった感じなんですが、見事に綺麗に納めましたなあ。
見事と思うべきか、世の中そんなに綺麗じゃないとか言い出しそうな汚い自分がいますが。
そして、見事に貴子→奏シナリオに移行できたなあ、と。
そして、流れるようにえちへ行くんですが、冷静な自分が戻ると怖い。
・・・・本当に何の疑問も抱かず、奏を喰ってますが瑞穂様。
ちょっとさすがにそれはどうかと思うよ?

■8話:担当?
 というぐらい、濃厚です。ていうか、何度も持ち出して申し訳ないんですが、
列的には下級生と同列な筈なのに、このシナリオの優劣の差はなんなんでしょうかねえ。由佳里。
タイトルですが。由佳里がほぼ1回だってのに、奏は4回。こんな所にも格差社会が。
無差別に愛しまくってるし。
そして、可愛いですよ奏。可愛いよ本気で。
いいなあ。こういう子にこそ、自信を持って貰いたいもんですよ?
そして愛されてる子だなあ、と。貴子きて紫苑まで愛しまくり。
 そして喰い放題状態な瑞穂様がこっちのシナリオではかなりのヘタレっぷりを発揮してます。

 奏シナリオクリア。いいシナリオでした。奏独白入って、回想入ってと豪勢だったし。
オチも良かったし。最後のエピソードも良かったし。
うーん、質的にはラストキャラに持っていった方が良かったか、というぐらいには。

●まりや@TV版ジャイ○ン
 正直言って、あの喰われシーンで一気にマイナス評価になりましたが。
つーか、自分、愛されてないなあとつくづく。
おもちゃには散々されてるけど、あれだけ瑞穂の事考えないで自分の好きに動かす娘が好きか、
と聞かれれば酷く疑問が残ります。
キャラとしてはいいんですが、他キャラで先に5話をやってるとあの厚顔無恥さが鼻につきます。
ていうか、フォローには紫苑がいるんで、ぶっちゃけまりやいらねえとか思ったりするんですが。

 えっと。感想が薄いのは大スキップ大会開催中だからです。
まりやメインの5話ははっきり言って、ただでさえ好感度が最低値のまりやを更に下げさせるだけなので、
凄い勢いでパスしました。
 ちなみに、プレイヤーが全く盛り上がらないまま、くっついてる様な二人です。
うーん、シナリオ構成がちぐはぐすぎてどうもやはり駄目だ。

 終了。悪くはなかったんですよ、悪くは。
自分が自分の中のまりやに対する心証を変えられなかったのが一番の問題点だったんじゃないかと。
キャラは悪くないし、ああいう流れもそうなるだろうなあ、という予想範囲だったので。
恋愛に関しては・・・どうなんでしょうかねえ。
ここまで書いておいて今書くのはまずすぎるんですが、
まりやに対して心証を悪くしないのがまりやルートのコツなんじゃないかと。
ある意味まりやもツンデレキャラな訳ですし、ツンだと思っていられれば良かったんだ! ・・・しまったあ。

●貴子@ツンデレデレラ
 らしいですな。つーか、2話の段階で既にデレだった気がするんですが。
貴子といえば5話。5話といえば貴子な訳ですが、個人的には6話冒頭のデレ貴子がラブです。
微妙に共通部分では処女はお姉さまには恋はしてないだろうというタイトル違くねーかシナリオの
中で奏と共に恋っぽいオーラを出してる貴子様には感謝感謝です。
 またか、と言われてしまいそうですが。

飽きました。(またかというツッコミ大歓迎)

いくら貴子のツンデレ度が高くても、いくら途中で若干の固有なシナリオが混ざっていても、
こう同じなぞりのシナリオを何度も何度もやってると流石に飽きるんですが。
完全に固有な部分ってほとんどこのゲームないですな。エピローグぐらい?
・・・ちょっとまて、流石にゲームとしてはそれはどうよ?
飽きさせない工夫はしてるつもりなんでしょうが、後半になると言葉の解説も極端になくなるし
(しかも欲しい部分で全然ないのはどうよとか)
何しろ何回も聞かされるから飽きる。
奏固有だと思っていた7話も同じなぞりだし・・・
 いくら貴子が良くてもどうにもならない部分があるなあ。

ぎやあああああああ。

雑誌情報とかで知ってはいたんですが、ビジュアルでかつモーション入ると洒落になりませんな。
・・・貴子の普段着。

貴子「・・・・・・・・・・・・」

ひいいいいいい!!!(貴子の鼻血カットイン入)
なななななんですかかかカカこの可愛すぎる人は!!!
ぎゅーどころじゃねえ!
萌えキタ!
祭りじゃ!!!
皆の者!!!!!!!!

祭りじゃあああああああ!!!!
祭りじゃああああ!!!!!

 ああ、楽しい。こうかなり精神的に飽きてきてたんで、正直このデレ萌えはたまらん。
恋愛の流れは多少瑞穂は置いておくとして貴子はやたら可愛くていいし、(というかおばかだよなあ)
バレンタインを一番効果的に使ったシナリオじゃないかと。

すげえ。
神絵師&塗り師認定。
遙か昔。破れたストッキングを見て神を見た自分ですが(見るな)。
降ろされたストッキング絵を描ける絵師とそれを塗れる神を見る日が来ようとは思いもよりませんでした。
まあ若干足の指の部分が気にはなりますが(もっと濃度濃くして指を見せない方が良かったが)、
凄いですよ、本気で。
 いやまあその前に力任せで破けるのが当然なのかもですが、そこは瑞穂様ですから!
・・・凄まじい変態文章書いてるなあ、自分。

●紫苑@不思議姉様
 通常版でのパッケヒロインですからメイン確定なんですが。おちゃめな性格は嬉しいんですが、
キャラ的には弱いなあ。攻略順でも貴子様をラストにしたかったぐらいだし。
あーあと、微妙に体弱くねえ。たぶん固有で一気に巻き返しそうだけどな(笑)
ちなみに現時点で紫苑にはまっっったく(まりやにはもっと全くだが)異性を感じません。
なんつーか、無理に異性を用意するとしたら姉弟? というか、親友だよなあ。
しかも同性の親友。恋愛を入れる必要がないんですがどうするんだ?

■7話@ようやく固有
 ここにきてようやくヒロイン固有のシナリオっぽくなりました。
本当に流れが統一だったのには正直飽き飽きしてたんで、新鮮みのある紫苑シナリオは読めてます。状況が状況だけに、書いていい事ではないのかもですが。
いや、元々持ってたスペックを持ち出しただけだし。
他シナリオだと全然そんな風には思えなかったのでねえ。
まあ、最終話になっても恋愛とかが全く枯渇してる気もするんですが。

■最終話@完全固有
 欲しかった物はここにあった。エルドラドは確かにあったのだ。

全軍、瑞穂様に続けーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

祭りとかじゃないんですが、萌えとかじゃないんですが。
可愛い。可愛すぎるよ紫苑。どうしよう。
やっぱ外見というか、今まで構築されてきたイメージとのギャップってあるとものすごい破壊力。
可愛すぎるよ、どうしよう。(どうもするな)

 終了。まったりおっとりと終了。ここへ来てあの子がまた出張った事に関してはまあ、いいかと。
何というか最後の最後で紫苑が紫苑に戻ったのでまあいいか、というなんかいいんだか悪いんだかの終わり方に。
 ああでも、紫苑と母の会話で彼女が瑞穂についての部分で一番嬉しかったです。
紫苑は本当に「瑞穂」の事好きなんだなあ、と。

●おまけシナリオ

episode1:緋佐子×詩織  回想シーン補完?
episode2:美智子×圭   やはり大方の想像通り。強弱はここでも。
episode3:   ×君枝  可愛いけど暴走気味。
episode4:かまいた○   7種のエンディングに君はたどり着けるか!?
                ちなみにミニシナリオ付きの奴は絶対攻略サイト使った方がいいかと思います。結構面倒。

★シナリオ統括感想
 
 実際、純愛物でえちシーンが気まずいゲームもあまりないんじゃないかと思います。
基本としてはプレーヤーが瑞穂を男として見れるか、女として見れるかというのもあるんですが、
自分の様な主人公=プレーヤーと考える人は今回結構難しかったんではないかと。
立場としては中途半端過ぎたし(殆ど自分は女性に見えてるんですが)、
(シナリオ的にも後半はもう瑞穂=女性とか思ってたんじゃないかとか思える節が・・・)
何より自分が恐らくレズゲが初めてでかつ苦手だというのが敗因かもしれません。

後一番の問題点は。

  ぶっちゃけ飽きてしまうと、凄まじく長く感じるだけ。

 いくらバレンタインが楽しくても4度も同じネタ見せられるともうウンザリというか。
学院内という制約があるとしても流石にこれだけ同じ物というのは・・・
最後の章ぐらいは完全固有にして欲しかった。ほぼ紫苑だけなんですよ、固有の章持ってるの・・・
ああ、それでも卒業式があるか・・・・。

★ラブ順:瑞穂様>(ベルリンの壁)>貴子>奏>紫苑>一子>圭>美智子>君枝>>まりや>由佳里
★ラブキャラ:瑞穂お姉様(普通に素で答える)
最終オススメ度 ★★★★ 過度の期待は禁物だが、瑞穂様をどう思えるか次第。

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