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タペストリー -you will meet yourself- |
(注:多めの毒入ってます。嫌な方は■←これ押して戻って下さい)
※基本的にネタバレ度が高めになってます。注意!
※リアルタイムレビューを行っております。いつも以上に凄まじく薄いレビューになっとります。)
メーカー名:light
プレイメディア:DVD プロテクト:有 体験版/デモ:有 差分ファイル:有(必インスト。最後のバージョンまでインストの事。アップするとそれまでのセーブが使えない) 原画:Gユウスケ シナリオ:佐野晋一郎 ■ゲーム概要(ほぼK作=胡散臭い香り(笑)) 期限は既に定められた。 手芸が得意なぐらいで、他に特出する事もない少年、はじめ。 普通の少年は青年になり、大人に、そして、老人に。−−そうであろうと思われた。ただ、 ある日を境に、人生の流れが決まってしまう。1枚の紙によって、敵わない願いになった。 ただ、少年の周りには、彼を幼馴染みと、クラスメイトと、仲間と、先輩、と集ってくれる仲間が居た。 大事な、もう得られない、大切な人達。 手芸部の部長であり、少年の家のバイトでもある、奔放な先輩、遥海。 クラスメイトであり、同じ部の、ひかりの親友でもある、おっとりとしたお嬢様、詩。 同じくクラスメイトで、部も同じだが、少年に常に攻撃的な態度をとる、美那。 運動能力に長けていながらも少年を慕って手芸部に入ってきた後輩、紗希。 少年を慕ってくれる、大食漢の幼馴染、ひかり。 少年は決意を決める。 笑顔で居よう。周りの人の笑顔を護るために。 期限は半年。限られた期限の中で少年は自分らしく生を生きる。 ★購入理由:主人公設定 ★システム(★★★) light作品、購入はしておりますが、積んでるので、初プレイです。 動く動く! いやあ・・・頑張ってますなあ! いや、動くゲームはいくつかやっておりますが、動いているのが面白い、と思ったのは久し振り。 実はただスライドとかさせてるだけなんでしょうが、それでも見てて面白かったです。 ただ。 えちシーンに簡素な動きは。 本当に、全く、必要ありません。 土下座してもいいかもというぐらい必要ありません。ホント、勘弁してくれ。 アニメ動きならまだしも、あんなゆるゆる動かれても・・・orz 萎えるどころかスキップをしないとやってられないほど、しょぼすぎる。 これで盛り上がれる人がどんだけいるのか・・・自分には致命的に合いません。 後、台詞が吹き出しで表示されるシステムですが、昔こういうのを体験版でプレイした時は、 その違和感が凄くて嫌だったんですが・・・あれ?面白いよ? このシステムの問題点としては、キャラの立ち絵の顔が平気で消されたりする事だよなあ。 ただでさえすぐに画面いっぱいにキャラが集まる作品ですから・・・ ただ、この機能は勘弁して欲しい。 コピーガード機能付き。 初回はDVDを入れないと起動できず、2回目以降は不要ですが・・・。 自分のように、何故か誤爆率が高いマシンを使っている身分としては、 買うのにも勇気がいるんですよ、コピガーゲーム。ヘンな音するしなあ・・・自分のDVD・・・ (そういうソフトとかも入れてない(というか入れ方が解らないんです)んだが、インストールが途中で止まったりすんだよなあ。あ、アンチウイルスソフトも外してますよ?インストの時は) オリジナルのゲームを作れるようにオープンなシステムにしているので、難解かと思いきや、 システム自体はそんなに難解ではありません。 ショートカットやセーブ、ロード、クイックセーブもちゃんと付いていますが。 ただし、吹き出しのシステムのせいらしいのですが、右クリックでメニューを出すのが面倒かと。 後、動きの多いゲームのせいか、占有率のせいだと思うんですが、ウインドウにしていても、 レビューを書く、エディターの動きがやたら鈍くなります。 (ちなみに、エディタをフル画面にすると、占有率の変動が起こるらしく、変換時差はほぼなくなりました。) ちなみに、バージョンアップは1.01?まで確実にゲーム開始前にインストールする事。 OPやらEDやらが見れてないのはバージョンアップが1.0のせいぽいからな!畜生!! 難点をもう一つ。数は揃えてあるセーブですが、画像と自分のコメントとタイトルしか入れられないセーブ画面。 せめて、ゲーム中の日付か、実際時間の日時の記入はお願いします。 フルでセーブを何周も使う自分としては、非常にこの機能に頼っていたんだなあ、と思います。 似ている画面だらけで最新とかどれが古いかとかがわからんのです。 ★サウンド(★★★★★:ただしこれはBGMとSEの評価のみでの評価) OP/ED/BGM SE 声 ヨーヨーを叩く音を作ってきた人をあがめます。 すげえ、SUGEEよアンタ!! 久々に、SEのレベルが高く、しっかりと入っている作品です。 1つだけ、思いっきり萎える音入ってましたが。あれで更にえちシーンに絶望したのはここだけの話。 特殊な音とか使ってなく、かなり自然に音が入ってます。実はこれって凄い。 そして、BGMも今回かなり好み。タイトルと共に入るあのキャッチは何なんでしょうか!(笑) カニ!カニ!! このキャッチもMUSICの中に入れて欲しかったなあ・・・ いや、片思い日記帳聞ければ幸せだけどな!ウクレレだと思われるBGMも好きです。 声は余り聞いてない名前の方々ですが、基本はしっかりしてそうです。 まあ、なにより。 主人公の声有り万歳! というのは当HPとしてはそれだけで★は全部残しておける項目ですが何か。 ちなみに1.0とはいえ、バージョンアップすると、 ムービーが吹っ飛ぶ、というのはどうなんだろうか。 正直、SEだけで評価を出していると思って欲しい。OPもEDも評価としては★は1つもあげられない。 ★CG(★★) 背景 立ちCG 立ち絵はパターンが多いです。 口がコミック調で楽しいです。Σとかな! ですが。 実はフルCGがかなり少ない。 差分に至っては絶望したいぐらいに。 えちの差分なんてちょっと流石にどうよぐらい少ない。 頑張る配分を考えて欲しいなあ。 ■攻略順■ ★Kの攻略順 紗希→詩→美那→遥海→ひかり ★最終推奨攻略順 ひかり→詩→沙希→美那→遥海 ★攻略順について 狙ったヒロインを追いかけて行く方法ももちろん出来ますが、話の流れ的には共通部分を満遍なく進めていって、 (本当に満遍なく進めないと優遇されてるヒロインルートに行くので注意) 6話の遊びに行く場所の時点でセーブ、そこから固有を進めていった方が、繰り返しが少なく済むと思います。 ただ、各話のヒロイン選択によって、微妙にヒロインエピソードが変わってくるので、 その時点で、セーブロードで各ヒロインのミニエピソードを楽しんでしまうのがいいかと。 ちなみに、沙希ルートは考え無しで明るく、 詩ルートはどこまでもドロ沼で暗く、 美那ルートは確実に黒く黒く。 遥海は淡々と。 ひかりルートは王道だが物足りない。 ネタバレだと叱られそうですが、これぐらいの覚悟をもって入った方がいっそいいと判断します。 詩と美那でどこまでも胃のゲージを減らされた人間としては・・・ ★主人公雑感 (名称変更:不可) 手芸の技能が神業に達している男。声有り。 声有り!!!!! 設定に関しては、これ以上ないぐらいネタバレしてるので語る事は何もないです。 ただ、鈍感というか、ヘタレというか・・・うーん、自分では彼を「ヌケ作」と呼んでます。 鈍感を突き抜けて違う方向に行ってる気がします。 彼の性格に関しては、体験版をプレーして、印鑑の件までプレイしてみるといいかも。 間違いなくこのゲームでの一番の敗因はこの主人公の性格なんですが、 でもこういう性格じゃないと、この話は進まないので・・・・ ぶっちゃけ、寂しがり屋のナルシストのイメージすらあります。 ★シナリオ雑感 OHPでも各媒体でも載ってますので、当HPでも主人公の設定に関しては開示していきます。 病気で余命半年(確定)ですよ?(小さく書く辺りが小心者) うわあ、ぶっちゃけたなあ、俺。 まあ、それなりの数がある、主人公病気モノ、ですが、 小さな流れは数々あるゲームと同様ですが、話の流し方が結構変わっております。 (これはこれで楽しいので、ゲーム本編で楽しんでみて下さい) これはまあ、主人公のヌケ作っぷりと、アカ○ミー賞真っ青なヒロイン達の演技力がなせる技です。 ・・・どう考えても主人公とヒロイン達の相互のコミュニケーションがおかしいから為せる技だよな? ちなみに、嫌いではありませんが、時々殴ってやりたくなるような主人公です。 ちなみに、全然雑感になってないのは、リアルタイムレビューの方に書いてるからです。 ★各キャラエンド雑感 ●紗希@バカ子犬 主人公の悪ノリに付き合ってくれるアホの子の後輩。 恋愛以前の問題だが、可愛いので良し。 初回週ですからねえ。 泣きました泣きました。 沙希の問題・・・というか、沙希の成長云々はどうも納得いってないんですが、 はじめの最期のあたりだけでもうボロ泣き。 嘘くせえとかは投げ捨てとけ!良いんだよ俺が感動できればいいんだよ! ●詩@天然腹黒 とりあえず、本人が解ってない(解ろうとしない)のをバラさないで下さい、美那様(笑) 共通部分で彼女のテーマははっきりしますが。 どれぐらい暗くなるのかが心配です。 ・・・・でもちょっと待て。 主人公が死ぬ方がよっぽど暗い事だよな?(暗い嗤い) なんて、嗤ってる場合じゃなく、 どこまで行っても、暗く、黒く、どうしようもない話が続きます。 ・・・はじめの病気とは全く無関係に。 はい、予想通り、全ヤン化、修羅場 ですよ! 詩はサブヒロインで攻略できなくていいよもう!と涙目で叫ぶぐらいには勘弁して下さい、でした。 沙希ルートはただただアホの子だったけど、 本当にアホの子の話の方がまだマシに思えるよ! ・・・まあチキンヘタレプレイヤーなので、他の方はどうとも思わないレベルかもしれませんが。 ●美那@足技の王 この娘が一番固有のテーマがはっきり開示されてますなあ。 余り好きになれないんですが、でもこの娘のおかげでグダグダにしかならない各話が纏まったのも事実。 だが、それは、個人ルートに入った時の前までの感想です。 詩シナリオの方がよっっっっっっぽどマシだったというぐらい、 え、出るジャンル違うよな?みたいな話で、胃が痛いわ、気になって背中を向きたくなるようなシナリオで、 ホント、勘弁して下さい、と思いました。 エンディングも、今までがこう、泣かせるぜ!みたいなのだったので、 こういうのもあるだろうな、と思ってましたが、拍子抜けした俺はどこまでも黒い人間です。 ●遥海@ブー@俺はあの楽器みると反射的にあの方を思い出す 大物なのか小物なのか微妙に人物観が掴めない方ですが、こういう悪戯系策士はキャラとしては好きです。 ただ、こういうヒロインは女性上位になりたがるからなあ。Sな自分としては、苦手であります。 話としては、最後のギリギリまで、余りのトリッキーさで、ついて行けない話となっていますが、 まさか、一番まともな話になっていようとはどうしたらいいんだろう、みたいな話です。 いや、最後にもう一度プレイし直す程、エンディング直前は良かったんだ! ●ひかり@尻尾振り全開子犬 何の山も谷もねえ王道一直線で、終わり方も王道すぎて、どうしたらいいんだろう、と、呆然とするぐらいには、 あたりまえに終わりました。 いや、山も谷もあったんですが、これですら王道って・・・ ぶっちゃけると。 ひかりルートはしょぼかった。 残念!とかいうより、もうなんつーかね! いやまあ、王道ですよ? 基本、病気モノはこういう終わりをするゲームも見ております。 が、沙希ルート、遥海ルートを見てしまうともう、物足りなくなるんですなあ。 ★シナリオ統括感想 とりあえず、原作組の方に、ノーマルエンド(友情編)と(家族編)を作ってもらうのと、 TG版に入っていたヒロインのはじめ回想をヒロイン全員分プロローグとして入れて、 あと、ひかりルートの最後の前にもうワンクッション、できれば遥海レベルのラストがあれば、 何かに化けたかもしれないのに、と思います。残念です。 ぶっちゃけ評価しづらい。 はじめのアレが何度も号泣出来る自分が言える台詞ではありませんが! ★ラブ順:真司>ひかり>紗希>遥海>はじめ>詩>幾人>>>美那 ★ラブキャラ:晋平パパ&陽子ママ 最終オススメ度 ★★★ 病気ものではあるが、混沌と色々なモノが入っているのは覚悟のこと。 |
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