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そして明日の世界より――


※個人的には前情報一切無しでプレイした方が色々な意味で衝撃的じゃないかと思います。
※その前情報のアレ(OHPのあらすじには普通に掲載)に関しては開示状態でレビューしてます。
(嫌な方は←これ押して戻って下さい) 

メーカー名:etude
プレイメディア:DVD プロテクト:無し 差分ファイル:有り 体験版/デモ:有り
原画:植田亮  シナリオ:健速
■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑))
 
  過疎に向かう島に住む少年は、それでも優しさに包まれた生活を送っていた。
 寡黙な父親、明るい母親。
  隣家の幼馴染みの姉妹、朝陽と夕陽。そして二人の父親。
  ライバル兼親友の男勝りな元気な少女、青葉。
  大人しいながらも機微にたけた転校生、御波。
  自分とつるんで遊んでくれる老人。
  声を掛けてくれる島の人々。
 島から出て行く若者が続く中、少年は既に島で生涯を生きることを選んでいた。
 
 少年が望んだのは、変わらないこと。  ・・・それは出来るかもしれなかった未来。

 変えてしまったのは一つの輝ける星。
そして変わってしまった世界。 終わる世界。
狂っていく人間達と時間と運命の中で、少年は日常を取り戻そうとする。
  −−いつも通りの明日を迎えるために。


★購入理由:勢い。

★システム(★★★)
 
 
良好。クイックセーブ有り、セーブロードは100個、コンフィグも丁寧設計です。
だが、だからこその苦言も。
一番は起動時にウインドウサイズを覚えていない事。いちいちフルスクリーンにするのは面倒です。
それと、スキップが選択肢毎にいちいち止まるとか。
 クリックすると、話中のボイスは瞬時に消えるのとかももうちょっとどうにかして欲しい。
(モノローグの場合は続けられる機能希望)、
メモリの過負荷が高いせいか、警告ウインドウが出るだとか。
それと、差分が多いので、出来ればCGの回想の部分には差分がいくつあるとか表示してくださると非常に助かる・・・

★サウンド(★★★★) OP/ED/BGM SE 声
 
 
OP曲でゾクっとしたのは久し振りです。まあI'veには甘い判定付けるんですが、いい歌でした。
OPムービーは神月社 様。まあ相変わらずといえば相変わらずなんですが、
水の波紋が広がるシーンはかなり良かったです。
 SEはあるにはありますが、印象的とはあまり言えず。日常音が殆どの話ですからねえ。
 後は声。かなりいいです。男性がいいのはもちろんの事、ヒロイン達も結構いい声出します。
髪型はともかく(苦笑)朝陽がかなりいい声です。

★CG★★★★★) 背景 立ちCG
 
  色彩職人はネ申で確定していいんじゃないかと。 素晴らしいです!
空の色のグラデーションの美しさは最近のゲームの中では群を抜いてる。あとブランコの手すりの色も。
初回版だからかもしれませんがCDの色がかなり美しい。
 絵は目がかなり独特な感じの柔らかい絵。(塗りの粗い部分も目立ちますが・・・)
1枚絵に表情差分が多かったのもかなり好感が持てます。
髪型の変更が殆ど無かったのは残念ですが、普通の立ち絵も表情差分が多いです。
他にも意見多数でしたが、
日向姉妹のあの凄すぎる髪型はどうにかならなかったのだろうかと。
特に朝陽のあの野暮ったすぎる三つ編みは・・・orz
 背景もかなり美しい。やはり色と塗りが美しいと背景は映えますなあ。
ただ、若干街を見下ろす森の部分が色と塗りが手抜きだったのが残念。
(背景とか効果で健速氏がチェック入れた部分だけが美しいのかな、と穿える(チェックしてるという噂を聞いたんですが)。
 雲とかも通常時は本当に余り良くなかったりするのもあるんですよねえ。)
まあだからこそ、海と空が美しいのかもしれませんが。


■攻略順■
※全エンド閲覧で「START」後が「original」(今までのストーリー)、「after」に変化。

 ★Kの攻略順
夕陽→朝陽→青葉→御波→NORMAL→AFTER

 ★最終推奨攻略順
夕陽→朝陽→青葉→御波→NORMAL→AFTER

 ★攻略順について
各ヒロイン→一般→AFTERの流れは大確定。
ヒロインシナリオも良いんですが、やっぱり一般エンドが一番かと。
うーん、エンディングとか設定上、やはりこの順番がいいと思います。


★主人公雑感 (名称変更:不可)
 
 
主人公のあだ名の元ネタは、ドラマを見ると塩おにぎりが食べたくなるのは自分だけでしょうか。
(完全に蛇足ですが、自分は新しいアレは見てないし認めていない)
真面目で堅物で鈍感な割に、ある程度ユーモアと冗談を理解できるよい子。
ただ今回の主人公は健速氏シナリオの中では、多少、人間らしさ
(というか、地団駄踏むというか足掻いて暴走気味なシーンというか生の感情)が多めです。
まあ設定が設定ですので当然ですが。まあだからこそ、堕ちて上がっていく彼を格好良いとは思えるのですが。

★シナリオ雑感
 
■OPまで
 自分、雑誌情報、OHP等で、例の隕石衝突の情報と後若干、情報が手に入れてしまった結果、
日常生活ののんびりした空気に胃痛を常に感じる結果に。
こんなに苦痛な生活は本当に勘弁してほしい、いっそ早く墜ちろよ、とか思ってしまいました。
 いっそ、この情報を知らなかった方が良かったんじゃ?と思えます。楽しくないんですよ、日常が・・・orz

 上記の雑感を書いてからかなりのブランクが開いてのプレイだったので、
すっかり落ち着きまして、のんびりと心を落ち着けてプレイできました。
基本、新作はガツガツとプレイするスタイルなんですが、こういうのもいいですな。

 とりあえず、島民とか他の学園生とかできるだけの人数を除外した箱庭閉鎖シナリオに違和感はありますが、まあ、その辺はノーマルエンドに期待するとして。
 好感度順(低い順から)発表。
御波@彼女の中が見えていないので、評価判定外に近い。外見は一番好み。
朝陽@悪くはないし、声は大好きだが、やはり眼鏡は鬼門。あの三つ編みはナニカノ殺人暗器かなにかか?
夕陽@子犬系幼馴染は基本好みでないのですが、あのあっけらかんさが好み。
   ただ、精神的にこれ以上子供にならないで欲しい。いやだいやだ言いそう。
青葉@有る程度情報を持ってしまっているので彼女が最高値に居るのはこの辺までかも。
   あのあっさり加減は既にひび割れてるような・・・?

 ちなみに、大好きなのは竜さんで(海さん含め)、時点が陽おじさん、3位が八島じいちゃんです。
老人大好きーさんが3位になるほど1,2位が凄く好きです。
竜さんはあの二の腕が好きすぎて、陽おじさんはあのキャッチボールのシーンが凄く好きです。

■OPから
 いやあ、もう急転直下の大暴落。うわあうわあ。このゲームと同時にパニックムービーが
作れそうな事になっているんだろうなあ、とか表面上は冷静にしてますが、
話的にはキャラと一緒にどうしたらどうしたらでいっぱいです。

★各キャラエンド雑感
 
●夕陽@頭の弱い子たぶん
 見事なまでの依存型。というより寄生型。ぎりぎりまで寄生して、ギリギリになった所で、
反省を述べる辺りが尚更質が悪いと思うのは自分だけでしょうか。可愛いけど!

そうだよちくしょう、可愛いと思えてしまうんだよ弥生人の癖に!(笑)

 正直、依存型は嫌なタイプで、うっとうしいと感じてしまうんですが、もう本当に「馬鹿な娘程可愛い」にピッタリくる。
本当に後は、嫉妬が怖いだけ。
 ちなみに、個別エピソードを混ぜつつ、基本の流れは同じみたいなので(=スキップ多くなる)、
感想が後になればなるほど、薄くなるのでご了承下さい。
ちなみに、ハーレム確定です(若い男が全く出てこないから)。
それなりに人数の居るはずの学校と島な割に必要な人間以外は余り出てこないんですが。
(他の人物が台詞はあってもCGが全くない。この辺がヒロイン差分の多さか)
夕陽はいつでも、朝陽はかなり見え隠れ、青葉は自分の意志堅めだけです。
御波は笑顔が可愛くなってきたですよ。
本当に全員貰っちゃえばいいのに!真面目さんめ!

 展開がパシパシ進んでいきます。
超思考な夕陽、ATフィールドが固すぎて理解しにくい朝陽、テンパリ青葉、悟りを開いた御波。
誰にもどうにもできないし解決もできない。叫んでも暴れても諦めても動かせない事態。
色々な意味で格好良い主人公には本当に好感が持てます。
 だがしかし。ここでもう一つの情報を手にいれている自分としては、不安定すぎる青葉よりも夕陽が不安でしょうがない。

ぶっちゃけ、   十二分にヤンデレ化が予想できるんですが?

ひーーーーーーーーーーーーーー!!

 ぎゃあああああああ!!!!(上とは別な悲鳴)
・・・そうだよな、こういうゲームだもんなそういう事もあり得るよな・・・orz
好感度は下がりませんが、主人公へのラブ度は確実に下がりました。
幼い身体が尚更痛々しい・・・こんなシーンが全員にあったらどうしたらいいんだよもう。

 ふう、ひとまず、落ち着いた所で。
まあ、夜になってからは一番のどうしようもない、あげておとして、の部分なんですが。

 なんだかもうどう考えても両方の親公認の新婚生活だと思う人手ェ挙げてー
はーい!
 な状況です。ヒロイン達もいつの間にか消えてるし。
まあ夕陽の場合、四六時中一緒に居るから違和感はないんですが。他のヒロインの場合はどうなるのかなあ。

人類総ヤンヤン(デレなし)。
・・・・ひいいいいいいい!!!
どうにもならないがどうしたらいいんだと、主人公同様じたばたしてます。
バレシナリオが怖すぎて進められません!青葉も怖いけど、夕陽が怖すぎて仕方ねえ!
一応、完全にハーレム作成は可能状態にまでフラグ上げちゃったので逆に怖くて仕方ない。
 そんな中、絶対にサトリ確定な御波が唯一の癒しです。

・・・・ずびー。
・・・・・ぅんはあ。
 ハンドタオルが側にあって良かったと思う自分です。もう7月12日は学校を出てから泣きっぱなし。
  自分は知らなくても葦野昴という少年の過ごした日常。
  自分が葦野昴となり過ごした日常。
  それが崩れていくのを今一番思い知らされたというか。
 正直、ここでバッドエンド直通の選択肢があったら、選びたいぐらい。
あの化学の先生の気持ちがわかっちゃった気がするぐらい逃げたい。
逃げるという選択肢をここで選ばないだけでも、本当にがんちゃんは良い子です。

 弱い自分を許して下さい。
・・・・えっと、じ、次回持ち越し。

 
・・・これはこれでどうなんじゃあああ!!!(←ちゃぶ台返し!)
と理不尽な文句を言ってみました。
 え、なにその余りにもご都合過ぎるというか、ありえない暖かすぎる空気は。
・・・気持ち悪いよ正直。
夕陽がアレな反応して、全く気付かない姉ちゃんと昴というのもおかしすぎですが。
今までの夕陽の行動が全て無駄だった瞬間な気がするのは自分だけでしょうか。
流石の俺でも気付くよ?

orz (必死に色々な吐き気と闘っている)

 ・・・・今すぐ島民に○されるエンドとかないんですかこのゲーム。
昴の設定として好意に鈍感という設定はあるものの、夕陽はあれだけのあからさまな好意を見せて、
かつ昴もそれに対してはちゃんと正面から向き合ってたのに。
それなのにこの昴の余りにも容赦のない拒絶というか、切り捨てには唖然呆然。

 こういう風に進めないと話が盛り上がらないから、というのは判らないでもないんですが、
ある程度の伏線(時々ちゃんと拒否するシーンがあるとか)がないと、
この余りにも傍若無人な態度には石とか投げたくなるし、
 ぶっちゃけここで島民に葦野家が襲われるシーンがあっても、
私は平気でそれを見られる自信があるぐらい、主人公+葦野家への好感度が堕ちました。
マイナスとも言って良い。
 まあ、両親に関してはそれだけ子供を愛してるんだから仕方ない、とどうにか思えるんですが。
それでも竜さんの好感度はかなり下がりました(海に至っては好きじゃないぐらい(え)
 昴の生への執着みたいなのもエピソード数的にはあったものの、
圧倒的にあったのは、家族と同義な夕陽とのエピソードの方だったはずなんですが?

シナリオ致命的ネタバレにつき反転開始

選択肢にあった、あの物語について考えた事が全て無駄になっている・・・orz
あれだけ、あの男の用になるのを嫌悪し、怖がってたのに、
さて、自分が同じ立場になったら、揺らされてもないのに、あっさり切り捨て。
間違いなく、あの物語の主人公よりも最低だと思うんですが。

本当に、葦野昴という男に、絶望した。

反転終了

 たまにこういう生と死と考えるゲームしてると、自分が狂ってるのかもしれないな、と思うことがあります。
平然と生に執着がないんですが? げ、ゲームだから、と思ってしまうんでしょうなあ。
・・・後、お陰様で大きい病気知らず(持病はあっても入院とか手術歴は成長してからはない)
なんで、その辺をなめてかかっているのかもしれません。

でもなー。
正直、余りにも夕陽に対して不誠実じゃね?

 頭を冷やすために時間をおいていたら、一気にゲームの世界と自分の心が乖離してしまった模様。
すっかり、葦野昴、という少年への興味を失い、この美しく悲しい世界への興味も失ってしまった模様です。
 まったくなんの想いも浮かばないえちシーンってどうなんよ。

・・・なんというか。本当に凄まじい勢いであちこちに振り回されすぎた気がします。
もうどうにでもなっちまえよ、みたいなのが一番強い。
軸が固まったまま、外側が揺らぐならまだしも、軸ごとふらふらするのは正直厳しいです。
  物語のメイン二人は盛り上がってるんですがねえ。
 こうも凄く意見をちょろちょろ変えられるともうよどんだ目で見るしかないというか。
やはりさくっとバッドエンド用意しようぜーみたいな気に。

 終了!
反省点は色々あり。まあほぼ自分のせいですが。
やはり間を空けながらのプレイは感慨をかなり減らします。胃痛も減らしてくれますが。
ある程度密度を濃くしてのプレイが大吉だと改めて思いました。

 後色々。とりあえず、本当に寄り道させすぎたのが一番の問題だったかなあ、と。
問題が問題故に、ぐらぐら揺れるその心情は当然といえば当然なんでしょうが、
物語的にも次々に転機が訪れるのにも困らされましたが、
昴と夕陽の反応に一番
振り回され過ぎた。1周目だったからなおのことなんですが。
自分たちだけの問題じゃすまされない問題をこうコロコロと意見を変えないで欲しい・・・orz

話の中に、

「寄り道をし過ぎ」
「私達にはそれが当たり前」

という部分がありますが、寄り道を殆どしないチキンヘタレプレイヤーとしては、この寄り道が一番堪えました。
もう思考が纏まらない。疲れる疲れる。
でもまあ、いいエンディングではあったと思います。

 エンディングで感動したかと言われれば、しなかった、としか。
泣かなかったし、そのままエンディングへとあっさり。エピローグも当然ありません。それが当然なエンドだったんですが。
感動しないのが逆に正解だとも思っています。
基本、毎日の日常に感動して泣いたりはしませんよね? だからこそです。

最後の所をちゃんと噛み砕いて理解出来れば感動出来たんだろうけどなあ。
そこまでの道のりがもうイライラの連続だったから・・・・orz 正直、エンディングは疲労感でぼんやりしてました。

ただ、正直、健速さんはこういうぐだぐだも書けるんだなあ、と。
まあぐだぐだ、というより、二転三転という主体性のなさを。 ・・・良い、良くないの判別はまた別のお話ですが。

ちなみに、竜さんと海さんの好感度は通常に戻りました。 下がったのは陽氏。

●朝陽@あの三つ編みは凶器なんです(そう思わないとやってらんない)
 声は大好き。何あのこう肝にクる声。「昴くん」と囁かれるとキュンとしますが何か。
くそう、眼鏡の癖に。(さんざっぱら言ってますが、眼鏡大の苦手)
ちなみに夕陽シナリオでのあのあっさり具合がこのシナリオではどうなるのかがちょいと楽しみ。
 やはり微妙な所で他とはひと味違う男、葦野昴。

 あっさりと朝陽に告白(過去形だが)してます。
うーん、この物語、確かに共有部分と個別部分があるんでしょうが、その辺が上手いなあ。
境界線を感じないので、全部固有な気すらしてきます。

 うーん、1周してるからの落ち着きというのもありますので、
(いつ誰がキレモードになるとかイベントとかも落ち着いて見れる)
心なしか安心して見れるというのと、
夕陽のようなトリッキーキャラじゃないので(プレイし終わってもあの娘の思考は理解しにくい)、
ある程度、落ち着いて見られます。・・・まあ、心の爆弾が大きいのでその辺のみ心配ですが。


うわあ。
プレイ再開しようと思うんですが、約1ヶ月ぶりって・・・orz

TH2以来じゃねえか?そういうの。いや今回は本当にゲーム引退の危機に直面してます。
ゲーム自体に興味を持てなくなってるわけではないと思うのですが。
今回も『やりたい』じゃなくて『やらないと』だった時点でそれどうなのとか。
このゲームが悪い・・・わけではないと・・・思うんですが・・・。

まあ、今はえちゲよりも体重とFFのが大事なんでしょうなあ。自分にとって。

 なんというか、こんな事態になって喜んでないか朝陽、とか。
余りの浮かれようにちょっと引きが入ります。
夕陽シナリオを先に進めているので、夕陽のあの台詞を見てるとちょっと怖い。

そして。
み、見逃せない台詞を発見してしまったのでここに掲載。

『衣装はいつもの通りの大人っぽい服装。
 同様に、髪型も
ウェーブがかかったロングで大人っぽい』

いつも通り、で、ウェーブのロング?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰が?

えっと、全国300人の
『あの朝陽の毛髪量および三つ編みはありえねえの会』の会員は立ち上がるべきかと。
この絵でロングウェーブで眼鏡だったらかなりいけた(何処に)と思うのですよ。
・・・誰だ、三つ編みにしようとかぬかしやがったの。
 このあまずっぱい展開はまあいいんじゃないかと。
ただ、これの甘酸っぱいラズベリートークが繰り広げられているのがほぼ
職 員 室
というだけで。 いつ神聖な教え子を育てる教職に就いた者達の場所が苺畑に?

 接触的には夕陽の方が近かった筈なのに、どうしてこう朝陽シナリオの方が砂吐くぐらいに甘甘しいのか。
ちょっと勘弁して欲しいと思いつつも、他のシナリオだとこうはいかないんだろうなあという気持ちもあります
(青葉は甘そうだけど、精神脆弱シーンが長そう)
 うーん、純粋な恋愛ものじゃないからなのか、こういう恋愛作風なのか。
好き同士になったなあ、という作りは上手いと思えるんですが、どうしても
歪んでる
 星の事に関わらず、大事な事を忘れようとして毎日を過ごしてる気がします。
だから、その辺が怖くてならないんですよこの姉妹シナリオ。

    orz

 眼鏡着脱な朝陽に自分は舞を踊りたくなった。
 そう、ここまで行けば立ち絵はない。
 だから、だから!
 立ち上がれ全国302人の『あの朝陽の毛髪量および三つ編みはありえねえの会』!
 と思った。
 凄く思った。
 戦える。このシーンでロングウェーブな朝陽が見られれば今後も戦えると俺は信じていた。

    orz

 戦えないよママン・・・・・・・・・・・orz
何故にここまで来てもまだ三つ編みを保持し続けるのか・・・
 夕陽シナリオもそうだった。もう2度目だからきっと慣れるって信じてた。
でもでもでもでも!
こええええええええええええええええ!
夕陽、超こええええええええええええ!!
(別にまだ実害を被った訳ではないが凄く怖い)
 そうだとは予想してましたが、流れは同じ。まあ恋愛進行度は違さそうですが。
とりあえず、朝陽との約束の件があるから、共通シナリオになったときのあの恋愛皆無感は、仕方ないかな、と思えます。
共通の部分で、噛み合いが上手くいってないんだよなあ。

修羅場、キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!

 うわあ、最悪のタイミングで凄いの来た。
胃痛がどうとか言ってる場合じゃねえ、どうしたらいいんですか先生!(クリックし続けなさい by先生)
 
続く修羅場のシーンでの脳内問答(完全ネタバレにつき反転)

 「先生! 問題に対する答えを見つけました!」
 「うむ、その答えとはなんだね」
 「陽案を全面的に受け入れていればこんな事態にならなかったのではないかと!」
 「うむう、しかしその答えには倫理に禁忌する部分があるがね」
 「そんなんあとちょっとで全部チャラです先生!」

 いや、本当に両取り案が一番良かったんじゃないのかなあ。
昴がただ、そういう背徳心を底に溜めてれば済むんだし。
ねえ、先生。

(反転終了)


 上記のネタを
「ネタ」として提出したんですが。
いやまさか本当にそんなオチになってしまうとは・・・・は、ははははは(空笑い)
 というか、朝陽の嫉妬心が何処に行ってしまったのかの方が逆に怖いです。あの瞬間一緒に飛んでっちゃったのかなあ。

 終了。
朝陽エンドというよりぶっちゃけ○○○エンド(でもえちシーンなし)
間違いなく、昴以外の全員が望んでいたエンディングには違いなく、
夕陽エンドはそれはそれで悪くはなかったんですが、朝陽エンドの方が好きだったりします。
まあきっかけがきっかけだっただけに、こういう収まり方をして、進んでいく彼らが大好きです。

●青葉@ポニテであの長さはどうか
 水着の背中のラインが大好きです。
ヒロイン達の中では一番思考が荒れっぱなしなのではないかと。実際、共通部分ではずっとダウナー系ですし。

・・・切ない。
最初っから全力で外されてる・・・orz 余りにも可哀想すぎる。
海の台詞も十分に頷けますし、これ、昴以外には全部バレバレなのに・・・・
 でもちなみに自分はボーイッシュな青葉が大好きですよ。御波を除けば一番には。
 ・・・・ひたすら切ない感情が押し寄せてます。
まあ愚鈍な昴が全面的に悪いのは十二分に判るので、甘んじて受けるしかないでしょう。
しっかし、可哀想な程に相手にされてないなあ、青葉・・・
 上の文章にてヤンヤンとか言ってますが、正直な話、ヤンデレキャラは生理的に苦手であります。
というか、狂気的に愛して貰うのって愛だとは正直思えない性質で。欲望をぶちまけてるだけだよなあ、とか。
 ただ、青葉の場合は昴の長年の抑制(とは本人は思ってないだろうが)があるから、
切れてしまった理性とか生への希望を繋げるためにも必要な態度だったんだろうと思います。
 正直、うーん、堕ちてくるってのに余りにも冷静な人達が多いので、
他キャラ時の青葉の言動はいいなあ、と思ってたんですが。

明らかに危険な方向へ行ってるんですが?

 ぶっちゃけ、どのシナリオよりも痛々しいです。でも確か、姉妹シナリオより評判いいんだったような。
ヤンデレが地道にブームだからか?自分としては本当にこういうの勘弁して欲しい。
俺はあの青葉が好きだったんです。 切なくてもあの青葉を返してくれえ!
 なんというか、青葉の切なさとかやり切れなさは判ってはいるんですが怖い。
うーん、青葉の母親という人なんて尚更怖い想像しかできねえ。
本当にあんな女なんだとしたら身の回りにいない方がいっそ幸せな気がするんですが。
 頑張れ昴負けるな昴! というかここで負けたら、本当に昴ヘタレ決定だ・・・

 コメントが見つかりません。入り組んでいるように見えて単純なのは理解してるんですが。
何というか・・・歪んでるなあ、やはり。
根本的に悪いのは葦野昴君に間違いないんですが。
 質的には確かに姉妹シナリオより上だし、こんな青葉が裏で潜んでいたと思えば、
姉妹シナリオなんて、プレイし辛いことこの上ない。
 テーマ的には因果応報の永久機関の止め方、でいいですかねえ。

 えっと。
夕陽が糖度 5%。
朝陽は糖度75%。
青葉は飲みきる直前までは糖度0だっただけに、この沈殿した糖分はあり得ない程に甘甘です。
うああああああああああ!(甘さに耐えられない)

 終了。いやあ、この攻略順は間違ってなかった!今の所は!!
正直、細かな感想を書きたいんですが、全部ネタバレに繋がってるというか(もう美味しい所書いちゃってる気もする)、
朝陽シナリオと同じように、想像が全部現実になったもんですから、書けなかったというか。
 とりあえず、いいエンディングで本当に良かったよ・・・・
まずあの青葉で「もう青葉は愛せない」と思い、
昴の変容に「もうこのシナリオは愛せない」と思った自分としては、
本当に良かったなあ、と思えるシナリオではあります。
・・・昴が余りにも愚鈍な点を除いては。いやあ、もう最後まで青葉の台詞の返答がないんじゃないかとハラハラしましたよ?

 御波シナリオにいってないんですが、とりあえず。
基本的に中心にいる昴が誰も選び取らなかったのが今回の全ての原因でFA。
愛情は誰もが欲しがってますが、とりあえず、
昴の1番を1番先に取れれば後は好きにすればいいさというスタンスはどのキャラも一緒です。
夕陽に関しては愛情ももちろん欲しいのでしょうが、昴に認識して貰える事を一番にしてますし。
・・・というか夕陽は本当に一人でやっていける娘だと今でも思います。
朝陽も青葉も最初の甘えの接触を昴が拒否すれば、後は自分でやっていくしかない、と諦めきれるかと。
そういう風に考えるとやはり誰とも、な一般エンドがラスト確定かなあ。
 それでは最後の恋愛を楽しんできます。というか、いい加減楽しいだけの世界希望(無理

●御波@病弱お嬢様は最強
 最初のツンツン感は本当に一瞬で終わるので、余りそういう形式は感じません。
あと病弱感も(笑)・・・一切、そういうシーンがないんですよ。今まで。
むしろなんかの生気を喰らって元気になる一方。星のエネルギーとか吸ってる?という位に。
 えっと、何か微妙に繋がっているような食い違っているようなシーンが混ざってますが、
それはそれで、美味しいシーンだったんで。
 というか判りすぎてる海さんが凄いです。というか、OPまでは昴、本当にいい子なんだよなあ。

食事制限付いた娘が通常の400倍の辛さの香辛料入り餃子を食べて良いのかという疑問は捨てるべきだと思うよ俺。
固有シーンになった途端ひっくり返るのはどうしてなんだとという疑問も捨てるべきだと思います俺。

 どれもが個性的だと言えばそれまでなんですが、同じ事態に陥ってもこう、考えが色々なんだなあと。
 余りにも普通に(設定が普通じゃなくても)話が進んでいくので心配でなりません。
本当に何の邪魔とか、歪みとかがないのが、トラウマを植え付けられ気味な自分としては
どうしてもその背後が心配でなりません。まだ諸問題は残ってるからなあ。

 終了。
断然一番今までの中では良かった。 余りぐるぐるしなかったように思えます。普通の恋愛物だった気もします。
歪んでなかったのが一番嬉しい・・・
ごめん正直歪みがないのがひっじょうに助かった。純粋に物語を楽しめなかったんですよ。
まあ回り回ってコンニチワな展開は今まで通りですが。
余り振り回されなかったのが一番助かったです。御波可愛かったし。
後半になって、本当に全く倒れなくなったのも良いんだろうか。
 しっかし、冷静に考えてしまうと、あれだけ群像っぽくヒロインちりばめてるのに、
ヒロインのために協力するとかのシナリオが皆無だよなあ!(笑)
全員が全員昴に自分の方を見てー! というだけなんだよなあ。

 さて、ついに一番よかったという一般シナリオに突入していきます。
ぶっちゃけると、シェルター行きだけは実は辞めて欲しくてならないんですが、
こなかなでクリスTRUEを書いた方だと思うと油断はいつだって許されません。あり得ない展開じゃないのがもう・・・

●一般
 凄すぎるハーレムエンド(違 。
確かに綺麗すぎる美しすぎるとは思いますが、仮想の世界はこうあるべきかと思います。

基本的にずっとスキップ出来なくなってから泣きっぱなしです。

というか、
これどんな男祭り?
昴がへっぽこなのは仕方ないんですが、
八島じいちゃんがもう抱いてーーーーーーーーーー!というぐらい男前な上に、
竜がもう! あのCGだけでもう何か全部報われた気がします。
・・・陽とキャッチボールCGはあったけど、この親子の会話が見たかったんだよう!

 ありがとう。
もうこれでエンディングを迎えて貰いたいぐらい。
 これ。凄いわホント。
恋愛とか庇護とか依存とかそんなん全部包み込める何かを見ました。
ぶっちゃけこの竜とのシーンのためだけにゲーム代出す価値があります。

 エンディング。えっと、AFTERがどうなるのか想像付きませんが(他エンドと違うから)。
とりあえず、すごくすごくすごくすごくよかった。
OP前の葦野昴がようやく帰ってきてくれてしかも一回りも二回りも大きくなって帰ってきました。
全てを受け止めるだけではなく、人に頼りそれを感謝できる良い子になって帰ってきました。
 さて、AFTER行ってきます。

●AFTER

ネタバレもあるんですがエゴ全開なので反転開始。

 感動というのもあるんですが、それ以前に思ってしまったのが、

『置いて行かれたorz』という感情でした。

切ない、苦しい。 何というか、届かない世界というのは承知してるんですが(そこまで妄想家ではないはず)
一般及びヒロインエンド(あるいはOrignal)とAFTERの間の事で、シナリオにない部分は、情報として手に入らない。
(日付とかも余りに微妙過ぎて判断できない・・・)
だから尚更、葦野昴という人間が完全にプレイヤーである自分の手を離れてしまったようで、
置いて行かれている様な気分で大声を出して泣きたいような気分です。

いいエンディングではあるんですがね・・・
シナリオ的にも演出的にも良いと思うんですがねえ・・・・
感情的に泣きたい。

反転してますのでエゴ全開で。
 個人的にはNORMALエンドで昴はやはりシェルターを辞めて欲しい。
津波に飲まれるその日になるまでは普通を選んでいって欲しい。出来れば。
シェルターの悲惨さの中で死んでいくのだけはどうしても嫌だし、
もし生き延びていたとしたら、AFTERで、あれを見つけるのは昴であって欲しいので。
(昴はみんなをちゃんと見つけてくれる人間だと思うんですよ)
温泉の出た日が余りにも昴の思い残す事がないなあ、と思わせる日なのが痛い。

まあとりあえず。
切ないし苦しいし痛いですが、いい彼らの2週間であったと思います。

★シナリオ統括感想
 
 
テーマは聖/書と某龍/之/介氏の作品でお届け致しております。たぶん。
「回避出来ない終わり」「全ての天秤」「選び取る為の行程」って所かと。
グジグジしてるし歪んでるし公開とかも凄く微妙で、コイツ等本当に仲が良いのか、と疑う事もしばしばですが。
(恋愛モードになっても他ヒロインが協力してくれるシナリオなんて皆無だった気がする・・・)
 文才があり、引き込む演出と企画を立てられる方だというのには鉄板出していいかと思います。
しっかし、後半は泣き通しでした。疲れた・・・

ラブキャラ:竜>>>八島老人>>(マリアナ海溝)>>昴>御波>>青葉>朝陽>夕陽
最終オススメ度 ★★★★★ NORMALの親子シーンだけでも買う価値あり。

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